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#2 学校っていう身近な場所が舞台になってると怖さが増す気がする

こんばんは、しおんです(´∇`)

今日ご紹介する素敵な本はまたまたホラーになります。ホラー苦手な人は見るの中止してください!

「カラダ探し」というお話をご存知でしょうか?
学校を舞台に、その学校で有名な怪談話に巻き込まれる高校生のお話です。
第1夜から最終夜までなる全4作のシリーズ作品です。

全シリーズで共通しているお話から語らせていただきますね。

県立逢魔高校で語られる学校の怪談。50年前、強姦・バラバラ殺人事件の被害者である血まみれの少女の幽霊、赤い人。
学校で赤い人に遭遇してしまうと体を8個に分けられ、校舎に隠されてしまうそうです。その体を同じ高校に通う人に探してもらわないといけません。「カラダ探し」を頼まれた生徒は断ることが出来ません。頼まれてしまった生徒達は同じ一日を繰り返し、毎夜学校に閉じ込められ、体を探し続けます。
赤い人に見つかれば追いかけ回され殺されてしまうのに、目が覚めると同じ一日が始まります。体を探す生徒たちが全員赤い人に殺されてしまうと、その日の朝になってしまうのです。
また、一度赤い人を見てしまうとその日は振り向くことが出来なくなります。
振り向くと背後に赤い人が現れるからです。
そんな日常を繰り返しながら、8個の体を玄関前の棺桶に納めなくてはいけないのです。


今回は第一夜目(第1巻)のお話をします。
ネタバレなしで頑張ります…!

簡単に夜のカラダ探し中のルールを説明します。

1.学校の敷地外には見えない壁に阻まれて出ることが出来ない

2.携帯は圏外

3.全員が校舎の中に入ると玄関が閉まり開かなくなる

4.不定期に赤い人の居場所を伝える放送が流れる

5.体を探し終えるまで終わらない一日が続く

6.赤い人に殺された時のあざと痛みは残る


というルールがあります。

1作目では三神遥に体を探してと頼まれます。
頼まれた6人は、森崎明日香、伊勢高広、浦西翔太、柊留美子、鳴門理恵、杉本健司です。

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毎夜赤い人に襲われる恐怖から仲違いしながらもみんなで協力し、終わらない一日を終わらせるために頑張っていました。

カラダ探しをしながら、赤い人の謎についても触れていく6人。

終わらない一日とはどんな気持ちになるのでしょうか。きっと恐怖でたまらないでしょう。
痛みもアザもある。殺される感覚も記憶もある。発狂してしまう人だっているでしょう。

少しずつ体が集まる毎に謎が明かされ、また謎が増え…。シリーズを最後まで読んで明かされる真相にきっと涙するのではないでしょうか。

ほかのホラー小説と違って、感動的な終わり方だと思います。
伏線を全て回収されますので、モヤモヤして終わることもないです。

ぜひ読んだことの無い方は読んでみてください!


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