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ドライマウスと睡眠

私のドライマウスは、今のところ、漢方薬で症状を緩和してしのいでいる。私のドライマウスの原因は、加齢、更年期や自律神経あたりなのかもしれない。自律神経を調整する能力は加齢とともに落ちていくらしい。


「自律神経の働きは、加齢とともに乱れやすくなり、
それが全身の健康や老化にも大きな影響を与えていることが分かってきました。
自律神経とは、私たちの生命維持に必要なすべての機能を司る神経のことです。」(サントリー健康生活レポート)


今日は自律神経が乱れたドライマウス・元舌痛症患者の私の睡眠対策について書いていこうと思う。


私はドライマウスが引き金になって舌痛症になった。舌痛症のときは、舌の半分くらいの面積が口内炎になっているような感覚で一向に自然治癒せず苦しい思いをしたが、イトラコナゾールという抗真菌薬を服用したおかげで舌痛症は治った。


舌痛症は治っても、私の舌痛症の原因となったカンジダ菌が舌や上あごの粘膜を食い荒らしてしまったようだ。痛みがなくなった今でもそのあたりの粘膜はちゃんと再生していないようで、ザラザラしている。


今は舌と上あごの粘膜をなんとか再生できないか、取り組んでいる。アズレンといううがい薬を毎日10分くらい口に含んだり、寝る前にノンステロイドタイプのトラフル軟膏もアズレンが入っているので、上あごに塗ったりしている。

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舌に刺激を感じながら寝るのが辛い時がある。トラフル軟膏は、舌から感じる刺激をブロックしてくれるし、寝ている間に粘膜を癒してくれる感覚があってよい。現在、2週間以上継続してトラフル軟膏を塗っているが、上あごのザラザラの面積が小さくなってきており、舌から感じる刺激は小さくなってきていて調子が良い。


自律神経が乱れたドライマウス患者にとって、睡眠は大きな課題だと思う。睡眠中に口がカラカラになり、朝起きると舌がひび割れたり、乾燥して荒れてしまう。


そんなとき見つけたのが、ナイトミン鼻呼吸テープ。ドライマウス患者でも、睡眠中に口がちゃんと閉じていれば、ある程度の湿度は保つことができる。これのおかげで舌のひび割れも治ってくれた。


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ただ、ナイトミン鼻呼吸テープで一つ気を付けなければならないのは、鼻づまり。一度マラソンを走っている夢を見て、とても息苦しくなり目覚めたことがあった。それ以来、多少緩めに口を閉じるようにテープを貼っている。


自律神経が乱れてくると、寝つきが悪くなってくる。布団に入ってから眠りにつくのに2~3時間かかるのもザラだ。


私はフルにリモートワークの仕事なので、暑い中の通勤も、悪天候の中の通勤もなく、とても快適に働けてはいるのだが、体が疲れないというのはいいことばかりではない。自律神経が乱れている上に、体が疲れないと、寝たい時間になっても、眠くもならない。


激しい運動や筋トレは交感神経が高ぶり、睡眠に悪い影響を及ぼすようなので、夕食後に30分くらいこんなかんじのヨガをやって、適度に体を疲れさせている。



それから、ナイトミン耳ほぐタイムという、発熱体入りの耳栓も愛用している。耳には副交感神経を刺激するツボが密集しているらしい。布団に入ると同時にナイトミンの鼻呼吸テープと耳栓と、アズキのチカラで唾液腺をあたためて・・・と、毎晩、小林製薬にお世話になりまくっている(笑)。


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極力、薬には頼らず、できればサプリにも頼らず、眠りにつきたいと思っているが、不眠というのはヨガや耳栓ぐらいで解決するような、生易しいものではない。夜の12時すぎまで寝付けないと焦ってくるので、11時半ごろに目がさえてしまうときは、もう諦めて睡眠系のサプリを飲むようにしている。

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上に紹介したサプリメントはリラックス系のアミノ酸サプリメントで、眠気を誘発するというよりは、眠れないことによる焦りを緩和してくれるように感じる。

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