見出し画像

鹿児島/その日、この時、一分一秒、選んだ道に出会いあり


鹿児島旅最終回です。

サイコロ旅も三日目に突入。
休暇村をチェックアウトし指宿駅まで戻ってきました。

最終日は指宿駅のJR駅レンタカーで桜島へ。

昨日の観光案内のおねえさんにまた会えた!


おねえさんを見つけ思わず駆け寄った私。

『おはようございます!』

「あ!おはようございます!昨日はどうでしたか?」

『すごく親切なタクシードライバーさんで、指宿のこと色々知ることができてとってもよかったです!ありがとうございました!』

「よかったです!今日はどちらへ?」

『レンタカーで桜島に行きます。そのあとは
大阪に向けて帰ります』

「そうですか。いい旅を続けて下さい!」

『はい。ありがとうございます。いってきます!』

笑顔でお見送りをして下さったおねえさん。

最後にお礼を言えてよかった。

今回の相棒
九州旅はいつもJR駅レンタカー


今日は朝から曇り気味。
息子達が天気悪いなぁ~雨降るんちゃうん?って言っているのをよそに大丈夫~降らへん、降らへん。桜島着いたら晴れるから~とひとり豪語する私に呆れ顔の2人(笑)

途中寄った道の駅指宿からの眺め
この時、雨が。。。
誰?降らん言うたん?
めちゃ降ってきてるけどー!
突っ込まれる私
ー̀εー́ )
桜島が霞んでる。
でも山頂は噴煙で隠れてるだけやで。
空模様のせいちゃうし。


指宿から鹿児島港桜島フェリーターミナルまでの道のりは海沿いを走れるので、太陽出たらいいドライブコースになりそう。


ちなみにJR枕崎駅(指宿のたまて箱)の路線が所々並走する形で通っている。運が良ければ、指宿のたまて箱に出会える可能性があります。


あ、ロケット!
レプリカ?かな


フェリーのりば見つけた!
桜島待っててね~
これに乗ります。
立派な船だ。


この桜島フェリーは24時間営業。島民の足となっていて、桜島に大規模な噴火が起きた場合フェリーで避難できるように、このような体制になっているそう。

料金、大人ひとり200円。車は車種の全長によって値段区分がある。

車ごと乗船するとドライバーは車の料金に含まれており、3人の場合だと車料金+大人2人=乗船代となる。

乗船時間は15分から20分ほど。


土日祝のダイヤに一本、約50分かけて桜島に向かう“よりみちクルーズ”なるものがある。
直行で桜島に渡りたい場合はこれには乗らないほうがいいね。

よりみちクルーズ


車で乗船すると降りてデッキに向かう人や車内にそのまま残っている人など様々。

私たちはデッキへ。

ここのうどんが有名らしい。
でも15分で食べれる気がしないので
食べなかった(苦笑)
桜島からのフェリーが来た
このフェリーが着港したら、
私たちのフェリーが出発するみたい。
ドルフィンライナーおかえり~
私たちは桜島にいってきまーす。
噴煙をあげてるね

初めての乗船ってのもあると思うけど約15分の船旅はあっとゆう間。着港前のアナウンスが流れると車に戻らないといけないし実際にデッキに居れる時間は短い。

フェリーの乗組員さんは手馴れた様子で、効率よく車を一台ずつ誘導して船外に導いてくれるのでとっても安心。

初めて車でフェリー乗船だったけど、なんの心配もいりませんでした。無事に桜島上陸!


ビジターセンター、レインボー桜島のマグマ温泉、なぎさ公園の足湯、道の駅などはフェリーターミナルのほど近い場所に点在しています。


ビジターセンターは桜島の成り立ちを知ることができるので一番最初に行って見学するのがおすすめ。無料です。

レインボー桜島は国民宿舎ですが日帰り温泉も可能。マグマ温泉人気のようです。

なぎさ公園は桜島を望みながらゆっくり足湯を楽しめます。

桜島はあまり食事をできるところがありません。道の駅以外だとコンビニぐらいかなぁ。レインボー桜島もランチあるようだけど現時点では土日祝のみの営業。

私たちはレインボー桜島のそばにある無料駐車場に車を停めてビジターセンターを見学。そのあと、なぎさ公園を軽く散策しました。

ビジターセンター
ジオパークに指定されているんだね
温泉好きだけど私たち3人は
このようなシチュエーションに
あまり興味がない。

そろって眺めてただけ(笑)
自分も今、桜島に立ってるんだけど、
そうじゃないみたいな
不思議な感覚を覚えた。



道の駅も歩いて行けるのだけど食事後、桜島を車で周遊するのに道の駅出発のほうが方向的にロスがないので駐車場に戻り車で道の駅に向かうことに。



桜島満足セット
私たちはこれをオーダー


つぶつぶしてる!


