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【読書メモ】生き抜くための整体(片山洋次郎)【#31】

今までと
同じ感じで
野口整体に似た
片山さんの整体
の本です。

いつも通り
というか
ほぼ同じことが
書かれています。

と言っても
整体に
馴染みのない人には
分かりにくいので、
背表紙の
内容紹介を抜粋しますと

癖やしぐさなど、日頃の何気ない動きを見直すことで、身体も心もゆるめることができます。心の底=腹の底から湧いてくる力で、心地よく生きる。そのために一番大切な「深い呼吸」へと自らを導くための整体入門。日々のストレスを自分でほぐす16のメソッドもイラスト図解で収録。一生使える、身体感覚の磨き方。

という感じです。

背骨を
ボキボキと鳴らす
のはカイロプラクティック、
肩や背中のツボや
筋肉のコリを揉みほぐす
のは指圧、
ガタンってなる
ベッドで施術する
のは整骨?
とにかく、
身体を整える方法は
色々あって
分類は難しいです。

身体を整えるのが
整体なので
色々な整体が
生まれて来ます。

ただ、
皆さんが
イメージするような整体。

片山さんの本にあるのは
そういう整体では
ありません。

そっと手を触れるだけ
微妙に動かすだけ
という技術が
多いです。

目次は

序章 はじめての整体
第1章 いい笑顔も集中も、お腹の底から湧いてくる
第2章 自前の「体調アプリ」を使ってみよう
第3章 身にしみて分かる心と悩みと身体のつながり
第4章 整体で読み替える「生きるための技術」

序章から
第3章までは
片山さんの
他の本を
読んだことがあれば
あまり得るものは
ありません。

ただ、
目次を見てもらえば
分かるように、
言葉の選び方
というか、
表現を
今の感じに
アレンジする能力
が素晴らしいです。

過去の本では
使われてなかった
「体調アプリ」とか
イメージしやすいワードに
早速
置き換えられています。

この
時代を捉える力
というか、
柔軟さが
片山整体の特徴で、
本の読みやすさにも
つながっているように
思います。

第1章から第3章が
技術論で
第4章が
考え方の話です。

第3章までは
実際に図解された
自分で自分を
どうほぐすか
どう整えるのか
という内容ですが、
第4章は
身体感覚との
付き合い方のようなことが
書かれていて
とても良いです。

この4章を読むため
だけのために
買っておいても良い
と思います。

本棚に置いておいて
たまに読み返すのに
良い本です。

まあ、
僕が
片山さんの
ファンなので
話半分に
聞いてください。

この本から
入っても良いし、
昔の本を
読んでみるのも
おすすめです。

昔の本では
オウム真理教に
ハマった
若者の身体感
などについても
考察されています。

おわり

この2冊は
初期の頃の本で
とても面白いです。

野口整体の体壁
に興味がある人は


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