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『マッシュル』4つの驚愕エピソードを計算しまくる!

『マッシュル』はすごい。
「週刊少年ジャンプ」のマンガ連載が2023年の夏に終わったときは愕然としたが(終わってほしくなかった!)、その半年後の24年1月からテレビアニメの第2期が始まり、おそらく第3期も制作されそうな勢いだ。
海外でも大人気らしく、世界の人々がマッシュの筋肉パワーを堪能していると思うと、もうヨロコビに耐えません。

その舞台は、誰もが当たり前のように魔法を使う「魔法界」。
そこでは、魔法を使えない者は「魔法不全者」と呼ばれ、生きる権利さえ認められず、発覚すれば社会から排除される。
ところが、主人公のマッシュは、魔法が使えない! 

育ての親のレグロ・バーンデッドは、マッシュが自分の身を守れるようにと、幼い頃からモーレツな筋トレを課し、森の中でひっそり育ててきた。
ところが、魔法警察に、魔法不全者であることが発覚。
見逃してもらう条件は、マッシュが魔法学校に入学し、もっとも優れた学生である「神覚者(しんかくしゃ)」になること。

あまりにムチャでは……と誰もが思うが、マッシュはまったく動じない。
錠前を開ける呪文の授業では、腕力でぶっちぎり、魔法のホウキを使って空中でボールを奪い合う球技では、バタ足で空中に浮かぶ。
こんな調子で、どんな難題も筋力だけで乗り切っていくのだ。
わははははは!

しかし、普通はあり得ない現象を起こすのが魔法というものだろう。
同じことを筋力で実現するには、とてつもないレベルの力が要求されるはず。
ここでは、筆者がとくに感動した4つのプレーにおいて、マッシュが発揮したと思われる身体能力を明らかにしてみよう。

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