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俳句 土潤溽暑 の頃
(天神祭にて)
奉納の子ども相撲や溽暑の夜
夕顔や講義“怪談”出でし刻
土潤溽暑(つちうるおいてじょくしょす)
七十二候
強い陽気が土の湿りけを蒸発させて
蒸し暑い 頃
写真は 鬼灯 と 鬼百合の墨彩画(筆者作)
七十二候の言葉に 俳句と絵を合わせることに挑戦中です(只今38/72)
高校時代に 英語の先生が 興味のある人は
放課後 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の“怪談”を読みませんかと言うので 参加しました。
英語で書かれた物語を読めることに興味を感じ四人ほどが集まり、 音読をし 訳文を考えるようなことをしていたと記憶しています。
そういう日の夕方、講義が終わり外へ出ると
昨日まではただの緑の植え込みだったところへ
大きな白い花が開いていて 驚かされました。さっきまで“怪談”の世界にいた私は 一瞬 怯みました。怖いとさえ感じ 強く印象に残りました。
以後 夕顔と怪談は 結び付いたままです。
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