出会いとデートとか。

なんか書かずにいられなかったので、夜中にふと目が覚めてこれを書く。マッチングアプリは一時ほどの熱量は既に消え去ったものの結局なんとなく続けている。それはうまくいかなかった女性Dへの対抗心かもしれない。

女性Dとの事があってからマッチングアプリの目的が明確になったというかとりあえず誰でも良いわけじゃないのが痛いほど分かったのと、時期が悪いってのもあるけど、会えなさそうな子はちゃんと見切りをつける必要があるのも分かった。

その点で会う気が全くなさそうな女性Eはやりとり途切れがちになったのをうけて放置してしまった。気持ち的には助けてもらったけど、定期的な連絡が必要なのに先が見えないやりとりは辛い。女性Eからは色々な事情を聞いているけど、連絡が途切れがちになるちょっと前に、一度会おうかと持ち掛けた時に今は時期じゃないという事とそれでも会いたいなら他の人を探してとも言われたので、その時が来ただけかなと。向こうも深追いしてこないのでその程度の関係だろう。

で、それとは別にその時マッチングしてた人達も放置してしまった。気持ちが無かったのにマッチングアプリでマッチングを目的としてなんとなくマッチングした人達。数回のやりとりで止まってるけど、あの日から気持ちがぶっつり途切れてある日メッセージが書けなくなった。向こうもそんな気にしてないだろうと自分に言い聞かせる。

マッチングアプリのやりとりはちょっとまだ色々あるんだけど、それはとりあえずまたいつか書くとして、GWにつぶやきで書いた飲み友達が欲しい不思議な子と会ってきた。向こうは休みが不定期なのでやっと会えた感じ。すぐ居なくなりそうな感じがしてたから会わないでもいいかなって考えてたんだけど、約束として。ちなみに年下。

LINE交換してからずっとマメにやりとりしてるものの、見た目とか知らないし(余程じゃなきゃ俺も気にしない)なぜ俺と思いつつ、かまわれると放っておけない性格が出たので続いたってのもある。そういう意味で女友達のいう所の必要としてくれる人を好きになるって性格診断は本当的確だよなぁ。

酒飲みたかったけど都内は時期が時期なので酒無しでランチ。ちなみに自分も向こうも酒飲まないで飯食う事にピンとこないタイプ。向こうが食べられるものが少なかったので新宿近辺で探した代々木のオシャカフェへサンドイッチ食べに。正直女性Dとの事を思い出すのでこの近辺はまだ寄りたくなかったし、出くわす可能性すらあったけど、思い出上書きしないと一生来ないだろうなと思い一念発起。

待ち合わせはお昼にして約束の時間の30分前くらいに到着して代々木散策した。店の前集合だったので10分前くらいに着いて近くでスマホいじって待つスタイル。そういや服装の確認とかしなかったなと思って待ってたら、代々木だけあって色んな女性が通るもんだから、どれだよとチラ見してたら1人の女性がお店に向かっていって、出てきた店員さんと喋り始めたので「あっ」と思い近寄って「予約したあしたばです」と。店員さんもマッチングアプリの初顔合わせメンだと思わなかっただろうな。

席通されたので座って挨拶。キレイでないと言っていたけど俺の中ではまあまあ可愛い。(いつも言うが俺は人の容姿をどうこう言えるレベルではない)話し始めるとLINEでやりとりしてるから違和感はなかったけど逆にちょっとドギマギした。なんか自然に会いに行き過ぎて会話はなんも考えてなかったなぁ。した会話はサンドイッチ大きいねとか仕事の話とかそんな会話。彼女の食べられるもの少ないが発動してサンドイッチの具材であれやこれやは笑った。ランチのあとのプランも全く考えてなかったし、飯食って終わりかと思ったけど、プランある?って言われたからデート続行かと思い「歩きながら考えようか」で近くの代々木公園へ向かう。

