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#90 朝日記 「動的平衡、企業を生命として捉える」「企業活動は、市場と動的平衡の追いかけっこ」「企業寿命を伸ばす、アンチアンチエイジング」 (2021/05/27)

6:47起床。2:03/6:41。いい感じ。一昨日は、いいオフィスとは、いい森であると感じたが、昨日はオフィスの本棚であった福岡伸一先生著『動的平衡』を読んで、企業は生命であると感じた。生命の個体というより、生態系、エコシステムの方が生命に近いイメージだ。

知らなかったことが、たくさん書いてあって、やっと点と点が結ばれた感覚を覚えた。デカルト的発想として、機械論というものがある。生命の臓器は、機械における部品パーツのようなものとして扱えるという思想だ。生命をより工学的に扱うスタンスである。これらには一定の効果があった。

神秘主義からの脱却が図れたというのが大きい功績だ。しかし、デカルト主義にも限界があった。生命と人工物に決定的な違いがあった。

そして、時代が過ぎ、動的平衡という考え方が生まれた。生命の特徴を非常によく捉えているという考え方だ。生命を形取っているものは、流れていく。今この瞬間に形取っていたものは次の瞬間には壊れて、新たな細胞に再構築される。これを繰り返すシステムのことを生命と呼ぶに相応しいと。つまり、生命に絶対的なレガシーはないということだ。あったとしても、それは一瞬で、破壊され、再構築される。という話を本で読んだ時、あ、と思う。

企業の死は、生命的な死と近いなと。

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