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#5 ハッピーエンドじゃない物語が心揺さぶられて泣ける


こんばんは、しおんです(*˘︶˘*).。.:*♡

本日ご紹介するのは映画化もされた恋愛小説です。

住野よるさんの「君の膵臓をたべたい」というお話をご存知ですか?
映画化もされた有名な恋愛小説ですね。


「君の膵臓をたべたい」は住野よるさんのデビュー作です。住野よるさんの小説はほかの物も感動できるものが多いのでぜひ読んでみてくださいね。

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〈あらすじ〉
主人公である「僕」は病院で偶然「共病文庫」というタイトルの本を拾う。それは「僕」のクラスメイトである山内桜良がつづっていた秘密の日記帳で、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが書かれていた。「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、家族以外で唯一桜良の病気を知る人物となった。

「桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合っていくうちに、「僕」、桜良という正反対の性格の2人が、お互いに自分には欠けている部分にそれぞれ憧れを持つようになり、次第に心を通わせて成長していく。そして「僕」は「人を認める人間に、人を愛する人間になること」を決意。桜良は、恋人や友達を必要としない「僕」が、初めて関わり合いを持ちたい人に自分を選んでくれたことにより「初めて私自身として必要とされている、初めて私が、たった一人の私であると思えた」と感じていった。

しかし、余命を全うすることなく、4週間の入院治療から解放されたその日に桜良は通り魔に刺されて亡くなってしまう。「僕」は桜良の通夜や葬儀に参列せず、数日後に桜良の家を訪れる。

──引用元:Wikipedia
()https://ja.m.wikipedia.org/wiki/君の膵臓をたべたい)


病気で余命宣告されているのにも関わらず、その命を全うすることが出来なかった桜良。
自分の人生を変える大きなきっかけになった大事な人を理不尽に奪われることになった「僕」。

自己完結して生きていた人が、人を愛する人になりたいと願うのはそれはきっととても大きな変化で。
そう思わせてくれた大切な人が亡くなってしまったなんて…。かなしい…(´;ω;`)

何より高校生で余命宣告されて、死を受けいれた、桜良の強さ。受け入れてなお、そんな生を恨まないように共病文庫として日記を描き始めたのがもうつらい。優しい。

きっと生きたくてたまらなかっただろうに。
自分の周りを愛していたからきっと死にたくなんてなかっただろうに。

自分が死ぬことは決まっているのに他者を思いやれる彼女はどうしようもなく優しくて、幸せになって欲しかった…。

自分の大切な人が、人生を変えてくれた人が亡くなってしまったらきっと私は立ち直れないんじゃないだろうか。前を向けるのだろうか。

「僕」も「桜良」もつらすぎる結末だなぁ…。

映画では北村匠海さんが「僕」を、浜辺美波さんが「桜良」を演じます。
映画もすっっごい良いです。泣いた。

もうほんとにいい話。
映画でも小説でもどっちでもいいんでぜひ見てほしい…。


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