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【ハイスピードカットの散髪屋】私が長年にわたり贔屓にしている理容室・理髪店……、それは1000円カット!!

1000円カットの理容室・理髪店って待ち時間や散髪時間が短縮でき値段も安いんで髪型が気にならないタイプの人にとっては最高の散髪屋じゃないですか?

かく言う私も、かれこれ25年ほど前から散髪は、いわゆる『1000円カット』なんて風に呼称される散髪屋に行っているわけです。

もっとも、ああいった形態の散髪屋に対して顧客が求めるモノって安さよりもスピードだと思うんで、自らを『1000円カット』って俗称で呼ぶよりも『ハイスピードカット』ってな感じの俗称を名乗る方が客に対しての訴求効果ってのは高いんじゃないかと思いますがね。

っていうか最近って物価上昇のあおりを受けてか1000円カットのサービス料金も値上がりして、今や『1000円カット』なんて呼べん状況やしね。

自ら『1000円カット』みたいな呼称で枷をはめると、物価上昇に伴い値上げするってな際に心苦しいモンがあるでしょうが、『ハイスピードカット』みたいな呼称なら安心して値上げできるってモンでしょう?

ところで……

たまに『自分の思いどおりの髪型にならなかった』ってんで「1000円カットの店は技術力が低い!!」ってなことを言う人が居るんですが、10分~15分って短い時間でカットするんが1000円カットなわけです。

そんな短時間で済ませる1000円カットの店で客の要望に全て応えるなんてことは常識的に考えて、できるわきゃないじゃないですか?

むしろ1000円カットの店って毎日大勢の客を捌いているんで技術的には相応のモノを持っているって思うわけなんですがね。

まぁ髪型に対して細かい注文のある人が1000円カットなんかに行くってのが、そもそもの間違いってことなんじゃないですかね。

ちなみに1000円カット的な散髪屋って地元高知では『大衆理容』って看板を掲げた店が多い印象ですね。

いわゆる1000円カットって言われる散髪屋へ通い出す前は、私も当然のごとく普通に理容室・理髪店の看板を掲げた散髪屋に通っていたわけです。

だがしかーし!!

理容室・理髪店って予約して行っているにも関わらず、1時間待ち・2時間待ちって普通にあるじゃないですか?

ああいった待ち時間ってマンガ雑誌なんか見ながら過ごすわけですがけっこうな苦痛だったわけです。

まぁ病院での予約時間ってのなら、アレって有って無いようなモンってのが分かってるんで、長時間の待ち時間ってのも我慢できるんですがね。

大勢の予約客が押し掛ける人気の『カリスマ理容師』が在籍ってのなら分からんでもないですが、普通に髪を刈るだけってな『カリマス理容師』しかいない、そこいらにある普通の田舎の散髪屋なのに、予約して行っても1時間とか2時間とか待たされるってのが意味分からんってことです。

ちなみに私、髪型って全然気にしないタイプ、つまり髪型に無頓着なんです。

いわゆる『ナチュラルな髪型』を大切にするタイプです。

そういった髪型に無頓着なタイプな私にとっては理容室・理髪店ってのは存外苦痛なんですよ。

普通の理容室・理髪店って1時間以上とか結構な時間をかけてカットやら整髪やらするじゃないですか?

「全体的に短くして」

みたいに最初に言っといても途中で何回も「ここはどうしましょう?」みたいに細かく聞いてくるわけです。

まぁそういった丁寧というか細かい所まで気にかけながらカットやら整髪やらするので1時間以上かかるとも言えるわけなんですがね。

しかし「ここはどうしましょう?」みたいに言われても、髪型に無頓着な私としては返答に困るわけです。

仕方ないんで「そこはナチュラルな感じで」みたいに、散髪時の髪型に困った時の魔法の言葉『ナチュラル』を連発するしかないわけです。

散髪屋の店主は何が分かったのかは分かりませんが「分かりました」ってことで私自身も分かっていない『ナチュラル』って要望に応えてくれるわけなんですがね。

まぁ流石はプロってことです。

ちなみに知人なんかに「髪切った?それ何てカット?」なんて聞かれても『ナチュラル』って要望一点張りでカットしてもらっているので、髪型に無頓着な私であっても「いやぁナチュラルカットですよ。HaHaHa~」みたいに返答に詰まるってことはないわけなんですがね。

ってな風に普通の理容室・理髪店ってのは、待ち時間も入れたら三時間ほどかかることもあるし、『髪型に関して細かく注文しなければいけない』って感じのプレッシャーまでかかるわけです。

これじゃ普通の理容室・理髪店に対して苦手意識を感じない理由がないってことなんですよね。

なんて風に感じていた今から約25年ほど前に、いつも通るバイパス沿いに、いわゆる『1000円カット』なんて呼称される散髪屋がオープンしたわけです。

当時の私にとって、1000円カットなんてモンは未知の存在でしたが、聞いた話によるとカット時間が15分以内ほどの短時間で出来るってことと、仮に待ち時間があったとしてもトータルで30分以内で散髪できるって話でした。

おまけに値段も安い。

しかし値段なんてのは二の次、三の次です。

『時間がかからない』ってことに対して私は非常に心惹かれたわけです。

「ヤッター!!これはオレのためにあるような散髪屋だ!!」

ってな風に決して大袈裟じゃなく本心から歓喜しましたね。

ってことで早速その1000円カットの散髪屋に行ってみたわけです。

『早い』の看板に偽りなし!!

最初に「全体的に短く」ってことだけ言えば、後は「モミアゲはどうしますか?耳は出しますか?」くらいしか聞かれずに、ちゃっちゃとカットしてくれて本当に15分以内で終わったのです。

「こりゃあ最高だわ!!」って心底から満足したわけなんです。

ってな感じだったんで、『喜んでもらう喜び』をモットーとする私はその喜びを自分一人の心の中だけに留めるのは勿体ないと思い翌日同僚にも喜んでもらうべく『1000円カットの素晴らしさ』ってものを話したわけなんですが、私の意に反して同僚の反応はけっこう冷ややかなモノでしたね。

当時は1000円カットの知名度が皆無だったので値段やカット時間から受ける印象から『底辺の人が通う理容室・理髪店』みたいな誤解が生じたのかも知れません。

だがしかーし!!

その同僚もとあるきっかけから1000円カットの散髪屋に通うようになったのですけどね。

ある日同僚の親戚に不幸があったとのことで急きょ散髪に行く必要があったのですが、「散髪に行く時間がない」って言っていたわけです。

そこで1000円カットですよ!!

ってんで「1000円カットの散髪屋ならすぐ出来るよ!!」って私が言うと同僚は「仕方がない……」みたいな不満げな表情をあからさまに浮かべながらも、私が気に入って行きつけとなった1000円カットの散髪屋へと向かったわけです。

ちなみにその同僚も1000円カットの『時間がかからない』って点が大いに気に入ったみたいで、それ以降1000円カットの散髪屋へと通うようになったのでした。

まぁあまり髪型が気にならないって人は一度でも1000円カットの散髪屋に行ってしまうと、そのスピードの魔力というものの虜となって普通の理容室・理髪店には行けなくなるってのは当然の帰結とも言えましょう。


また来てね。

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