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異議あり!!

面白いものを見つけた!

誰もが知っている童話を現代の裁判に沿って、有罪か無罪か考えるドラマ。

童話で話される分にはファンタジーだから、特になにも考えずに受け止められるけど、こうやって現代に置き換えると、なかなかに童話はぐろい…。

例えば三匹のこぶたなんかは、「狼殺人罪」に問われている。ぐつぐつと煮だった鍋に閉じ込めるというリアルに考えたらなかなかに凄惨な光景だ。

で、イチからこの「3匹のこぶた」のストーリーを聞いていると、こぶたは有罪とも無罪ともとれる。どっちの言い分もわかる。

また難しいところは、自分の中にもともと童話の知識があるが故に、”こぶた側”はいいやつで、”狼”は悪い奴という先入観がある。

でも童話をしらないていで、この動画を見ると、”こぶた”が有罪か無罪かはあいまいだ。法廷内での会話だけで決めなくてはならない。

裁判員と裁判長はなかなかに難しい仕事だなぁ、と思った。それに人間だから、感情を揺さぶられた方に簡単に肩入れしちゃいそうだなぁ、と。こういうのに感情は絶対にいれちゃいけないんだろうけど。

すごくいい人にみえるから執行猶予にしたけど、実際のその人はいい人じゃないなんてことは余裕で起こりそうだしなぁ、人へ好感触を持たせるのがうまい人はいるもんね。

法廷の見学って少ししてみたかったけど、裁判員は経験したくないかもなぁ…自分の意見が正しいかもわからないのに、被告人の運命を決めなくちゃならないから…。身近に考えると、話の重さが変わってくるよね…。

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