【詩】溶鉱炉へ

僕は子供だと言い張る男は
最低の生き物です
種を蒔くだけ蒔いて
それでもなお
子供でしたとその顔が笑う

恋の気持ちも
0と1で作られていると
アトムを慕う子供は思う

000110100101110001101010010

暗号化された恋文は
細い線を伝っていく
馬鹿な子供達

ロビタ、
一緒にさよならしよう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?