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美味しそうに見えた方が売れるよ。

やぁ、いらっしゃい。今日も元気そうで何よりだよ。

SNSを寝る前に延々触ってることがある。
寝付くのが遅くなってしまうと言う流れ、良くない。

翌日になるとやや眠い。仕事をこなす。
合間に記事を考え、作成。←イマココ

普通に眠いよ、手も頭も鈍くなるんだよね。

フードコーディネーター。


普通に生活しているとあまりお目にかかることのない職種だね。

NPO法人日本フードコーディネーター協会が認定する民間資格。
資格を取得するためには、資格認定試験に合格しなくてはならず、1級から3級までの等級がある。

1級ともなると、企画書の審査から面談、プレゼンテーションと求められるハードルも高くなり、国内でもまだ2023年時点で150人程しかいない。

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「食」に関連するあらゆるビジネスを効果的に演出し、人や企業を繋いでいくことでイノベーションをコーディネートする。

求められるところとしては、コミュニケーション能力があり、勉強熱心、食に対し強い関心を持っている。

等々、知識面以外で必要な素養は多い。
限られたシーンでの活躍になるが、それでも一点突き詰めると広がりは無限大。

今日はそんなフードコーディネーターのお話だよ。

自分で会社も起こせてしまう。


Y氏は経営者として、飲食店を運営している。
そしてもう一つ、フードコーディネーターとしての顔も併せ持つ。

元々、大手食品メーカー務め。当時から食に対する意識は他の追随を許さず、社内でも扱いづらいと言われていたとY氏は笑いながら話す。

確かに、Y氏はちょっと変わったタイプ。

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集中していると話を聞いているのか分からないような雰囲気で、一点突破で思考する。そして急に話を切り返す。

初見の人からすれば、少し変わり者。空気を読めないタイプと言われるのかもしれない。まぁ、経営者という人種はどこかしら一曲あるもんだけど。

気に入った相手にはどんどん世話を焼き、好ましくないと判断したら目も合わさない。妥協なしで徹底していることは間違いない。

付き合い出すと深い。


古巣が大手ということで、メーカーやチェーン店など割と名の通った企業の代表や担当とも顔が利くという武器がある。

元々フードコーディネーターという言葉が出回るその前から、その業種に携わっていた為、資格自体が後発に見られがち。

独立を機に資格も取得し、「フードコーディネーター」を名乗ることが出来るようになったことはY氏のビジネスを牽引した。

飲食店とは別に、工房と事務所機能を併用した本社を設置。

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そこで企業から依頼を受けた、新料理の開発を日々行う。

Y氏やスタッフは各国のスパイスにも見識があり、日本では嗅ぎ慣れない各種入り乱れた香りが室内に漂う。

配合はアバウトでもそれなりの味にはなる。
とはいえ、毎回同じ風味と香りを演出する為にも一定の分量をレシピ化しておく事はビジネス上必要。

産地や保存環境、期間によって変化の大きいのがスパイス。
こだわりだすと一生向かい合っているので、程々の落とし所がいつも難関になるそうな。

看板商売。


別目線での取引としては、EC事業者などがある。

特にY氏が懇意にしている会社の一つがある。そこではグルメ通販のポータルサイトを持っているのだが、一部フードロス対策の食材販売も行われている。

EC事業者としては異色ではあるが、食品加工業や水産業の事業者と密にやり取りしてこのポータルサイトを活用する。

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出品者としては、いかに自分の商品が売れるか。素材販売となるとどれだけ取り繕っても無骨な冷凍保存。

Y氏と協業することで、出品素材を活用した料理を工房で製作。
1つの食材で色々パターンを考える。

ここで拘るのは味よりも『映え』。

正直C(個人)向け販売だと、とにかく完成図。
いかに美味しそうにみえるか。いかに食べたくなるような見た目になるか。

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工房には撮影ブースも併設しており、完成した料理は本格的なカメラで複数カット撮影される。

『美味しいかどうかは置いといて、美味しく見えないと始まらない』

Y氏の考え方は結果重視。
実際、ECでの販売は好調で出品者もここまでお願いした方が結果的に利益に繋がるケースが多い。

「フードコーディネーター監修」という「はく」もまた、一消費者からすれば信頼の後押しとなるのは言うまでもなく。

プロ意識。


Y氏が竹を割ったような性格であることは先述の通り。

技術に関しては強力な自信を持っており、その自信は価格にも現れる。
決して安い金額ではないし、基本的に交渉を受けるタイプでもない。

そもそもフードコーディネーターと工房という組み合わせ。探せばあるだろうけど、基本的にレアな組み合わせな為、したいのであればY氏にお願いする形になりがち。

Y氏はあくまで適正な価格提示と考えるため、暴利ではない。
我々のようなIT技術にも、安売り非推奨をよく教わることがある。

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単発、月額制と、内容によって請求形式は変わるが売っているのが技術になるため、知らない人からすれば、価格相場が分からない。
実際、これが問題でトラブルを起こす業者も多いのが困ったところ。

適正な金額、何だったらやや値引き提案でも普通に高いと言われる事もあり、予算感覚の乖離は日常茶飯事。

Y氏も多く苦労してきたからこそ言える言葉だと思う。
したいことの相場を知らない人と仕事は出来ない。

これは私も強く思っていることだ。おかげでしくることも少なくないけどね。

これから。


ビジネスの多様化により、Y氏はこれからも活躍していくと思う。

築き上げた人脈から生まれる新しい人脈は、ビジネスを安定化させ、人にも優しくなれる。Y氏はよく人に紹介をしているシーンも多い。

クセは強いが、基本は人が好き。
入り込みに成功した若手は概ねビジネスの発展に一躍買っている。

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今後、資格で飯を食う。的な生涯安定の仕事なんて期待できない。

だからこそ、実力と人脈。そして確固たる意志をもってビジネスをしていかなければ、欠けた者から落ちていくようになるだろう。

今後の日本経済は暗い。
何度も言ってきたのでここでは割愛するが、暗いなりにも自分の意志と行動1つで何とでもなる。

それを体現しているなと思わせる、Y氏のお話でした。

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ここまで見てくれてありがとう。

楽しんでもらえたら最高です。
いつも来てくれることの感謝を禁じえない今日この頃。

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それでは、また。

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