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PdMのための究極の読書リスト


自己紹介

B2B SaaSでプロダクトマネージャーをやってます。

これは何

PMに良さそうな参考書籍の一覧があったので、それを日本語にしてみた。

これは何(詳細)



Twitterでredditの「プロダクトマネージャー必見の究極のビジュアルガイド:おすすめ書籍たち(My Ultimate Visual Guide to the Best Books for Product Managers (OC))」なるものを見つけた。


ジャンル分けが良いなーと思い訳してみた。まだ日本語版が出ていないものがあったりもするので英語の勉強にもうってつけ。
「なんか読みたいけど、次何読もう」「xxについて知りたいが何読めばいいかな」というときに有用。これらを読みさえすれば良いPMになれるとは思わないけれども。

似たような色々な記事やリストを日本語で見たことはあったものの(参考1参考2)、英語のものはまともにみたことがなかった。絶対数は英語のものが多いはずなのに、日本語でばかりみていたからでしょう。

リストについて

日本語版が出版されているものについては日本語版書籍のURLを記載してます。
日本語版が出版されていないものは英語版書籍のURLを記載してます。が、私が日本語版を見つけられなかった場合もあるかもしれません。

(個人的な雑感)

  • 「XX流」「xx式」みたいな本はなんとなく避けがちだったが、オリジナル版のタイトルを見ると一切書いていない。翻訳された書籍ならオリジナルタイトルを見てみると良いのかも。

  • (リストのジャンルの幅広さを見て)PMってほんと守備範囲多いな。

  • 「英語の勉強にもなるし!」とか思って日本語版が出版されているものも英語で読んでみたが、自分の英語のスキル的に何倍も時間かかる。インプットのために読むのなら、日本語版が出ているものはそれを読めばいいかもな。

  • 日本語版めっちゃ出版されてるなー。ありがたし。

リスト

以下がリストです〜

Fundamentals:基本原則

とりあえずこれ全部読んでおくと良さそう
”PM本”に偏っていないのがいい

リーン・スタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす

Continues discovery habits(日本語版未出版)

「基本原則」内の本では唯一日本語版が出版されていない。
Amazonのレビュー数も評価もすごい。
PdMのニュースレターでも有名なやつ読書リストの中の「Most Popular Recommendations」にも入っている。

Notionの@kzkHykw1991さんが以下で書いている内容はこの本がベースになっているよう。とてもわかりやすくまとまっているので、「まず日本語でこの内容を知りたい!」と思ったら目を通すととっても良さそう。わかりやすくまとまっていてすごい。

何かと言及される本なのでいつか日本語版も出るのだろう。翻訳してみたい。

内容については、PMに必要な”探索”についての本。
PM・デザイナー・エンジニアの”プロダクトトリオ”が一つのチームとしてどうやってユーザーの課題を見つけていくのかについて書かれている。

筆者のニュースレターもおすすめ

誰のためのデザイン?

分厚くて挫けてたけど2年越しくらいで読んだ。
デザインばっかり語っている本と思っていたら、ビジネスとアラインすることが結構言及されていて良い驚き。

良い戦略、悪い戦略

INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント

なんだかんだ読めていないので読みましょう。
筆者が出ている動画はめちゃ良かったので本も絶対良いのはわかってるんだが。

どちらの動画も筆者の熱量が高くて良い。熱い。

Breaking into PM: PMになるために

世界で闘うプロダクトマネジャーになるための本 ~トップIT企業のPMとして就職する方法

Decode and conquer(日本語版未出版)

Advanced fundamentals: 基本原則発展編

My product management toolkit(日本語版未出版)

プロダクトマネージャーのしごと 第2版 ―1日目から使える実践ガイド

最近日本語版が出版されてた。
”実践ガイド”と言われると気になる。

ソフトウェア・カンパニーの秘密 テック企業の戦略から見えてくるDXの鍵

The lean product playbook(日本語版未出版)

Execution: 実行

アマゾンの最強の働き方――Working Backwards

ニュースリリースから始まるってやつ。
筆者は最近Podcast出演してたので、本読む体力な〜と思ったら動画を見てみても良いのかもしれない。


過去にAmazonで働いていたPdMもこのやり方について話していて、「マジでやってるんだ!」って驚いた。


ユーザーストーリーマッピング

英語版だとオライリーの書籍もKindleで買えるんですね。知らなんだ。

Decision making: 意思決定

ライト、ついてますか 問題発見の人間学

決定力! 正解を導く4つのプロセス

先日開催されたpmconfのエムスリー社 山崎さんのセッションで紹介されてた(スライド58枚目)。


Strategy: 戦略


キャズム Ver.2 増補改訂版 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論

戦略の本なのか

Understanding - the essential guide to competition and strategy(日本語版未出版)

Users: ユーザー理解

超明快 Webユーザビリティ ―ユーザーに「考えさせない」デザインの法則

Deploy empathy(日本語版未出版)

表紙かわいい。なんでこの表紙なのか気になる。

The mom test(日本語版未出版)

この記事で何度も言及しているニュースレターで2022年のアンケートでは良き本として2位にランクイン。
「お母さんでもわかるように話そう」みたいな内容なのかなと予想。読んでみたい。


Product market fit: PMF

ポジショニングの10ステップ ヒット商品を生み出す不変の法則

LOVED 市場を形づくり製品を定着に導くプロダクトマーケティング

表紙がInspierdとLoved似てるからMarty Caganの本かと思ってたけど違った(読んでない)

Behavioural psychology: 行動心理学

予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

面白かった

サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット

タイトル通りお金の話ばかりだった記憶。このリストに入ってることに驚いた。

Soft skills: ソフトスキル

逆転交渉術 まずは「ノー」を引き出せ (早川書房)

影響力の正体 説得のカラクリを心理学があばく

コンサルタントの秘密 技術アドバイスの人間学

GREAT BOSS(グレートボス): シリコンバレー式ずけずけ言う力

xx式の本。

Leadership/ Management/ Executive: リーダーシップ

Extreme ownership((日本語版未出版))

今読んでる。SEALSでリーダーをやっていた人の本。
各チャプターが「戦場での事例」・「一般化」・「ビジネスに適用すると」と3段階の構成になっていてわかりやすい。
戦場のリーダーはマジで命を預かっていて想像を絶する。”エクストリーム”というタイトルは伊達じゃない。

Cracking the PM career(日本語版未出版)

フェイスブック流 最強の上司

xx流の本。PdMのマネージャーに興味があり買った。読むぞ。

最高を超える

HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

あなたのチームは、機能してますか?

Company culture: 企業文化


Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

プロダクトマネジメント ―ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける

企業文化に限らずプロダクトマネジメントの全体感がわかるので非常に良かった。「プロダクトマネジメントを組織で行うために」という内容が多かった記憶。だからこの企業文化の中にあるのかな。
筆者のMelissa Perriは最近プロダクトオプスの本も出版。ちょい気になっている。

EMPOWERED 普通のチームが並外れた製品を生み出すプロダクトリーダーシップ

TEAM OF TEAMS <チーム・オブ・チームズ>

タイトルが個人的にグッとくるので読んでみたい。


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