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サラエボ通信第五号

僕の店、サラエボスナックの第五号ができました。
インスタグラムもやってます。(サラエボスナック)

○日々の事
近頃は、起きてから近所を一周散歩しています。陽に当たると気持ち良いし、目が覚めるからです。ビタミンDか何かが肌で作られるというのもあるそうです。鬱病予防にもなるみたいです。先日、散歩をして家が見える位の距離まで来たところ、家の前の道路におばあさんがいるのが見えました。近所のおばあさんだろうなと思いました。見ると、オレンジ色のフリースに紫のズボンをはいているのがお洒落でした。近くに行ったらそれを誉めようと思って歩いて行きました。近づくにつれておばあさんはうろたえた様子になって、僕の家の玄関の方にふらふら歩きました。僕もそっちに行って「コンニチハ」と言ったら、おばあさんはここの人かねという言葉と共に安心した様子を見せました。ゆっくり歩いてるしこっちに近付いて来るしびっくりしちゃった、との事でした。そこから世間話をしました。あまり内容の無いものでしたけど、そのおばあさんは78才で、若いってのは戻ってこないという事を言ってました。自分は今テレビみててここ行ってみたいなと思ってももう行けないけど、あんたは若いから後悔無いようにやったらいいという事でした。結局、服の事を誉められませんでした。後半は話が終わるのを心待ちにしておりました。

○本について
最近読んでいる本は、小山田咲子の「えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる」です。これは長野の友人から借りたのですが、少し読んだけど、いまいちだったので読まずにいたものを最近になって読んでいます。この人は昭和56年生まれなので私より2つ年上です。本を書こうという志があったようで、練習を兼ねて書いていたブログの内容を本にしたものです。2005年の9月にアルゼンチン旅行中に乗っていた車が横転して亡くなってしまいました。彼女が大学を卒業(ちょっと留年してる)した後位の事です。それで、彼女の文章が素晴らしいのでって事で、仲間の働きによりブログを本にしたものです。因みに彼女の弟は、アンディモリーというロックバンドをやっていて人気があったそうです。本の内容はというと、言葉遣いから、知識があるんだなぁとか、内容からも(ブログなので)彼女が沢山の本、映画、演劇にふれていたのがわかるし、感じます。海外旅行も沢山していてバイタリティーの強さも感じて感心します。それで内容が面白いのかどうかと言うと、特に面白いとは思いません。この人がこういう生活していたのだなぁえらいなぁとは思うけど面白く無い。そもそも、本人は本にするつもりで書いていなくて、あくまでブログを書いているに過ぎないので、そうであっても仕方無いのでは、と思います。それは僕の思いで、実際に、仲間が良いと思って本にした。それを読んだ中の少なくとも僕の長野の友人の心が動いたのだから良いと思います。学生でこれだけの能力があるのだから、この人が自分で満足するものを書いて出したのならと残念な気持ちがあります。

○音楽
私の同い年のいとこの女の子はいつも僕より音楽で先を行ってました。僕が高校1年生でメロコアを聴き始めた頃に彼女から貰ったMDには、ミッシェルガンエレファント、ギターウルフ、ロリータ18号が入ってました。ちょっと先いってた位か。中学の時は彼女はGLAYのコピーバンドをやっていました。そして、僕が大学になって一通りロック聴いたぜみたいになってた時に、彼女はジャズやビッグバンドを聴いていました。ゴスペラーズも聴いていました。ちなみに、高校生の頃にはねこぢるを読んでいました。

○グルメ
私が大学生になって居酒屋に行くようになった頃にはつぼ八、白木屋、養老乃瀧、村さ来(むらさき)なんかがあって、定番はホッケ、たこわさ、軟骨でした。それを食べると、大人になったなという気がしました。その頃の軟骨と言えばヤゲン軟骨で、死神の鎌みたいだなと思いました。岐阜の観光地養老の滝の近くには天命反転地があります。天命が反転する所。

以上

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