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失敗しないスピリチュアル覚醒

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普通の人がスピリチュアルに振り回されて鍛えられたお話。 15年にわたり体験してきたものを時系列で書いていきます。 “ほぼ”体験談です。 登場人物が実在のため、特定されない工夫を…
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目次:失敗しないスピリチュアル覚醒

目次新興宗教にハマらなかった経緯
【1】「すいません。手相を見せてくれませんか?」
【2】直感と疑いと胡散臭さと
【3】洗濯機と風邪のイカレた話
【4】ふたつのスクール
【5】彼氏ができたことはひみつ
【6】急ブレーキと進路変更

スピリチュアルの泉なのか沼なのか
●窓に張り付く目と就職の失敗
●江原さんと既知感
●始めてのスピリチュアル書籍
●スピリチュアル教室
●どんでん返しと個人セッション

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新興宗教にハマらなかった経緯6

新興宗教にハマらなかった経緯6

《急ブレーキと進路変更》夏休みの終わり頃から、カルチャーセンターでは「合宿」の話が出始めた。

「ここに通っているみんなで3泊2日の合宿をするの。
研修所は久我山のとっても素敵な洋館なのよ〜。」

菅野さんはそう言っていたが、私は気が進まなかった。
3泊2日かあ、いつも課題に追われているんだけどな。
というわけだったので、タイミングが合わずズレにズレ、合宿は10月に入ることになった。

秋も徐々に

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新興宗教にハマらなかった経緯5

新興宗教にハマらなかった経緯5

《彼氏ができたことはひみつ》毎日の専門学校が、とても楽しい!私は成績上位者として授業をこなすことができていた。
美術以外の授業で常に落ちこぼれだったから、「よくできてる」状態が生まれて初めてに近しい。

しかも、学校の何人かの男子と異性として意識しあったりして・・・!
そんなことは冴えない高校生活の中では皆無だった。
毎日が今までになくルンルンだった。

カルチャーセンターの人もよくしてくれる。

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新興宗教にハマらなかった経緯4

新興宗教にハマらなかった経緯4

《ふたつのスクール》本格的にデザイナー養成の授業が始まった。専門学校に入学して、急に視界が拓けた気分だ。

予備校生の時までの私は、空気も読めなくてワガママだった。
アート至上主義者はそれが当然と振舞ってたし、
とにかく承認欲求が高く、視野狭窄だった。

なんと、そんな私に、急速に友人が増えて行く!
すんなり友達になれる経験は、生まれて初めてのことだ。

夢を諦めてデザイナーになろうとしたせいかは

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新興宗教にハマらなかった経緯3

新興宗教にハマらなかった経緯3

《洗濯機と風邪のイカレた話》
こうして専門学校に入学することを決めた私は、
落ち込む暇もなくアルバイトや準備に追われながら過ごしていた。

だが、事件は入学式前日に起きる。時は昼下がり。
上京してきた母と近所でランチを済ませてから、母は買い物に、私は洗濯をしに帰宅して、服の洗い上がりを待っていた。

そこで、脱水回転していた洗濯機が
聞いたことのない爆音を立てて止まってしまった。覗いてみればプラス

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新興宗教にハマらなかった経緯2

新興宗教にハマらなかった経緯2

《直感と疑いと胡散臭さと》

私は三浪めの美大受験を終了してから、合格発表を待ちながら惣菜工場でアルバイトをしていた。

今年も不合格だった。

ショックでも毎日惣菜を詰めていくのは楽しい。
毎日根気強く絵を描いていたせいか、丁寧に惣菜を詰める単純作業はとても性に合っている。

いよいよ、白田さんに紹介された鑑定の日が近づいてきた。

その稼いだ中から1万円を出して、買ってきた白い封筒に納め、始め

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新興宗教にハマらなかった経緯1

《すいません。手相を見せてくれませんか?》

アルバイト帰りに最寄駅で声をかけられた時のことだ。
「すいません。手相を見せてくれませんか?」

このときも、迷わず自分の手を差し出した。
東京各地の駅前には、こうやって手相を勉強している人が数多くいる。

「好奇心で見てもらったけど、詐欺ではない事を確かめられたよ。
連絡先も聞かれなかったし!」
こんな友人の言葉があったのがきっかけにして、彼女たちと

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