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若者と衝突する就職氷河期世代🙍‍♂️🆚👴

ネタバレを言うとこの「空の青さを知る人よ」という作品は若者が上の世代と衝突するも上の世代に譲らざるを得なくなると言う世代間闘争を描いたものである。

前回、就職氷河期世代問題は終了したと書いた。

コロナ禍を無駄に3年間も過ごしてしまい、本来救うべきであった就職氷河期世代の本格的な救済が儘ならずに終わってしまった感がある。

岸田文雄首相は少子化対策に高齢者だけでなく独身者も協力して欲しいなどと言っていたことから、この独身者は一体誰のことかと思ったが、結婚を選択しないで自由を謳歌する人のことを言っているらしい。

詰まり、結婚したくても出来なかったという就職氷河期世代なんか初めからいなかった、と言うよりも眼中にもなかったし、票田にすらならなかったということである。

名前も言いたくもない国外逃亡している指名手配犯の元国会議員なんか権力が本気を出せばいつでも潰せると表明してしまっているので、彼ら負け組男達が何の力さえも発揮できないことが白日の下に晒されてしまった。

今後彼らは所謂“独身税”を押し付けられる形で搾り取られて長生きも出来ずに生涯を終えることになるのだろう。

独身税とは何か、税は公平でなくてはならないから個別に課す訳でもないので補助とかの名目で既婚や家族持ちの有権者に還元する形となるということは大体想像がつく。

子供一人でも多く生まれれば幾らかの補助金が出ると言ったものだ。

その税負担はどうなるか、多分消費税は10%も上げてしまったのでこれ以上の課税は無理だろう。

酒税やたばこ税などの付加価値を上げるか、今後はカジノとか出来た場合のカジノ税とか設けたりするのだろうか。

家族持ちはお金の管理が厳しくなるのでそうしたものにお金をかけることをしなくなる代わりに、独身者は逆にそうした孤独な人なりのお金の使い途があるので独身者から上がってくるお金を国は得ようとする訳だ。

独身者らがそうした税負担を避けるためにはどうすればいいか、結局結婚する他なくなるということである。

低収入でどうする?

低収入の場合結婚なんか出来るわけない。

国もそこまで馬鹿ではなくて刀を抜かなかっただけで本気を出して来たようにも感じる。

地方で暮らして子供を授かれば補助金を出すと言ってしまった。

女性は基本的に地方(田舎)でなんか暮らしていこうとは思わないのでどう言った人が田舎で暮らすとなるのか、結局“外国人の嫁”と氷河期世代とをくっつけさせるつもりでいるのだろう。

統一協会を何十倍にも稀釈させた政策と言えばそうかも知れない。

選択肢を選ばされていると思うなら日本国なんか出て行けばいいのである。

国籍離脱の権利や自由も憲法で保障されている。

一生独身(ペアすらもいない)を貫いたっていいのだが、「おひとりさま」を主張していた上野千鶴子でさえも「法律婚(この場合色川大吉が上野の籍に入る)」を選んでしまっていたので、その胆力を持つ人は相当なものである。

ペアすらもいない人の場合は孤独死である。

8050の高齢息子は数十年も時が止まったままなのだろうけど、自立すら失わせてしまったから破滅しかない未来が待ち受ける。

長く親が生き過ぎてしまえば基本的に自立を失わせる。

シン・エヴァンゲリオンで碇ゲンドウが長生きしてしまいいつまでも碇シンジ達の重石となってしまっていたかのように。

こうした問題も国は見ておくべきだったのだけど、コロナで混乱を来してしまい途中でおざなりになってしまった。

8050の場合は自立して結婚そして子供まで授かるというところまではいかないだろう。

直ぐに介護が待ち構えているので結局この場合は社会保障の充実しかなくなる。

氷河期世代もコロナ禍さえなければまだ少しまともな議論や政策が採られたかも知れない。

ただ、氷河期世代が孤独死や増税地獄から逃れたければ結婚の選択を採るべきなのである。

今後は同性婚の議論も深まって来るだろうからあぶれた氷河期世代同士でくっついて財産をシェアすれば幾らかの保障を賄ってくれるのではないかとさえ考える。

この場合好きか嫌いかは置いといてである。

その選択肢も採らないのなら、結婚する他ないだろう。

独身者の性別の割合がどうなっているかは不明である。

ここでは男の性別の方が多いとした上で考えてみよう。

同年代の女性は殆ど結婚していると考えるべきである。
(女性は上昇婚の傾向があるので本人が中年であっても更に高齢の男性に向かうことがある)

必然的に負け組男が余ってしまっているとするならば、じゃあどんな人と結婚しようとするのか。

外国人の他を考えれば自ずと比較的若い人に目が向く。

信じられないとは思うが、人間は感情の他に打算も入れて考えるものである。

低収入の氷河期世代とは言っても、お金は若者よりも持っていることがあるので、やっぱり安定を選ぶ人にとってお金のない若者よりもそちらを選んでしまう可能性だって考えるべきなのである。

現実的に若い世代の数も少子化の影響もあって少なくなっている。

氷河期世代の中年あぶれオス達と、現在の若者達とで数少ない若い女性を巡って争いが起こるのではないかと単純な想像がつく。

正直の所、氷河期世代に婚活市場に参加させない方がいいとは思う。

凡ゆる所で若者と衝突するなら絶対に若者が不利な状況に置かれてまた同じ過ちを繰り返すことになるからである。

多分国側としてもそういうことも見越した上で氷河期世代を敢えて見捨てているのかも知れない。

氷河期世代に与えられる可能性を考えれば

  1. 外国人と結婚させる

  2. 田舎に暮らさせる

  3. 農林水産業に就かせる

国がここまで面倒を見てくれるのならある意味手厚いものである。

保守派が移民反対と言っても少子化の解決策はどうすると言われても結局統一協会みたいな解答しか出来ないのなら黙ってくれとしか言えない。

既に入管法は数年前から改正されているのでどんどんと入って来るが、コロナ禍で一時中断したとはいえ再開されればまた沢山入って来るだろう。

ガス抜きとしての極右団体にも地方レベルで幾つかの議席を獲得するくらいで影響力は然程ないだろうと見ていいだろう。

氷河期世代にも格差はあるようで、滑り込みセーフして首の皮一枚繋がっているような人は若い人にアプローチをし、低収入の場合だとやはり外国人の嫁とかを貰いに行くのだろうと考えられる。

田舎に放逐させるという考え方は昔あった共産中国の「下放」みたいなもので、これをやれば一気に国の懸念材料は吹っ飛ぶみたいな抱き合わせ的な考え方が付いて回る。

自由は凡ゆる束縛から解き放たれることを意味するが同時に何の責任も負わない。

自由を手にしたいのならそれなりの覚悟を持たねばならない。

ガンプラの玩具に埋もれて一生を終える覚悟が当人達に果たしてあるのだろうか。

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