いいタイトルには「潔さ」と「驚き」がある
こんにちは、くろめがです。
前回はタイトルって思ってるより大事なんだぞー!という話をしました。
今回は、じゃあ具体的にいいタイトルってなんなのか?について考えていこうと思います。
私的!独断と偏見で選ぶ、良きタイトルのベストセラー3選
ではさっそく、タイトルにインパクトのあるベストセラーをいくつか見てみましょう。
みなさんも一度は目にしたことがあるであろうものを引っ張ってきました。どれも私の愛読書です。
その①
こちらは個人的にすごく参考にさせてもらっている本なのですが(笑)タイトルが非常にシンプルかつ端的に本の内容を表現していますね。
それでいて「なんで?」とか「それってどうやるの?」とか、そういった興味を引くようなアイキャッチの役割もきちんと果たしています。
(「トヨタ」という有名企業が引きになっているっていうのもありますが、それを差し引いてもいいタイトルです)
その②
潔(いさぎよ)し!大胆で端的!あとみんな大好き数字も入っていますね。
また改めて別の記事で紹介するかもですが、タイトルに数字を入れるのも読者に好まれます。みなさんも「〇〇好きなら使ってほしい3つの✕✕」とか見ちゃうでしょ?(笑)
「話し方が9割ってなんぞい?」と興味を持てるし、「わしゃトークベタなんじゃ!どんな話し方すればいいんじゃい!」と中身にまで興味を持っていけるパワーがあるタイトルです。
その③
これはタイトルだけじゃなくて内容も激押ししたい良本なのですが(笑)今回はタイトルを解説します。
見てわかる
迷わず決まる
3色だけで
センスのいい色
パワーワードのオンパレードですね(笑)え!3色「だけ」でセンスよくなれるの?!という驚きのあるキャッチです。
使ったらどんないいことが起こるのか、タイトルで表してくれているのもいいですね。
売れるタイトルに共通するのはズバリ「潔さ」と「驚き」
さて、ここまで紹介してきて、勘のよろしい方はだんだんわかってきたのではないでしょうか。
いいタイトルとは…
中身を読まなくても著者が何を伝えたいのかがひと目でわかる。でも、具体的にどうしたらいいのかは読まないとわからない。
この2つを併せ持っているものだと言えます。というか、私はそう考えています(笑)
読まなくてもわかる。つまり、簡潔さ、ある種の潔さ、シンプルさですね。
そして目にした瞬間に「え、なんでそんなこと言うの?」「え、じゃあどうしたらいいの?」「え、そんないいことがあるの?」という(どんな種類でもいいですが)ある種の驚きを喚起させるようなもの。
それが引きの強いタイトルなのです。
当たり前っぽく聞こえますが、意外とふわーっとしたタイトルをつけてしまってもったいない事になっている人は多いと思います。
ひとつのメッセージしか伝えられないとしたら、何を書きますか?
さて、ここで質問なのですが、みなさんが何か書くとき、コンテンツが読者にどう見えるか、どのくらい考えながら書いていますか?
シンプルであるためには、あれやこれやをタイトルに盛り込むことはできませんね。
あなたがその本、その記事を通して、読者にどうしても伝えたいメッセージってなんでしょうか?ひとつだけしか伝えられないとしたら、何を伝えたいですか?
いいタイトルを作るためには「何を書こうかな?」と考える段階で押さえるべきポイントがあります。
次回は読者に刺さるコンテンツの書き方をお伝えしたいと思います。(それがいいタイトル作りにもつながります)
気になる方はぜひフォローしてお待ちください。
それでは、またお会いしましょう。
くろめが
【追記】
2023年1月17日、こちらの記事が公式マガジンで紹介されました!
感無量!これからもがんばります^^
音声配信はこちら↓
スタエフ投稿では、いいタイトルの例としてフォロワー/望月さんの、こちらの記事も紹介させていただいています↓
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