逃げ恥に学ぶ、結婚観
はい、私は星野源だいすきな人です。
再放送している逃げ恥を久しぶりに観て、思惑通りムズキュンして、私の人生のなかでどうやったら星野源と繋がることができるのか…、かなり本気で考えるという雑素晴らしい時間を過ごしているなう。
えーと、そんなことは置いといて、
2016年に放送されたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」。
星野源さんが出演ということで観ない理由のないこのドラマに、当時結婚2年目の私はお話そのものにどハマりしてしまった。
なかでも特に響いた言葉が、みくりの母が言った、
「無償の愛なんて注げないわよ、他人なんだし。
運命の相手ってよく言うけど、私そんなのいないと思うのよ。
運命の相手にするの。
意思がなきゃ続かないのは、仕事も家庭も同じじゃないかな?」
どちらかというと現実主義だと思っていた自分に、この言葉がグサッと刺さったということは、知らぬうちに私自身も”運命”という呪縛に囚われていた。それはパートナーだけの話ではなく、身の回りのことすべて。うまくいかないことには「今回は縁がなかっただけ」と原因を見つけることなく蓋を閉じていたと気づいた。
もちろんちょっとしたことならそれでも良い。でも、本当に大事なこと、大切にしたいこと、なくしたくないもの。それら全てを継続するためには努力が必要ということ。こうありたい!という意思がない限り、続かないということ。そしてその積み重ねが大切なものをさらに大切なことと思わせてくれること。
ドラマ放送当時、そんないろんなことを気づかせてくれたこの言葉を、今回の再放送で久しぶりに聞いて、私の心のなかで薄っすらまた顔を覗かせていた”運命”という甘えを押し込んでくれた。
そのほか多くのひとに響く名言がある逃げ恥は、こんな私だけじゃなくたくさんのひとの迷いや悩みを優しく抱きしめてくれたと思っている。でも日々の暮らしのなかでうっかり人は忘れるものだから、ぜひ4年に1度くらいのペースで再放送してほしい!と切に願う。(いや、DVD買えって話。)
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