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オタクだけど引っ越してみた〜部屋探し編〜

○序章
1年ほど前のある日、会社から勤務地の移動を申し渡された。
その時点の家から通勤すると、単純に通勤時間が30分上乗せされる形となり、自分の性格を考えると実行は不可能なので、迷う事なく引っ越しを決意した
「オタクの引っ越しは大変だ」とよく言うけれども、振り返ってみても心底大変で、願わくば残りの人生、二度と引っ越ししないように済むませたい。
この苦難にいかに、少しでも「楽に」しようと抗ったかを、未来の自分と同胞のオタク達のために記録してみることにました。

それまで25平米1Kの家に13年住んでおり、大変リーズナブルで作りも気に入っていた。
自分は世にいうところの「オタク」であり、さらに細くいうと「アニメオタク」「ゲームオタク」「ガジェットオタク」。
そのため家には本とBDと電化製品が溢れており、その狭間でPCとテレビと食卓をすべて一つの座椅子で賄うコクピットのような生活をしていた。
数度引っ越しを検討した事もあったのだけど、あまりにも気が重く挫折した経緯もあり、
幸いにも1年ほどの猶予があったため、じっくり物件選ぶことにした。

○物件情報収集
まず手始めに部屋探しのノウハウサイトを調べる。
しかし、ネットを調べてみるとそういうのは大抵「大家と直交渉」的な値段の代わりに手間を惜しまないものか「物件の〇〇を必ずチェック」など実に細かい几帳面なものばかり。
そんな事言われてもオタクなサラリーマンの引っ越しに割ける時間は限られている。
しかし「楽に」という視点のものは少ない。
求めてるのは「隙間の時間で探せて、条件に会い、地雷じゃない物件探し」なのです。
そこで行き着いたのが下記のサービス

**ietty | イエッティ[オンライン接客型不動産] **

専用アプリの内でのチャット応対と半BOTでのプッシュ物件おすすめをしてくれるというもの。
通常の物件検索サイトのアプリもたくさんあるが、これらは結局その検索先の不動産屋と交渉しなくてはならない。めんどくさい。
そこですごく良かったのが「他サイトの検索結果をコピペして見てもらってiettyで相談する」という使い方。
これだと、スマホだけで完結するし「楽」。
調べ物は好きなので全く苦にならず、チャットで聞くと「これは多分おとり物件ですね」と正直に教えてくるのだ。(沢山ある!)
またオススメの路線などもLINE感覚で相談できて非常に参考になった。
現地集合の内見も気楽だったし、手数料も安く、手続きも特に問題はなく、自分的にはすごく性に合っていたので選んで正解だったと思う。

物件探しするときに個人的に大事だと思ったのは
・路線図だけでなくGoogle Mapも見る
鉄道路線図は実際の地理とはかなりかけ離れており、経路検索だけだとわからないこともある。物理的距離は結構物を言うのでマップは見たほうが良いかと

・目的地から逆引きする
ご存知お方も多いでしょうが大抵の検索サイトには通常の住みたい駅から探す検索とは別に
「○○駅」から「○分以内」で「乗り換え○回」
という逆引きの検索法がある
のです。
思わぬ路線が見つかったりするので並行してやってみるのがオススメ

・Twitterで聞いてみる
求めてるものは人それぞれなので趣味の近いタイムラインで聞いたほうがわかる事こともたくさんある(皆様ありがとうございました)

・現地駅に行ってみる
全然楽じゃない方法なのだけど、仕事柄打ち合わせの外出が多いので帰りに回っていく方法でかなりこまめに調べ回った。
駅前の雰囲気や町並みは結構重要で、また通勤路線も検索で出てくる時間と体感でずいぶん違うので、余裕があれば行ってみたほうが良いと感じた。

と、色々書いたものの散々調べた物件も、内見当日までに埋まってしまったりする場合もあり、結構「運ゲー」だなと。
個人的には
場所(通勤アンド生活利便性)>施設充実度>間取り
だと感じた。
ここは人それぞれなので優先度を決めておくのが良いと思う。

各記事はこちら
部屋探し編
荷造り編
引っ越し当日編
収納編

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