見出し画像

復職後4ヶ月を経過して #14

休職の経過
昨年4月の定期人事異動で、通勤は大変だったものの仕事は楽でゆるい男性ばかりの清掃の出先職場から、本庁で激務の女性ばかりの福祉職場に異動になって、その環境の変化からメンタル不調になり6月7日から休職となってしまいました。私は大学4年の時に躁うつ病を発症しており、前の前の職場(在籍7年半)で3度の療養休暇の経験があります。今回の休職の精神科での診断名は適応障害でしたが、躁うつ病(双極性障害)の再発といえると思います。休職からしばらくはストレスから解放され症状は改善していましたが、6月下旬の梅雨明け(後に修正)の猛暑からうつ症状がひどくなり、8月からは外出不能になるほどの重度のうつになってしまいました。7月下旬に処方された抗うつ剤の効果があったのか?8月20日ごろにうつから抜け、朝散歩や断捨離を始めたり、図書館通いやオンラインでの資格取得のための勉強もできるようになりました。そのような経過もあって9月の産業医面談と精神科の主治医の診察で10月から職場での復職支援プログラムへの参加が許可されました。

復職支援プログラム
10月4日から復職支援プログラムが始まりました。4か月ぶりに職場に復帰してみて感じたことは、私の大きなストレスの要因のひとつであった殺伐とした職場の雰囲気が大きく解消されていたことです。同じ部署の他の職員が応援に入ってくれたからだと思われます。復職支援プログラムは休職扱いで、私の場合、勤務時間を初めの2週間は午前まで、真ん中の2週間は15時まで、最後の2週間は17時15分までのフルタイム勤務でした。このプログラムは通勤に慣れる、職場の雰囲気に慣れるのが目的で、窓口や電話対応はなく責任を伴う仕事はさせてもらえません。このプログラムのあいだ臨時職員さんがやるような軽い事務作業をやっていました。この復職支援プログラムの1ヶ月半を無遅刻無欠勤で過ごすことができ、産業医面談と精神科の主治医の診察の結果11月16日からの復職が決まりました。

復職後の仕事について
復職後は当然電話にも出なければなりません。今まで受けていた配慮は完全にではありませんがほぼなくなります。今の職場は窓口業務自体は少なく臨時職員さんがやってくれるのでいいのですが、電話対応はかなりきついです。電話は市民からのもの、事業者や病院からのもの、他部署からの照会などがあり、市民からのものは時に30分を超えるクレームもあります。問い合わせを受けるのが主になりますが、それには専門のシステムを見て答えなければなりません。電話を受ける回数が多く、マルチタスクになり頭が混乱して疲れてしまうこともありますが、ようやく最近慣れてきたところです。また専門員の訪問調査の日程調整も仕事になります。これも電話対応になるのですが電話をかけるほうが主になります。調整がスムーズにいっている時はいいのですが、不調の時はストレスになりますね。人間関係は現在はわりといいといえるといえるでしょう。初めての女性職場ですが、4、5月と比べて業務が比較的順調で、職場の雰囲気がよくなったことも理由です。また女性職場については慣れもあると思います。

双極性障害の再発
ところが、2月中旬から6人いた正規職員のうち1人が産休に入り、それとほぼ同時に1人の職員が外科手術で10日ほど入院、さらにもう1人の職員が療養休暇に入ってしまいました。今まで6人で回していた仕事を3人で回すことになり、それでかなり仕事がきつくストレスフルになりました。そのせいか、そのうちの2人が職場復帰した翌日の3月9日の木曜日にほっとして気が緩んだのか、朝起きると体が重く動かなくなってしまいました。これは双極性障害の再発だと思いました。うつ症状が重く翌日の金曜日も出勤できず、3日半休んで日曜の午後やっとうつ抜けしました。月曜から長期勤続休暇を取る予定でしたが、思わぬ休みのため必要な手続きを取っておらず、月曜出勤して手続きを取り、同じ仕事をしている職員に休みの間の仕事の引継ぎをして3月14日火曜から長期勤続休暇に入っているのが現状です。

おわりに
今日復職してちょうど4ヶ月経過したということで記事を書いてみました。公務員というと安定していて楽なイメージもあるかと思います。過去はそうでしたが、現在は全く違います。他にも激務の部署はあると思いますが、福祉職場もそのひとつだと思います。自分は学生時代からの持病である双極性障害に加え、2年前から糖尿病性腎症になってしまいました。この2つの不治の病を抱えながら、これからも現在の公務員生活を続けるのは無理だと思っています。現在58歳ですが来年度早期退職の申し出をして、来年度末の退職を予定しています。その後の人生の計画は一応立ててはいるのですが、それは別の記事にまた書こうと思っております。

最後まで読んでいただきどうもありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?