正直に言います。

あまりみかんの味はしなかったなぁ。麺つゆをつけると、つゆの味が勝ってしまってますます普通のうどん。みかんを期待して食べるとちょっとがっかりします。

それに反してカンパチ丼がめちゃ美味しかった。カンパチがうまい!ミニじゃなく普通サイズで食べたい(笑)

桜島がみかんの名産だなんて初めて知りました。でも、シーズンは12月~なんだって。もしかしたら12月以降にうどんを食べるともっと風味が増すのかなぁ。


お腹が満たされたところで道の駅を出発です。

展望施設はたくさんあるようですがその中で、私たちがチョイスしたのはこの2つ。


ゆっくり安全運転で桜島ドライブです。

青空が見えてきたよ!
溶岩道路
なかなかないよね?こんな道
桜島がどんどん大きく見えてくる


桜島の道路は空いてる。どこかのサイトで読んだんだけど、桜島は市街地からや大隈半島からでも眺められるから観光目的だけで桜島に渡る人は比較的少ないんだとか。

桜島は “島” ではない。
実は九州本土大隈半島と陸続きなんです。

現在、桜島は大隅半島の一部です。
しかし、1914年の大正噴火が起こるまでは文字通り「島」でした。
それまで桜島と大隅半島の間には、幅330〜400m、水深は70~80mの瀬戸海峡がありました。
大正噴火の溶岩によって海峡が埋めたてられ、桜島と大隅半島は陸続きになりました。
桜島ビジターセンターより

観光施設が桜島フェリーターミナル側に集中しているから、車でない人はフェリーのほうが便利。周遊バスもあるので徒歩でも観光には困らない。

マイカーの人は大隈半島から桜島に入ってフェリーで鹿児島市内に入るのもいいかもしれませんね。

おっと、ちょっと話しがそれました。旅の続きを。

ほら!どんどん雲が切れていき青空が広がってきた。

ほらー晴れるって言ったやろ~


一つ目の展望所に到着です。


修学旅行生かな?
最高の撮影日和だね!
噴煙が時々このように上がる。
桜島が生きている証
錦江湾
溶岩があちこちにゴロゴロ
階段は火山灰だらけだ。
先に見えてるトンネルみたいなのは?
火山灰はさらさらだけど、
触ると手が灰色になってまとわりつく感じ
トンネルの正体は避難壕
噴火したらここへ
桜島にはこのような避難壕が
あちらこちらにある。
ふむふむ、なるほどー(笑)
by.長男
噴煙を上げてるだけなので、
揺れもなければ音もないけど、
静かに噴煙をあげる桜島は迫力
噴煙が治まった
学生さんたちが撮ってた場所
ヘッダー写真はこれ


自然のちからを目の当たりにできる場所だ。

私たちが息をしているのと同じ。桜島も息をしているんだね。


かっこいいよ。桜島。


サラッと見て終わりには出来ないところです。
ぜひ、見に行ってほしい。


ここには小さなお土産屋さんとトイレもあります。ゆっくり散策してみて。


では、次の展望所に向かいましょう。

今回の旅でこの写真が好き

湯之平展望所は桜島の4合目の位置にある展望所。

一般の人が登れる桜島の最高地点です。

このあたりまでくると写真のようにモヤがかかっていて、車が走る度に火山灰が砂嵐のように舞い上がります。マイカーの人は窓は閉めて走行したほうがよさそうです。


全てに火山灰が降り注いでいて
案内板もこのとおり。
決して汚れてる訳ではありません。
展望台より
展望台は360度見て回ることができる
荒々しくそびえ立つ桜島
マジでかっこいい


かすみ目になった?って自分を疑いたくなるぐらいに、ちょっぴり視界不良﹠目がシバシバします。そして、スマホで写真を撮りまくってるとスマホがザラザラしてきます(笑)


桜島の真の姿を見れた気がした。雄大さ、力強さ、なにより活火山であると主張しているようです。


ただ展望所を回って桜島を眺めただけだけど、場所によって様々な表情で迎えてくれた。それが桜島でした。

********

帰りのフェリーまで少し時間があるので最初に停めた駐車場に再び停めて月讀神社つきよみじんじゃへ行きました。

こちらはフェリーターミナルの真ん前にある神社。先にお参りしてから桜島周遊に出かける方が多いそうですよ。


鹿児島旅行からもうすぐ1ヶ月経とうとしています。サクサクと更新できずごめんなさい。長きにわたりnoteを読んで下さりありがとうございました。



くろしお


最後は自分の噴煙で隠れちゃた桜島
恥ずかしがり屋さんみたい(笑)

この記事が参加している募集

カメラのたのしみ方

旅のフォトアルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?