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【全24本】2023年10月に行った・観た・聴いた・読んだ、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンなアレコレ

10/1(日)ダイバーシティー・パークin新宿

毎年、新宿の中央公園で開催されているダイバーシティ系イベント。本物の雪を運んでパラスキーとかの体験もできる。他にも国籍やジェンダーなど多岐にわたるブースが多く出店。今年は去年にも増して子連れが多かった。キッズがボッチャやってる姿が感慨深かった。


10月2日(火)TBSラジオ アフター6ジャンクション「目が見える人にこそ聞いてほしい映画のオススメ音声ガイドby石井健介」

さすがのアトロク。映画好きにはたまらない回だった。石井さんやっぱおしゃべり上手い。聞きやすかったし、面白かった。


10月2日(月)ドイツの国際放送「ドイチェ・ヴェレ」制作のドキュメンタリームービー『Good Game』。

障害のある方が参加するバリアフリーeスポーツの密着ムービー。eスポーツってすごい可能性もってるな。選手の熱意がすげー。テクノロジーってこういう役立て方するべきだよね。eスポーツは究極のバリアフリースポーツってきいたことあるな。


10月3日(火)国連ニュースの「ドラァグクイーン・ストーリー・アワー」の動画と記事。

このドラァグクイーン・ストーリー・アワーに行きたくて、抽選外れて、ここにたどり着いた。やっぱいきたいなー。あと、俺はマダム・ボンジュール・ジャンジさんが好き。


10月4日(水)THEATRE for ALL配信の「異言語Lab.没入型映像 イマージュ」

「音の世界で過ごす視覚障害者、視覚の世界で過ごす聴覚障害者、音と視覚の世界で過ごす制作スタッフのそれぞれの知覚から感じられる日常生活へのリサーチ・協働により制作」したとのこと。私にはよくわからなかった。。。と思ったら、仕掛けがあった。これ面白い。


10月5日(木)アジアン・ドキュメンタリーズの配信映画「クィア・ジャパン」

これまで見聞きしてきたことの新事実や、人の横顔も見ることができた。 とても面白かった。情報量が多すぎて頭がクラクラする。どぎつかったなー。


10月6日(金)SYNODOSの「インターネットと部落差別の現実――ネット上に晒される部落(出身者)」

私がこの問題を知った時から、事態の悪さは何も変わってない。むしろ悪化しているのかもしれない。差別はクソだ。


10月10日(火)荻上チキ・Sessionの「【特集】加害者は子どもへの性犯罪を、なぜ起こすのか」

好きで幼児性愛者になったわけではない。そういう人もいるだろうが、だからと言って許してはいけないものもある。幼児性愛は治療の対象だと初めて知った。


10月11日(水)アジアン・ドキュメンタリーズの配信映画「ふたりのパパ」

家族の無理解、逆境的環境、経済的負担、医療技術とリスク、宗教、国境などなど。あらゆることを乗り越えて、代理母出産で双子の子どもを授かり、結婚式を挙げたゲイカップルの話。号泣。


10月12日(木)SYNODOSの「アイヌ差別の現状―民族への差別と民族の内なる差別」

とても勉強になった。今年ウポポイと国立アイヌ民族博物館に行ったんだけど。この記事を事前に読んでたら、また見方が変わっただろうな。


10月16日(金)東京新聞「ろう者の文化、工夫に触れられる新施設「5005」 西日暮里に15日オープン」

これ行ってみたいな。でも、コワーキングスペースだと聴者は入れないのかな。SNSフォローした。イベントとか行ってみたい。


10月17日(火)アジアン・ドキュメンタリーズの配信映画「チャイニーズ・クローゼット」

どの国にもその国なりの事情があって、セクシャルマイノリティに関する問題・課題はたくさんあるんだろうけど。当事者が尊厳を脅かされ、そこからまた別の命の尊厳を脅かすまで追い込まれるなんて。これは性だけに関する映画じゃない。命に関する映画だ。


10月18日(水)アジアン・ドキュメンタリーズの配信映画「地蔵とリビドー」

かつて映画館でも観たけど、もう一度観た。アートと生きることの直結性について。やっぱいい映画だわ。あと画が美しい。


10月18日(水)荻上チキ・Sessionの「【特集】4年ぶりの大型開催!福祉機器展の取材報告」

やっべ。これ行きたかった。見逃してた。。。来年は行きたい。荻上チキ・Session聴いてイメトレ。面白い放送だった。


10月20日(金)アジアン・ドキュメンタリーズの配信映画「アングリーバードとバナナ合唱団」

インドのスラムで合唱を教える先生の奮闘記なんだけどさ。その先生がメチャクチャ強引ですげー怒ってて、周囲を振り回しまくるんだけどさ。正直、苦手なタイプの先生なんだけどさ。それが、子どもたちだけじゃなくて親まで変えていく。50分時点で涙の大波がくるよ。そしてラストには、みんなで歌いたくなるよ。


