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糖尿病に効果のある気功(東洋医学の視点から糖尿病を見ると)

はじめに

新型コロナに感染した40代の女性が、陽性と分かって数日後に自宅で亡くなっていました。彼女は基礎疾患として糖尿病を持っていました。ということは、若くても糖尿病は新型コロナのリスクになると考えられます。しかし、糖尿病は、全世界の中で最も死亡率の高い四大疾病の一つです。全国の糖尿病患者は推定で740万人、さらに糖尿病予備軍が880万人、合わせると1600万人以上いると考えられていて、年々増加しています。

糖尿病には大きく分けると、インスリンの分泌量がほぼ枯渇している「インスリン依存型糖尿病」と、インスリンの分泌量が少なかったり、動きが悪くなったりしている「インスリン非依存型糖尿病」の2つのタイプがあります。日本人の場合は、90%以上の人が「インスリン非依存型」です。インスリンの働きを悪くするような、さまざまな要因が重なって発症します。インスリンの働きが悪くなることを「インスリン抵抗性」と呼びますが、その要因としては、食べ過ぎや砂糖・動物性脂肪のとりすぎといった食習慣、肥満や加齢、運動不足、ストレスなどが考えられます。インスリン非依存型の糖尿病は、35歳以上で肥満タイプの人の発症率が高くなります。標準体重よりも20パーセント以上オーバーしている人は特に要注意です。

この記事では、まず中医学では糖尿病をどのように捉えるかについて紹介しています。西洋医学では、癌や糖尿病は特殊な病気、重篤な病気と考えられますが、中医学の場合は、全てが陰と陽のバランスの問題になります。風邪でも、インフルエンザでも、新型コロナでも、癌でも、糖尿病でも、基本的には陰陽をどのように整えていくのかという話になります。実際に、末期の癌と言われた人たちが郭林気功をすることで、癌を克服しています。理論が正しいかどうかは別にして、陰陽のバランスを手掛かりに対処することで、そのような可能性があるのが中医学です。鍼治療では、どの経絡の陰陽を整えるのかを紹介しています。3つの経絡を紹介していますので、お灸をするもの良いと思います。

この記事のメインコンテンツとして、糖尿病に効果が高い気功を紹介しています。上記の郭林気功は、癌が完全な陰陽失調であるからか、特殊な呼吸を用いるので独学は難しそうです。でも、この糖尿病に効果が高い気功は、基本的にイメージを用いた功法になるので、初心者にもやりやすい方法です。夜に行う方法です。一人でコツコツ続けることで、高い効果を出すことができます。糖尿病の人が新型コロナに感染すると重症化しやすいと言われています。気功教室に習いに行くのが怖い、少しでも効果があることは試してみたい、外に出るのが億劫だ、気功教室に行く電車代より安いこの記事でまずは取り組んでみてください。

最後に、中医学から見た、効果的な食材を紹介しています。食事療法をしている人は、あくまでもそちらを優先してください。また、効果的と言っても、食べすぎるのは絶対に良くありません。バランスを取るための食材ですので、一つの食材を食べすぎるというのはバランスを崩してしまいます。注意しながら、楽しみながら普段の食事に取り入れてください。楽しむ気持ちは、ストレス軽減になって、効果を高める秘訣でもあります。

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