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おじさんの徒然、とか。

ここに赤裸々に書いてるようで書いてない事もたくさんあって、いちいち書いてたらキリがないし、私生活晒してお金貰ってるエンターテイナーでもないから、書きたいと思った時に都度都度思った表面上の行動や気持ちの動きを書いていて、でももっとこう本当に深い部分は書いてないような気がした。(今日は日本語大丈夫か?)

noteはじめてから本当の意味で気持ちが落ち着いた気がするので、書こうと思って書けなかった本音を少し書いてみたいと思う。

彼女と縁を切って急に過去の事振り返りだしたのは、Eさんが居なくなった時に心の底から悔いた事があって「俺、なんでEさんと一緒に生きられる人生を歩んでこなかったんだろう」って何年もずっと考えてた。

Eさんとはじめて会った日の記事。
(一昨年去年はGWに逃げるように旅行の予定入れてたけど今年はやっと入れなくても大丈夫になったので区切れた気がした)

女性と出会ってそんな風に思ったのがはじめてだったから、なんとなく生きるのが精一杯で流されて生きてた自分の生き方をはじめて後悔したのかもしれない。

例えば東京に住んでいたら、例えば同じ業界で働いていたら、例えばもっと若い時に出会っていたらetc…

あの時だから出会えたのは分かってるんだけど、「もしも」の自問自答を繰り返してた。無意味だしどうにもならないしマイナス思考になるだけなのは分かってるけど、あの時だけは気持ちのコントロールが出来なくてどうしようもなかった。

別の記事で少し書いたけど代々木公園で歩きながら話をしてた時、Eさんは同じ業界で起業した元同僚の話をしてて、呼ばれたらいつでも手伝いに行くと言ってたのが少し憧れを含んでたように思えて俺もそういう存在だったら良かったのかなぁと考えた。

ただEさんは俺がどんな生き方してても、誠実で優しくて楽しくてそばにいたらそれで良かったのかもしれない、けれどそんな事をちゃんと話せなかったからいつまでも引きずった気がした。

5月に出会って、彼女の誕生日が夏で星を一緒に見に行こうって言われて、でも忙しくて頭まわってなくて自分の中では行くつもりだったのに、多分言葉に出来てなくて錦糸町のホテルでEさんが俺との先を心配したのか、緊急事態宣言終わったら、新宿二丁目のオカマバーとか行こうって約束したのにどちらも叶えられなかった。

それから何人かの女性に出会ったけど、結局Eさんと比べてしまうし、クズだと思われてしまうけど、人に対してのどうしようもないほどの飽き性が発揮されてしまった。

少し前のどこかの記事で「愛された実感を持つのって大事」って書いた気がするんだけど、Eさんにホテルでずっと頭と頬を撫でられ続けたのが、俺にとって人生ではじめて愛された実感をもったんだと思う。

打算も駆け引きも無しで、会いたいから会いに行って寂しさに寄り添って愛情で返してもらって。撫でてる彼女を見て「手痛くなるよ」ってそんなつまらない事しか言えなかったけど…。

それはでも今まで多分愛してくれた人は恋人に限らずちゃんと居たんだろうけど、俺が素直に受け取れてなかったせいで。いや今も多分受け取れなくて、それはもう比べてしまってるから以外のなにものでもない気がする。

それで時間が流れた。ただ酒飲んで寝て暮らして思いつきで何かやるけどどことなく無気力で。


そこで彼女と再会した。10代の俺を知る数少ない人。

とにかく懐かしさでいっぱいだった。今度は昔から知ってる友達になるんだろうなって思ってた。何年も俺が俺じゃなければ良かったと思ってたのに、昔も今も俺が良いって言ってくれる人。ありえないタイミングだと思った。

ただいい歳した男女がコミュニケーションそれなりにとってたら恋に落ちるのにはそう時間はかからなくて。

俺と再会して毎日が楽しいと言ってくれる彼女、睡眠障害が少し改善したと言ってくれる彼女、声が聞きたいと言ってくれて寝不足になる彼女、早く会いたいと言ってくれる彼女。いつも子供のために頑張ってる彼女。仕事を頑張ってる彼女。俺の好きな彼女。