10月21日(土)NHK「小学生ボッチャ競技会2023東京大会」

最近ボッチャやってるの、あちこちで見るんだよね。うちの近所の夏祭りとかでも。すごく普及してきてるし、こういう大会いいわ。いつか今ほど障害を意識しない競技になるんだろうね。


10月23日(月)SYNODOSの「東京に部落差別はない?――見えない差別を可視化するBURAKU HERITAGEの挑戦」

引用しているデータがかなり古いなと思って読んでたら、それもそのはず。2016年の記事だった。でも、書かれていることに、自分が違和感を感じていないことに、恐怖を感じた。


10月24日(火)荻上チキ・Sessionの「【特集】ウクライナ避難民など、困難に直面する外国人の支援と課題」

来月11月は難民映画祭2023もあるし、難民・移民フェスもあるね。これ聴いて勉強して、参加しようっと。


10月25日(水)アジアン・ドキュメンタリーズの配信映画「俺たちは、パンクだ!インドネシアで生きてやる」

インドネシアではタトゥーは犯罪者の証。生き様として入れているパンクロッカーと、自然との共生を表すダヤク族。両者から見えてくる、国とは?家族とは?自由とは?。まず若者と民族を並べる勇気がすごい。見るにつれてその理由がわかってくるのが深い。若者パンクスたちがポンコツ爽やかでかわいい。深刻なのに軽やか、そして切ない。よく撮ったな。最高に楽しかった。


10月26日(木)アジアン・ドキュメンタリーズの配信映画「私の目とあなたの腕」

両腕と左足のない妻・マリアムと、ほぼ全盲の夫・ムハンマドの日常を追ったドキュメンタリー。悲壮感はなく、老夫婦がとにかくかわいい。とくに旦那のムハンマドが最高。家父長主義だし。たばこバカバカ吸うし。いっつも神と人生について語ってるし。でも、めっちゃくちゃな苦労人で、そのぶん優しい。結婚する時に何かを誓いたくて、「2人は1つになる」って書いたんだって。「妻は私の目に、私は妻の腕になる」って。ロマンチック。


10月27日(金)PRIDE JAPAN「レポート:金沢プライドウィーク2023」

トップ画像の揃い踏み感がすごい。クイーンズ・オブ・ドラァグクイーンズな迫力。イベントそのものも、すげー規模、バラエティ、華。一度行ってみたいイベント。記事の読み応えも抜群、というか小説の読後感だった。一大絵巻。


10月29日(日)東京都渋谷公演通りギャラリー「デフ・パペットシアター・ひとみの俳優エノさんとつくる『手のコトバ』」ワークショップ

子どもと、子どものお友だちと行った。口頭言語を使わずに表現する、コミュニケーションをはかるワークショップ。スタッフのみなさんも親切で。いやー面白かった。


10月30日(月)朝日新聞デジタル「「混乱」防ぐ手段は手術なのか 考えるべきトランスジェンダーの困難」

良記事。この話題は社会的問題性に加えて法律が絡むから、私には難しかったんだけど、とてもわかりやすかった。「トランスジェンダーに対する不妊化の要求という問題は、国家による生殖への介入・管理という視野から、他の問題との類似性・共通性を同時に意識しつつ考える必要がある」「この法律を必要としているのは、生活実態と戸籍上の性別が異なる人たち、つまり移行後の性別で、生活がある程度落ち着いている人たち」「社会の中での性別の扱われ方について、解像度をあげてほしい」。この3つを前提にするだけで、私はとてもよく理解できた。


10月31日(火)アジアン・ドキュメンタリーズの配信映画「ボクシング・フォー・フリーダム~差別に立ち向かうアフガニスタンの少女~」

女性の地位がとても低く、スポーツさえ批判や脅迫のネタになるアフガニスタン。そんな同国の少女サダフ・ラヒミが、ボクサーとして、活動家として、逆境に立ち向かう映画。いやー面白かった。最高のボクシング映画にして人権映画だわこりゃ。めっちゃくちゃ強いんだもの。ボクサーとしても、人としても。

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