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【詩】赤い花の満開の下

ギクシャクと間合い悪く
かけた声もかき消えて
裏目 と涙目になる日もあるさ

そんな日にかぎって
恋も消えるし
友情も見えないし
ひとりぼっちに思う
頭の悪い頭の中身

ぶらんこに揺られて
青い空をジグザグに辿って
吸い込んだ息を吐こう
まあるい真綿に
くすぶる思いを包んで
椿の花のそばで
空の青を焼きつけて

悲しい日には歌を歌おう

届かなくても
上手じゃなくても
涙がでても
現実に立ち向かわなくても
1日だけ待ってちょうだい
明日になったら少しだけ変わる

悲しい日には歌を聴こう

すんとする声が
ヘッドフォンで歌う
あの歌を聴こう

赤い花の満開の下

「いざとなった時は神様もいるし」

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