必要としてくれてるんだなと思った。だから俺は彼女が全部欲しかったんだと思う。全部欲しいっていうのが自分でもよく分からないけど。でもそれは再会した時からもともと叶わないのが分かってる話で。

不安になっていった。いつか終わる事が分かってるのに続ける関係に。だから会いに行った時、関係を焦ったんだと思う。旅先で好きな女性に会って次があるかも分からなくて。

会いに行く前、感傷的になった時期に本当はLINEで「会わないっていう選択肢もあるからね」って唐突に言った事があった。「なんでそんな事言うの」って言われて会いに行く前に何かを確認したくて試すような事言ってしまった。そのあとは適当に理由つけて誤魔化した。

もっといろんな話をしたかったってnoteに書かれた時に何も不安がる事なんか無かったのにまた自分で関係壊したんだなと思った。

「熾火のように」
俺はそんな言葉も知らなかった。

あれだけ色々話せて話し合って言えない事も話せて懐かしい事も話せて、肝心な部分と肝心な場面だけ話し合いがちゃんと出来なかった。

10代の頃知り合ってから同じだけの時間が流れたのに彼女は大人になっていて俺は子供のままだったんだな、というより懐かしかったりした彼女との時間で俺自身が子供に戻された気がした。

でもそんな彼女との時間があったから自分が自分で良かったんだなって認められてやっとEさんの事が仕舞えたんだと思う。

最後のほうで彼女から言われた。〇〇〇〇(昔の俺のハンドルネーム)の事好きじゃなかったほうが良かったんじゃないのみたいな事言ったら「私の過去を否定するな」「結果はこうだったけど〇〇〇〇を好きだった過去の私を私は好きだ」って。

多分俺に足りないのはそういう事なんだと思う。

再会した時、彼女が舞い上がってたからあの頃話せなかった人と話せてるからだよみたいな話したら「彼氏といても〇〇〇〇が好きだった」って言われて。だからそういうのも多分間違いじゃないんだよな。

Eさんを好きだった時間も彼女を好きだった時間もこれからの誰かとの時間も全部俺でその時の俺の行動はもしかしたら良くなかったのかもしれないけど、俺が俺なのは間違いじゃないんだよなって。

傷付けるのも傷付くのもある程度仕方ないって彼女に言われたな。

本音を言えば俺ももっと話をしていたかったな。いやもっと恋してたかった。


色んな事が連なってこうやって書き出して気持ちの整理がつくのに3年もかかった。

ただマッチングアプリで知り合った女性にすすめられてはじめたnoteだったのに色んな事があり過ぎた。自分にこれだけ向き合う事になるとは思わなかったな。

おこがましいけど、もし誰かが俺のnoteを読んで、何か気付いてくれたり感じとってくれたらそれは書いた意味があったと思えるなぁ。

子供の頃作ってたホームページの事、何書いてたかあんまり覚えてなかったんだけど、彼女が少し覚えてて、ある日全部消して、B`zのミエナイチカラの歌詞書いてたって言ってたけど黒歴史拗らせてんなと思った。

「時が過ぎる」から今なら今の曲で。

君が好きだった花の名前を
僕はよく知らないし
君が好きだった小説を
僕は読んだことがない
でも君の心は誰よりも美しく
そして弱くて
誰も見てないところで
一人傷付いてるのを知ってる

時には心を押し潰し
理不尽を押しつけられ
どうしようもならないことに
ただ虚しくなることもあるだろう
泣いたっていい
ずっと弱くたっていい
だから自分のことだけは
ずっともっと大切にしてほしい

今まで本当にありがとう
多分忘れられないけど
これからもそれぞれ日々は
長く続いていくんだろう
だから僕は僕の力で
君は君の力で
自分たちの人生をきっと
幸せにするんだ

シンガーズハイ「朝を待つ」

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