3行日記 #155（ぱしぱし、ステーキ丼、閉じ込め）

朝、花粉症の症状がひどい。鼻水がつぎからつぎへとでてきて、たくさんティッシュを使った。朝食に食べたはるかの実が傷んでいて、ぱしぱししてるな、と妻が言った。意味はなんとなくわかるが、あまり聞いたことがない。ぱさぱさからきているのだろうか。目やったら言うかもな、目、ぱしぱし……、と言ったら、それは、しぱしぱやろ、と返された。

午前、京阪で出町へ。白髪の長い髪をうしろでゴムでしばっているおじいちゃんがいた。臙脂色のニット帽をかぶっていた。

午後、高野の交差点の辛夷。先週よりも、枝の先の筆先が大きく目立っている。薄緑色の蕾が裂け、白い花びらが見えている。

夜、ステーキ丼、朝の残りのトマトスープ、はるか。チャックの散歩、妻の実家に行くとお義母さんが慌てている。夕方にお義母さんが家のドアをあけると、チャックがどこからか吠えている。探してみると、風呂場に閉じ込められていたという。トイレがしたくなり風呂場にむかい、なにかの拍子にドアが閉まってしまったのだろうか。かわいそうに。だからというわけではないが、新しい欲張りコースで、北に行ったあと、大通りを南へ、神社を抜けた後、東へ。ファミマをおれてぐるっと回り、ふたたび境内を抜けて帰宅した。

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