1を聞いて100を考える究極の思考法「思考のセット」
あなたは一つの情報を聞いたとき、一体なにを思いますか?
「ふーん、そうなんだ」
多くの人がただ情報を、情報のまま聞くだけでしょう。
しかし、そうして1を1のまま聞くだけでは思考力は伸びていきません。
今回はどうすれば考える力がつくのか。
ひいては、考える力とは何かを明らかにしていこうと思います。
考える力に学歴もI.Q.の高さも重要ではないことを証明しょう。
1.I.Q.とはなにか
まず前提として、I.Q.とは何かを先に行っておきましょう。
I.Q.とは Intelligence Quotient の略。翻訳すると「知能指数」とされています。
このI.Q.は「頭の良さ」と誤解されることが多いように思われます。
しかし、この指し示す数値の「知能」とは一体どういうことなのでしょうか。
I.Q.とは「観察者が測定する、ある問題を解いた結果を数値化した」もの。
これはどんな数値化された「能力」あるいは「資質」にも言えます。
本来、数値化できないものを数値化した際、それは「誰かが」「何らかの方法」で行っていること。
そこには、その観測は正しいのか、という問いが残ります。
特に、このI.Q.の場合。
観察者が測定される側よりも知能が低かったら。その結果はどうなるのか。
もっと言ってしまえば、観察者の観察能力が乏しく、それを被験者がわかってしまって、対象のテストを解くよりも、何をしたいのかに思考を割いた場合。
結果は変わってくるのではないかということです。
知能自体は、幼少期こそ環境の影響が大きいものの、20歳を機に親のI.Q.に限りなく近づくともいわれています。
そのため、知能が大きく変化する子ども時代を除けば、大人は変化しないということでもあるでしょう。
しかし、もし観測者によって変化するのであれば。
されに、自身の体調・メンタル・状態にも影響があるとしたら。
I.Q.は世で認識されているほど、絶対的なものなのでしょうか。
私は知能検査は誤解されていると考えています。
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