原宿駅でコスメショップの行列が見えて「コスメとか興味ある?」って聞いたら「興味ないけど、あしたばくんと会うからファンデーション数か月ぶりに使った」って言われたので「気にしてくれたんだ(笑)」って言ったら「一応男として見てますから、女かも分かんないけど(笑)」って照れ隠しのジョーク飛ばされたのはなんかこっちも照れた。

代々木公園に入ると彼女から「こんなに気を遣わないでいい人はじめてみた」って言われたので「よー言われる」って返してまあ友達だよなって思って歩いてたけど「手つないでみる?」って言われたので手つないで歩いた。袖まくったり、向こうの身振り手振りで時々手は離れる。この距離感で最初に手を繋ぐのは簡単だと思ってるけど、手を離してまた繋ぐ時は少し緊張する。嫌で離されたんじゃないかなとか考えるから。「手また繋いでいい?」って聞いたら「もうちょっとムードある誘い方してほしかった」って言われたけど(笑)ちなみに「最後に男と手繋いだのいつ?」って聞いたら「いつも繋いでますけど!子供と!」って言ってたのは笑った。

彼女は仕事柄もあって子供が好きなので公園にいる子供全部にコメントしそうな勢いで、それを聞いててなんか安心した。LINEの彼女は寂しがりで仕事には誇りをもっていて子供が好きで。その彼女が嘘じゃなく隣にいるんだなって。

歩いてると木陰に円筒になっている複数人掛けのベンチがあったので座る。まわりはカップルとか高校生くらいの子達多め。2人で座りながらまわりの人間観察とかして雑談。暖かくなってきて気持ち良かったのか「肩かして」と言われたので「どうぞ」というと肩に頭のせてきたから俺も頭に顔寄せた。少しそんな状態でいて俺が耳元で「まわりから見たらカップルに見えるかな、友達なのにね」って言ったら、彼女が「距離がある!近寄って」というので体寄せて肩に手まわしたら体ごと預けきた。結構長い時間そんな感じでいて、たまに喋って上目遣いでこっち見たり。(可愛かったけど言わなかった)何考えてたんだろうって思ってた。「髪さわられるの嫌い?」って聞くと嫌いじゃないっていうので撫でた。途中肩がこるって話になって肩もんであげたら正面の高校生グループにエロ目線でガン見されたのは2人で笑った。

間違いなくお互い癒された時間だったと思う。

雨が降りそうになってきたので、プランもないし密なお店以外ないので「帰るかー」って言ったら、彼女がすぐ立ち上がって歩き出した。振り向かなかったからちょっと機嫌損ねたかなと思ったら「今日はバイバイってこと?」って言いだしたから、駅行こうかって歩き出した。歩きながらその先の進展を望んでいるのは分かってたけど、分からないフリしといた。駅について人混みから外れて俺が「今このまま帰したらなんかもう会えなくなる気がするんだけど?」って言ってちょっとの沈黙。もうちょっと居られるところ探すも時期が時期なので行き先もない。いや行くとしたらもうホテルしかないと言ったほうが正しいくらいの雰囲気。結局俺が困ってるのをみて彼女が「帰るなら新宿?」って言ってくれたから「そうだよ」でホームに向かった。

ホームで電車待ってる間に「〇〇さんが嫌なわけじゃないよ、でもいつか〇〇さんが居なくなったら俺泣いちゃうからなー」って言ったら「泣かせちゃうならしょうがないね、立場逆じゃない?」っていうからまた2人で笑った。電車に乗ったら「着くまで抱きしめておいて」って言って体預けてくるから立ったまま抱きしめておいた。俺が先に降りるのでその際に「いつでも会いにくるしまたLINEするよ」って言っておいた。

帰りの電車で向こうからLINEきてそれはいつもの2人だったので、またデートしようにはなった。今もう朝だけど朝のLINEも今まで通り。

好きかなで言えばお互い多分「今は」好きだと思う。

でも彼女の恋愛観をあの木陰で聞いていて「ずっと同じ人とは一緒にいない」「だから結婚はしない」って言われてるからやっぱ俺が泣くよなぁって頭の中ぐるぐるしてる。

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