見出し画像

人生いろいろ。

おはようございますこんにちはこんばんは、kuruchanです。今回は、また私の趣味の話でもしようと思ってたのですが…
今日、多分この先一生忘れない出来事が起きたので、残しておきたいと思います。

 ▼目次
 
 ・産婦人科(総合病院)での突然の申告
 
 ・旦那が反ギレ
 
 ・妊娠、出産の大変さ

◾️産婦人科(総合病院)での突然       
の報告

今日は妊婦健診でした。私の妊娠鬱の話もしていたので、7月中旬くらいから妊婦健診の後に、心理カウンセラーさんとお話したり、総合病院なのでそこの心療内科の先生ともお話しさせてもらいながら、毎回健診に通っていたのですが、2週間くらい前の心療内科の受診で私の症状がかなり良くなく、これはヤバいと伝わってしまったようで(実際、リストカットや自殺といったような事も頭にたまによぎる状態だった)、産婦人科からも心療内科からも、かなり心配はされていました。その時の状態もそうだけど、産後鬱の心配もされていて、正直私は家にいるのがもうしんどいと感じる事も多かったので、入院できるのであればしてしまおうかとも思って居たのですが、そこの病院は、赤ちゃんの経過が順調であれば産科には入院できないと言われ、心療科も、入院されても産科との連携がうまく取れないらしく(例えば夜間に何かあっても心療科の先生が居ないとか)、うちでは今の状態では入院出来ないと言われました。

それならそれで、この病院で頑張るしかない。あと1ヶ月の辛抱だから、かかりつけの心療内科に通いながら、親や夫、たくさんの友達にたよりながら、やっとここまできた。何より娘も元気でいてくれて、赤ちゃんを楽しみにしてくれている。どんどん予定日が迫ってきて、自分なりに、薬の飲み方も工夫して、健診も週一になった事で少し安心したのか、最近は突っ伏して泣くこともなく、楽しいと思う事も出来ていたし、そりゃ波がある事はあるけど、確実に前進していると思っていました。

一度入院したいと思って電話した事があったのですが、この様な理由でうちでは入院出来ないと言われ、大学病院を勧められました。しかし、ここまできて転院は自分的に心にも身体にも負担があるし、何より遠い。家から高速で1時間以上かかる所だったので、産後の事も考えると、現実的では無いと思いました。しかし、それからというもの、健診に行くと、やはり心配だからと入院を勧められたり、わざわざ電話もかけてきて、転院して入院しないかと言われて。先生は「このままじゃ良くならない、逆に悪くなる可能性の方が高いです。そして産後はもっと悪くなります。」
と、スパンッと言われてしまいました。
私はその時は、気持ちも少し前向きになっていたし、やっともう少し頑張ろうと思えていたところだったので、直接先生にこれからもっと悪くなります、なんて言われてかなり凹みました。(そんな事言う必要あります?そんな事、やってみなきゃ誰にもわからないし、せっかく前向きになってきているタイミングでそんな事言うなんて酷い)
かなりズーンとはなりましたが、逆に、絶対元気に産んでやりたい、とも思って、次の健診までは割と普通に、そんなに不安感やザワザワ感も無く過ごせていたので、今日の健診でもカウセリンでも、良くなってきたと伝えようと思っていました。

病院に着くと、今日は何故かいつもは出て来ない、産科の部長?的な人が診察してくれ、NSTもとりました。
少し小さめですが、赤ちゃんは元気ですと。それなら良かった。次は心理士さんとカウンセリングだと思って違う部屋に案内されたのですが、やたらと広い部屋で、心療内科の副部長の先生と先程の産科の部長。その後ろにいつものカウンセラーさんと、助産師さんまで座っていて、え、何事?と思い、旦那もいつもカウンセリングの時は一緒に来てくれていたので、2人で部屋に入って椅子に座りました。
心療内科の先生が、最近はどうですかと聞くので、ここ一週間は調子もそこまで悪くなく、自分なりになんとかやっていけてるので、少しずつ良くなっていると、そのようにお話しました。しかし、心療内科の先生は何故か浮かない顔で、人の話を聞いてるのか聞いてないのか、ただ頷くだけ。そして「私と心療科の部長とも、産婦人科の先生方とも話して決まった事なのですが、やはり、産後の事もしもの事があったら、うちでは対応出来ないので、転院してもらいたいと思っています」と。
思いがけない突然の言葉に、私も言葉を失ってしまって、え、この人急に何を言い出すんだろうと思いました。
私はここで自分の気持ちをしっかり言わないと転院させられてしまうと思い、私は、後少しだし、ここで産みたい、調子も良くなってきたし、産後の事もちゃんと考えていると。もう少しここで頑張らせて欲しいと言いました。
けれど先生は「今は大丈夫でも、産後、子供と無理辛中や、子供の首をしめ殺してしまうといった例もあります。そうなる事は絶対に避けたい。なので、私達で転院を決めました。申し訳ないけど、大学病院に転院して下さい」と。
私は、転院するかしないかは私が決められると思ってましたし、後からカウンセラーの方から聞いた話ですが、本来は決める権利は私にあると。
けど、そこの心療内科の先生に、もう転院を強制的に決められてしまったのです。ショックでした。とても、とても。


