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#77 朝日記 「互いに思った通りに着地するのは二流」「大切に育てて、仕上げて、一瞬の判断で捨てる」「サンクコストの魔術」 (2021/05/11)

6:29起床。1時間14分/5時間43分。昨日、食べ過ぎで、夕食後に1時間ほど寝てしまった。こういうのが続くとリズムを崩す。

今日は、会社の人事さんと面談がある。復帰までの細かい道のりについて協議する。事務的に決めることもあるので、あまりその邪魔はしたくないが、一方で余白的な雑談をして、そこから会社の姿や人事さんの未来予想図をあらわにして、なるべく予定調和にならない会にしたいと思っている。互いに思った通りに着地するのは、なんとなく素晴らしいとされているが、私はこれは二流だと思う。三流は、思ってもみない着地がマイナスな場合。これは想定不足や準備不足が原因。結論が出ないもそう。

一流は、思ってもみない着地、ウルトラCが見出せる。アウフヘーベンとも言える。それぞれが意見を出し合い、戦わせた結果、予想もしなかった最高解ウルトラCに化けた時、一流に感じるに違いない。

とも考えると、打ち合わせの極意は、準備100:波ノリ100で行くということだ。

二流や仕事し始めのビジネスマンは、準備100でこちらが都合の良いA案に落とし込む、抑え込むというのが正しいとされているが、相手方が強いられている以上それは二流でしかない。もちろん、三流にならないためのトレーニングとして一役買っているものの、そこで満足してしまっては、その上の本来の話し合い、会議の楽しさは経験できない。

ずっと二流でいることの副作用は、支配的になることだ。

準備100なら、どんな相手でも押さえ込むことができる、という思想のもと突き進んでいると、支配的で、傲慢になっていくのは必至である。大体、人に嫌われてしまう。一部のコバンザメには好かれるだろうが(コバンザメも、旨みがなくなったら、すぐに乗り換える薄情者だということを忘れてはならない)。

典型的嫌われる上司にならないためにも、二流までクリアしたら、一流を目指すべきだ。一流に必要なのは、

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