勉強の理想的な環境はアルプスの草原(ハ〇ジ)某学習塾のCMの回し者ではありません。
こんにちは。
北九州市で学習塾とラーニングスペース(自習室&コワーキング)を運営している岡田です。
今回は勉強する前に環境を整える事はすごく大切って話をします。
勉強する前に欲望を断つとか、喫茶店くらいの少しの雑音があった方が集中できるとかいろいろな話がありますが、今回はそんな方法論的なことではなくもっと根本的な根っこの部分をお話します。
※私は某学習塾とは縁もゆかりもありませんのであしからず。
ダイエットに学ぶ学習法
勉強の話かと思ったら、いきなりダイエットの話かい!とツッコミを入れたあなた!
まぁ、騙されたと思ってもう少しお付き合いください。
ダイエットって難しくないですか?
食べすぎを減らして、運動すればだれでも痩せるとわかっているのに、毎年のように新しいダイエット法が生まれたり、ライザップのようなサービスが出てきたりしています。
なぜでしょう?
それは脳の仕組みにあります。
現代社会は様々なストレスに溢れています。
学校や会社・ネット・地域やコミュニティなど様々な人間関係に気を使い心をすり減らしていませんか?
ストレスを受けると交感神経(攻撃・活動)が優位になります。
なにか活動的な事をしようとしている時(仕事や勉強など)は交感神経が優位である方がいいでしょう。
しかし、その状態が長く続くと脳は疲れバランスを取ろうとして副交感神経が優位になるような行動を無意識に取ろうとします。
その時、一番簡単な解決策が満腹になることや寝る事です。
そう!だからダイエットが難しいのですよ!
交感神経が優位になる要因としてストレスの他に「光や音の刺激」などもあるため、勉強で疲れたからYouTubeでも見て。。なんて事をすると更にストレスがかかって疲れる。なんてこともあります。
ダイエットも勉強もストレスが敵!
勉強をしようとして環境を変えて、苦手な事に挑戦している状態はストレスがかかっています。
ストレスがかかった脳は記憶力が低下するので、余計に効率が悪くなります。
そのうえ、頑張って遅くまで起きて勉強すると睡眠時間が減って更にストレス増!
なんとなく集中できなくなってお菓子に手が伸びて、お菓子を食べたら胃に血液が回るので眠くなって。。。。
どんどん深みにハマっていってしまいます。
ずっと副交感神経優位で、のほほんとしているのもいけませんが、頑張りすぎるのもよくありません。
理想の環境はハ〇ジ?
某学習塾がそれを狙ったのかはわかりませんが、アルプスの山奥の自然豊かな環境は副交感神経を優位にします。
ゆっくりと風を感じながら草原に寝そべる。そして、十分に英気を養ったら脳はバランスを取ろうとして交感神経を優位にもって行こうとするので何かしたくてウズウズしてきます。
その時に勉強に入れる状態にしておくと、すっと集中できるようになります。
そして、疲れたら草原へ。
この循環こそが理想の環境だと思います。
現代社会で草原は難しいと思いますので、好きな(落ち着ける)音楽や軽い運動やひとりの時間(スマホのシャットアウト)など時間を気にせずゆっくりできる時間を作ってあげてください。
心のご褒美を用意してあげる事が、勉強するための初めの一歩です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?