見出し画像

初めての生理の話と布ナプキンの話。

こんにちは、生理研究室のくろみです。

少し前になりますが、先日、布ナプアドバイザーの方の講話を聞いてきました!

初潮(初めての生理)を迎える子に向けた内容ではあったのですが、基本を抑えた内容で、大人も楽しめる情報が盛り沢山でした。


・生理とは何か
・生理が引き起こす不調(PMS)
・生理痛に関係する食べ物
・布ナプキンの紹介と使い方の説明 など


ざっと覚えている限りですが、再現度高く記憶に残るほど、私も前のめりに話を聞いておりました。

初潮を迎える段階って、『大人になりたい』と『大人にまだなりたくない』の間で、恐怖心のようなものが常に存在しますよね。
そして、実際に生理を目の当たりにして、「ん?これはうんち?」なんてパンツに付着した茶色い物体を凝視するわけです。

初潮から鮮血なんてことはほとんどないので、大概は茶色の血なのですが、それが生理だとはすぐに理解できず、、、
周りの大人や既に生理になったお友達などに聞いてみて、「それ生理だよ!」と合致するのです。

平均して、初潮を迎えるのは小学6年生くらいが多いです。
早い子では3年生で、遅い子では中学3年生で迎えたという子もたまにいます。
体や心の成長によって個人差はあるので、焦る必要はありません。


さて、ここからは生理用品について書いていきたいと思います。

時代の変化によって、生理用品も大きく移り変わっています。
一昔前は、一般的なナプキンやタンポンが主流でしたが、海外の情報の影響もあり、月経カップというものも登場してきました。

月経カップの使用方法は、膣に直接カップを差し込み、その中に経血を溜め込む仕組みです。
最初は違和感と不安感があるようですが、使い続けるうちに快適になるという声も多数あります。
また、最近では吸水ショーツといって、ショーツ自体が吸収体の役目を担うという画期的なものも注目を集めています。

さて、では今回もメインとなる布ナプキンはどんな役目をするのでしょうか。

使い方は一般的な紙ナプキンと一緒。
しかし、使用後はサニタリーボックスに捨てるという使い捨てのタイプとは違い、自分で洗い、再度使います。ショーツと扱いは変わりませんね。

その『洗って使う』ということを7年ほど前に友人に話したところ、はっきりと言葉にはしないものの、「自分で洗うとか汚いじゃん・・・」という心の声が漏れていました。
おそらく、生理の血をうんちと同じように考えているのです!!💩💩
え!?ということは、自分の子どもが大腸から出てくるイメージ!?と私の心のうちはメラメラと燃えていました🔥

そう、怒りの意味で。

彼女が、人生のどの段階でそのような考えを植え付けてしまったのかは定かではありませんが、やはり早い段階で『生理の血は赤ちゃんのベッド』と、大雑把ではあるものの、『大事なもの』であるということは知っておいて欲しいなと考えております。
だからこそ、生理は特別な扱いと解釈をしてもらいたいなとも思います。
生命を預かる場所ですからね!!
不妊の原因の一つに、紙ナプキンやタンポンの使用が関係しているとも言われておりますから。

というわけで、その生理をゴミという扱いをしてしまう(偏見?)紙ナプキンよりも、自分で観察し、洗い落とす布ナプキンを推奨しています。

布ナプキンの最大のメリットは、

・健康になれる
・経血コントロールができる
・肌トラブルがない
・生理の日数が減る
・生理中の冷えがない
・嫌な匂いが出ない
・ゴミが出ない  など

『洗うという手間』はたくさんのメリットを生んでいるのです✨

紙ナプキンと布ナプキンについてはこちらの記事に詳しく書いています。

今回、私が参加した講師の方は、布ナプキンがいかに素敵なアイテムなのかを愛情たっぷりに話されていました。
しかも、その方は夜な夜なご自身で布ナプキンを手作りされていらっしゃるのです。

私ももちろん買ってきました💓


フォルダー付きナプキン(左)と防水シート(右)
それぞれの裏面

ユニコーンですよ?可愛くないですか??🦄
もうこれだけで次回の生理が楽しみになれちゃうんです。

生理の日は女の子の日。
痛いだけじゃない。もっと特別なハッピーな日にしませんか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?