◾️旦那が反ギレ

一連の流れを隣で聞いていた旦那が我慢ならず口を開きます。
「それって、もう決定事項なんですよね?
じゃあなぜ最初に、最近どうですかって聞いたんですか?僕から見ていても、この一週間は顔色も良かったし、確実に良くなっていて、このままここで頑張ろうねと話もしていました。
そちらはプロですから、言ってる事も分かりますが、1番近くで、妻の様子を見ていたのは僕ですし、妻がどんな様子でこの一週間過ごしていたかは僕が1番分かっていると思うのですが」と。私はもう色んな事で頭がいっぱいであまり覚えていないのですが、夫が隣でそんなようなことを言ってくれていて、とても嬉しかったのですが…

心療内科の先生は「うん、でもそれはあなたの意見であって、あなたは医者じゃないですよね」って言い放ったのです。
これが心療内科の先生の言うことかと思いました。
ましてや心の病気を抱えていて、それでも前向きに頑張ろうとしてる人に対して良く言えたなと。けど、私達はそれを言われたら何も言えませんでした。もう上の人が決めた決定事項なら、私達が何を言っても変わらないですよね。

新しい転院先は、家から高速にのっても1時間以上かかる場所。もちろん行った事もないし、面会や入院制度等も何も分からない。そんな所に来週から毎週行き、そこで出産します。
こんな不安な事あります?
でも仕方ない、と思うしかありませんでした。

紹介状書いときますと言われ、部屋を出たところで、話を一緒に聞いていたカウンセラーの方に声をかけられました。kuruchanさん、大丈夫ですか?少しお話していきますか?と。
言いたいことはもちろんたくさんあった。だけど今あなた方に何か話したところで、決まった事は何ももう変わらないですよね?と、ポロポロ涙が止まりませんでした。
でも、そのカウンセラーさんはこちらの味方をしてくれていました。自分はカウンセラーであって医者じゃないから、なにも出来ないけれども、さすがにさっきの心療内科の先生の言い方は、もうちょっと他にありましたよね、と。

でもkuruchanさんは確かに以前と比べて表情も良くなってきているし、自分でどうにか頑張ろうと思えている強い所があるので、出産してからも、私はきっと大丈夫なんだろうなと思っています。と、言って下さいました。少し救われたというか、そのカウンセラーさんにはかなりお世話になったので、感謝でした。
転院して、無事に赤ちゃん産んで、元気になって、いつかそのカウンセラーさんに報告できたらなと思います。



◾️妊娠、出産の大変さ

今日産婦人科の診察室の前で、泣いている妊婦さんを見かけました。
何があったかわかりません。流産とか、赤ちゃんが上手く育たなかったとか、母体に問題があるとか、障害が見つかったとか、私のように精神的なものか。
この世に、何一つ苦労しないで、何一つ辛い思いをしないで出産する人は1人もいないだろうと、私は思っています。
それでも、幸せな家庭を作りたい、可愛い子供に会いたい、辛い事があっても、妊娠を頑張って継続している人や、子供が欲しくて不妊治療を頑張っている人はそんな思いで色んな事を乗り越えています。
なかなか経験しないと分からない事ですが、妊娠や出産は、とてもとてもデリケートな事。簡単な言葉で傷ついたり落ち込んだりするんです。世の中の人がもう少し妊娠について、妊婦について労りの心を持ってもらえたらなって思います。


長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。書き殴ってすみません笑
次は明るい話が出来たらいいなと思います👋

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?