ジャンプのMMA漫画第二十七話🤼
掲載順位は後ろから二番目である。
主役二人にある程度の試合させてフェードアウトしていくのだろうか。
コミックス2巻は一月に出るようなので、これの売り上げ如何である。
思った程売れなければ打ち切りに遭ってしまう。
主役二人の目標はバラバラである。
奈央はオコメであり、二兎は一狼である。
ジョシカクは最近隆盛ではあるがまだまだ競技人口は少ないので目標に直ぐ追い付いてしまう。
男の方の二兎の場合、別に世界を目指す訳でもない(兄と闘う為)のでこちらも考えようによってはゴールが近い。
ストーリーとしては省エネだと感じる。
奈央と亜弥子の試合が終われば直ぐにでも二兎の試合が始まるのだろうが、ストーリーの展開上多分兄に追いつくのだろう。
人気が急に上がって回り道出来なくなって目標を達成してしまったらラスボスの彼等が雑魚キャラにチェンジしてしまうと言う懸念が出て来る。
これは北斗の拳やドラゴンボールで散々行われて来たことである。
最近のジャンプは目の前の目標に到達すれば話を終えることにしているのでダラダラとした引き延ばし展開にならなくなった。
次回辺りで奈央パートは決着がつくのだろう。
3週間が限度か。
伸びるパンチに押しやられるがそんな窮地から脱する為のサモアンフックが出される。
ボクシングやキックボクシング、MMAでお馴染みのぶん回しパンチである。
その名の通り、サモア系の選手がぶん回して相手を吹っ飛ばす渾身のパンチのことである。
年末に行われた中近東のボクシング大会ではニュージーランド(サモア系)のジョセフ・パーカーが元世界王者のデオンテイ・ワイルダーに大振りのパンチを繰り出している。
K-1やUFCならマーク・ハントがそれで有名である。尤もハントは最後の試合をボクシングで行って対戦相手のソニービル・ウィリアムズに逆転のサモアンフックを喰らわせたこともあった。
サモアンフックからのジャーマンスープレックスというコンビネーションは中々ないのではと思う。
ここまで来れば本当に天才しかいないと思う。
大方の選手は力が拮抗すればお互いに単調な展開になりがちになるのだが、こうした頭の切り返しは中々なさそう。
MMAとは言っても向き不向きがあるので引き出しが少なければ選手はすぐに追い詰められてしまう。
火ノ丸相撲の時でもそうだったが相撲にレスリングや空手を混ぜていた。
今回のMMAはフェンシングである。
異種格闘技はプロレスから始まったので作者はやっぱりどこかでプロレスが好きなのだと感じる。
しかし、このMMAの漫画はほぼ軽量級が舞台なので重量級である相撲やプロレスがどこで出て来るのであろうか?
多分それはないとは思うのでこの漫画が軟着陸して終わったらプロレス漫画を描くのではないかと思う。
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