(動画講座)元祖「特許情報分析を用いた技術マーケティング」~特許情報が「瀕死のスタートアップ」を救った!
こんにちは。「発明塾🄬」のTechnoProducer株式会社 CEO の 楠浦(くすうら)です。
ご紹介が遅れておりましたが、この度、2020年の4月に開催した
「特許情報を用いた技術マーケティング」
セミナーの動画配信を開始いたしました。
詳細、および、お申込みは、以下よりお願いします。
(サンプル動画もあります)
特許情報を用いて、新規事業を立案して大型の資金調達を短期間で実現し、その後、一部の事業をExitできた例は、私は他に聞いたことがありません。
ご存知の方、教えてくださいと周りの方にいつも言っておりますが、教えていただいたことがありません。おそらく、他に例がないのだろうと思っています。
当時、前例も、手法についての文献もない中、20名程度の部下を率いて技術開発(CTO)と事業開発(事業責任者)にいそしむ傍ら、独学で独自の特許情報分析手法を開発しました。当時、特許制度についてもあまりよくわかっておりませんでしたので、本当に大変でした。川崎重工・小松製作所時代に、もっと特許について勉強しておけばよかったと後悔しました。
ディープテックのスタートアップは、とにかくお金がかかります。
(研究開発を伴う新規事業の特徴だと思います)
当時は確か、1回目に5億円を調達して、1年半しか持ちませんでした。高価な実験設備、特に電子顕微鏡やらなんやらの、精密計測機器の購入で、億単位のお金があっという間に消えるんですよね、、、。その後、ナノテクだけでなく、バイオ系の開発も始めたので、「研究開発」設備投資はかなりの金額になりました。POCの段階で数億が消えていきますので、これが頭痛の種でした、、、。
「技術はあるが、売れるものがない」
状態が数年続くのは、金銭的にも精神的にも、非常に厳しい状態にさらされます。
私が現在、DeepTech、特に医療やヘルスケアなど、POC段階で割とお金と時間がかかるスタートアップの支援を手掛けているのは、このあたりの経験から来るものです。
「大変」
「修羅場」
にも、いろいろ種類があり、どれがどうという話ではありませんが、特に共感できる部分が多い、というのが大きいでしょうか、、、。
(弊社は現在、教育IT企業に属しますので、サービス系やIT系の大変さも、もちろん知っています)
あと、研究開発スタッフの方も、博士号をお持ちの専門性の高い方にお越しいただく必要があります。部下の方が、私より年俸が高かったりしましたね、、、。
精度の高い「目論見書」を作らないと、資金調達でうろうろしている間に、研究開発が滞って会社がつぶれてしまいます。
(実際、そうなりかけたことがあります)
そこで目をつけたのが「特許情報」でした。
結果から言うと
「大当たり」
で、事業企画と目論見書の投資家の評価は非常に高かったです。
2008年の弊社設立当初は
「ホントにできるの?」
などと、業界でも否定的な意見が多かったのですが、現在は、ナブテスコや旭化成を筆頭に、企業での知財ランドスケープの活用事例も数多く報告され、
「大学生でも知っている」
手法になりつつあります。
今年は、埼玉大学でも講義を行いました。
なかなか、感慨深いものがあります。
特許情報活用と技術マーケティングの元祖、いってみれば
「古典」
として、ぜひ動画でじっくり学んでいただければと思っております。
もちろん、いつもどおり
「楠浦節」
は、全開です。
楠浦 拝
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