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【映画メモ】地面師たち 全7話【#63】

解説はシネマトゥデイさんから

2017年、再び土地価格が高騰し始めた東京。伝説の大物地面師・ハリソン山中に誘われ地面師詐欺の道に踏み込んだ辻本拓海。それぞれにプロフェッショナルな犯罪者数名で構成された地面師グループの彼らは、緻密かつ周到な計画で大手デベロッパーに詐欺を仕掛け、巨額を巻き上げていた。そんな彼らが次なるターゲットに選んだのは、時価100億円とも言われる土地。前代未聞の詐欺に挑む一方で、かつてハリソンを逮捕寸前まで追い込みながら、結局逮捕することができなかった定年間近の刑事・辰は、新人刑事と共に独自の捜査を開始していた。騙す側と騙される側、そして刑事の三つ巴の争いは、次第に拓海の「過去」とハリソンの「因縁」を浮き彫りにしていく。

https://www.cinematoday.jp/page/A0009224

話題になっているので、見てみました。

めちゃくちゃ面白いです。映画と違ってドラマなので、次、次、次はどうなるの?止まらずに全7話を一気見しました。1日で見られる長さなので、逆にちょうどいいかもしれません。ちょこちょこ見ると、誰がどれだっけ?となってしまうので、一気見がおすすめです。

主人公は綾野剛です。その新人詐欺師の綾野剛を育てようとしているのが、トヨエツが演じるハリソン山中です。そして、このハリソン山中が超絶かっこいいのです。

『キングダム』の麃公将軍とは全く違って、イカレ具合は同じなのですが、方向性が真逆です。常に丁寧な話し方で、知的に、穏やかに、仕事を進めていきます。でも、狂っている感じがひしひしと伝わってきます。

リリーさんが悪役じゃなくて出ているのも、面白いです。刑事役か~。悪役側が北村一輝、ピエール瀧、小池栄子(途中から染谷将太が加わります)という豪華メンバーなので、刑事役もリリーさんくらいの存在感が無いと釣り合わない気はしました。絶妙のキャスティングです。池田エライザさんも、ハマっています。

『キングダム』でも、この『地面師たち』でもマキタスポーツさんが良い味出しています。どっちでも重要な役どころで、最近よく見かけるな~って思いました。

全7話で、前半と後半で2つの詐欺が行われます。前半は導入だけあって、地面師の仕事の仕方を視聴者に理解させたり、騙される方の心理状態を想像させたり、じっくり世界観にのめり込んでいって、後半のドキドキハラハラが止まらない感じがたまりませんでした。久しぶりに手に汗握って見ていました。

しかも、終わり方が・・・続編作れるよね!って感じの終わりだったので、期待しています。って思っていて、調べてみたら、原作は続編があるんですね!これは絶対作って欲しいです。めちゃくちゃ期待しています。

ストーリーとは全然関係ないのですが、免許証が本物かどうか調べるときに、裏からライトを当ててICチップを確認するシーンがあります。すぐにスマホのライトをオンにして、免許証の裏から照らして確認したのは僕だけじゃないはずです。

おわり


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