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【映画メモ】キングダムI〜III【#62】

1作目が『キングダム』2作目が『キングダム2 遥かなる大地へ』3作目が『キングダム 運命の炎』そして、現在公開中の4作目が『キングダム 大将軍の帰還』です。

僕は原作に超ハマっていたので、ストーリーは全部知っているのですが、キャストの再現性の高さ、原作リスペクトな感じがひしひしと伝わってきて、映画版もとても大好きです。

ちなみに1作目は原作の1巻から5巻を、2作目は5巻から7巻を、3作目は8巻から途中までと、10巻の終わりから13巻まで、4作目は14巻から16巻までが描かれています。

あらすじはwikipediaから

紀元前245年、春秋戦国時代、中華西方の国・秦に信と漂という戦災孤児で奴隷の少年がいた。2人は「天下の大将軍」を目指し日々剣術の修行を行っていた。そこへ大臣・昌文君が現れ、漂を王宮へ仕官させる。だがある夜、信の家に漂が深手を負った状態で戻り、漂は地図を信に手渡し命を落とす。
信は地図に書かれた場所へ向かい、その先で秦王・嬴政(えいせい)と出会う。信は漂が嬴政の影武者となったことで刺客に襲われたことを知ると、嬴政に敵意を剥き出しにする。そこへ刺客の襲撃を受けるが、信は漂の仇である刺客を討ち取る。嬴政は弟の成蟜(せいきょう)と左丞相・朅(けつ)氏に玉座を奪われ流浪の身であり、信や河了貂(かりょうてん)と共に嬴政は昌文君との合流地へ向かう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%80%E3%83%A0_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

簡単に言うと、秦の始皇帝の話です。今までの中国を舞台にした人気小説、映画は三国志の独壇場でした。漫画でも、中国と言えば劉備玄徳を主人公にした横山光輝さんの「三国志」、曹操孟徳を主人公にした王欣太さんの「蒼天航路」が圧倒的に存在感がありました。三国志以外だと、横山光輝さんの「史記」「項羽と劉邦」、王欣太さんの「達人伝-9万里を風に乗り-」もありますが、やっぱり「三国志」「蒼天航路」の方が知られていると思います。

しかし、ここにきて三国志以外の始皇帝にスポットライトが当たって、本屋に行くとキングダム人気にあやかった史記の解説本がたくさん出ていました。僕も、キングダムが好きすぎて、ちくま学芸文庫の「史記」を買ったは良いものの、難しすぎてあっという間に挫折するという悲しい過去があります。もう少し待てば、簡単な解説本が出ていたのに・・・と悔しい思いをしているところです。しかも、始皇帝が出てくるところはほんの少しなので、「史記」自体を買うと圧倒的にコストパフォーマンスが悪いです。

原作を知らなくても十分楽しめる映画ですが、原作を知っているともっと楽しめるし、映画を見てから原作を読むのも楽しそうです。『ゴールデンカムイ』も同じですが、キャラの再現性とストーリーの忠実さにびっくりするかもしれません。

ということで、3作品を一気見して、原作への愛が溢れているとてもいい映画でした。4作目を見に行かなきゃ!と思っています。

でも、『鬼滅の刃 無限列車編』で煉獄さんが死んで大泣きしたことを考えると、王騎将軍ロスに耐えられる自信がありません。

おわり


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