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五芒星小儀式をやってみた結果と考察。やり方。

「五芒星小儀式」をご存知だろうか。
これは黄金の夜明け団(GD)の魔術では初学者の学習科目にもなっているほど基礎の儀式である。

なぜなら殆どの儀式のはじめとおわりにこれをやることが多い。
また急遽防御する、場を清める、悪を遠ざけるために使用することが多い。とても実用的なのだ。

実はわたしも朝夕の祈りで使用している。
また、大事な儀式をする際は必ずこの儀式を使用している。
今回は使用した結果どうなのか?ということを踏まえて記していく。

五芒星小儀式とは?

五芒星小儀式は、四方にいるエレメントを召喚したり退去させたりするため、召喚と退去のふたつがある。

使用頻度としては退去の方が多いかもしれない。
穢れを清めて邪悪なものを祓うから、五芒星小儀式の退去は、それ単体で使用できる。

日本式に言えば、九字切りや、マントラなどの退魔法に近い。どちらかと言えば物質的な問題よりも、霊的な目に見えないものを退去させる方が得意である。(物質や人間の悪意や思念は、他に得意な儀式がある)

それとは別に、召喚と退去のワンセットで行う場合もある。
わたしが朝夕にやっている祈りは、朝に召喚して夕に退去させることで、1日守ってくれる、すなわち防御の意味がある。

また、大事な儀式のはじまりに召喚を、おわりに退去を行うことで、その儀式を守るという意味がある。
注意してほしいのは、召喚したら必ず退去させることである。また、人に向かって(または第三者の浄化のために)使用することはできない。

さて、以下からわたしがやってみた結果と考察を記す。

朝夕の祈り

これを始めたのはいつの時からか…。もう何年もやっているので慣れてしまった。やらないと落ち着かない、歯磨きのようなものだ。

朝に召喚をする時は、身体の中が「目覚める」ようだ。
それは、この儀式が東西南北のそれぞれの方角を向くことも、身体の細胞に響き渡るような低音で神聖四文字(神の名)を唱えることも。
この儀式全てにおいて「目覚める」要素があり、結果、身体の中は清々しく、毒素を抜かれた麻袋のようになる。

ここで朝と書いているが、私の場合の朝はとても遅い時間である。厳密に言うならば「起きてすぐ」に召喚をする、となる。従って、例えば夜生活を営む人でも起きてすぐは召喚の儀にあたることを注意して頂きたい。

また、夕に退去をする時は、身体の中が「軽くなる」ようだ。
そもそも退去の儀はそれ単体でも行える、退魔法である。つまり体の中と外(特にアストラル位までの霊体)を素早く浄化し、邪悪なものを立ち去らせる。一日の生活の中の邪念をリセットするような感覚だ。

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