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こんなんどうよ

っていうエピソードがあったので、ちょっと聞いてくださる方は読んでみてください。

また、なるべくシンプルにわかりやすく書きますが、どうしても長文になってしまうので、それはあらかじめごめんなさいw




介護の仕事してますとね。いろんな事情を抱えた利用者様と出会うわけでして。

ご家族についてだったり、経済力についてだったり。

その内容はさまざまです。

今回体験したのは、後者の問題を抱えた利用者さんについてなんですが。

まだ介護士になりたての私は、まだたくさんのことを覚えなくてはいけない立場で、なおかつそれを先輩ヘルパーさんに教わらなければいけません。

実地で学ぶこともありますが、利用者さん一人ひとりが抱える事情やこだわりとかは、知っているヘルパーさんから聞かなければわかりようがありません。

あとから知ることもできますが、それはこちらが失態を冒したことが前提となります。

またそれで何かしらの迷惑をかけられたり損をするのは、私ではなく利用者さんなんです。

だからそれを避けられるなら避けるべきで。

介護士として求められる気遣いのはずなんです。

しかし私を指導した先輩ヘルパーはそれを忘れ、それにより一人の利用者さんが経済的に損をしてしまう事態に至ってしまったのです。

…といっても、具体的な金額はそれほど大きな額ではないのですが、額は問題じゃないんですね。

ただでさえ経済的に苦しい利用者さんにとっては大切なお金です。それが私の最初の失敗で失われたんです。

無論、私にも責任はあります。

「よく確認していれば」

こういう事態は避けられたでしょう。

ですが、あくまで「たられば」の話でしかないんです。

知らなかった人と知っていた人では、結果として回避できたとしても、また回避できなかったとしても、その意味は変わってくることになります。

わたしは本来知っているべき重要なことを教えられなかったために、結果として避けるべき結果を避けられませんでした。

わたしはまだ新米の介護士ですが、この結果にただただ憤りしかありません。

繰り返し言いますが、一番損をしたのは、「利用者さん」なんです。

実際ミスをした下っ端のわたしが、このことを上司や先輩にエラそうに言ったところで反感を買うだけなので、面と向かっては言いませんが。

それでも、その利用者さんには申し訳ないことをしたと思うし、できれば避けたかったという後悔しかないので。

同じように新米の介護士になられる方、もしくはなった方には、わたしと同じようなミスをすることがないように、ちゃんと仕事のできる先輩ヘルパーに恵まれることを心から祈ります。

その結果、今回のような被害をほかの利用者さんが受けることがありませんように。

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