【メンズフォーマルの基礎⑤】結婚式に参加する時のシューズ

今回は足元=靴の話。一番手を抜きがちになるところです。そもそもファッションにこだわりのない普通の人にはそれほど重要でないと考えている傾向がみられます。しかしながら、とても大切です。最低限の原則があるので、それを覚えておくと良いでしょう。では早速ー。

「色はブラックの革靴。デザインはストレートチップもしくはプレーントゥ。クラシックなグッドイヤーもしくはマッケイ製法(セメントで底を貼り付けたものでなく、縫上げている)のもの。」を選ぶこと。

まず、色についてですが、間違ってもブラック以外は選ばないでください。たまに、「ダークブラウンぐらいならいいですよね。」と相談されますが、答えは、NOです。今シリーズでひんぱんにお伝えしていますが、フォーマルシーンで男性は、差別化や個性を表現しないように。

また、ブラックであればなんでもOKではありません。スウェードはNG。デザインにおいては、できれば内羽式(上の写真のようにひもを結んだとき甲の合わせが一直線になる)のストレートチップ、プレーントゥがオススメ。

それ以外のもの、例えばウィングチップやモンクストラップなどは避けてください。ましてやロファーやスリッポン、最近よく見かける先が尖ったロングノーズはタブーです。余談ですが、ロングノーズの靴、さらに先が反り返った靴は、ホストぽっくなってしまうので、普段のビジネススタイルでもオススメしません。

靴には知性が現れます。手を抜くことがないよう、ぜひともこれらの原則は知っておいてください。

最低2万から3万かかるかもしれません。決して安くはありませんが、大事に使うと長年履くことができるので、頑張って投資する価値はあると思います。

ぜひとも参考にしてください。

普通の格好でいいという人のために。

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