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スペイン・ポルトガル旅 〜ポルトガル編〜

こちら、準備編です。

こちら、スペイン編です。

旅の後半、ポルトガル一人旅。ポルトから徐々に南下してリスボンへ向かう。
とはいいつつ、残り2/3ほどあるので後半…?後半か…?
ともかく旅の記録にお付き合いください。

6日目

友人と別れて、ポルト行きの飛行機に乗り込む。
LCCのVuelingを利用したけど、チェックインがセルフなのはLCCあるある。荷物の預け入れもセルフでちょっとびっくりした。でも自分でレシート出すの楽しー!!!お仕事体験みたいで面白かった。
到着してチェックイン。最寄りの駅で物乞いに絡まれ、スーパーの治安の悪さにビビり散らかしていたところ、ホテルの部屋が1階でいやーー!!!??ってなった。滅茶苦茶窓から侵入されそう!!!
そんなことはなかったのだけど、初日は安眠できなかった。人間、慣れるもので翌日からは治安最悪スーパーで買い物もしたし、爆睡もした。

7日目

アヴェイロに行きますわよ!!!
水の都・アヴェイロ。夏の時期は傘祭りの開催されているアゲダというところの玄関口にもなる街。

なんか最初は傘祭り見に行こうかな~と思ってたんだけど、アゲダの芸術祭のメイン時期は終わっちゃってるし、無理に行くよりもアヴェイロをしっかり見たいなって思って取り止めました。日本でも最近傘祭りと同じレイアウトは見られるけど、南欧の青い空と強い日差しで見る傘祭りはそれは綺麗だっただろうな。いつかまたの機会に。
とは言いつつ、行きてぇからアヴェイロの前にコスタ・ノヴァに行きます。アヴェイロをしっかり見たいって言ってなかった?
アヴェイロからバスで約40分。お家芸の電車の遅延に巻き込まれ、予定していたバスには乗れず、時刻表を見せてもらったら調べていた時刻表と違い、すべてが私を混乱させに来たものの(途中で気付いたが2つのバス会社のカウンターが隣り合っており、私が事前に見ていたのはもう1社の方の時刻表だった)、とにかく時刻表の次のバスを待つ。
だが、来ない。何故?
聞いたら、「来てないものは出発できないよね~。多分どこかで遅れてるんだよ」と言われ、それはそうだが…!?日本の定時運行に慣らされきっていた私が間違いでございました。定期的に日本の交通機関への感謝が沸き上がる。
とにかくどうにか辿り着いたコスタ・ノヴァ、滅茶苦茶映え街だ~!!!!

縞模様が浮いて見えない街ってすごい

こういう塗り方の家でない家もちょこちょこあったので、完全に個人の裁量に任せてるのかな。海沿いの街なので定期的に塗り直す必要があるだろうし、大変だな。
バカンスの街のようで、別荘や長期滞在用のアパートが多そうで、普通に1か月くらい過ごせそう。そこまで騒がしくもないし、居心地いいところだったな。
ただ、アヴェイロに戻るので、滞在時間は1時間程度です。RTAか?

アヴェイロの水路

アヴェイロ、水路が街の真ん中に走っていて、その周りが賑やかな通りであったりショッピングモールだったりで栄えていて、ベネチアを想像して来たけど、これはこれで活気があってよかった。人が生きてる街、って感じ。
街歩きしつつ、アヴェイロの銘菓Ovos Molesを食べる。日本の最中みたいなもの、と聞いていたけど、最中よりも皮がしっとりしていて、中身の餡?クリーム?も洋菓子だ……いや、ポルトガルのお菓子だから洋菓子なんだけど。私は皮がパリパリしているのが好きなので、最中の方が好きかな。
そしてポルトに帰ります。帰りの電車は遅れなかった。いや、数分は遅れていたかも。早速数分の遅れは許容範囲になりつつある。

8日目

ポルト、思っていたよりも観光名所がたくさんあって、徒歩圏内と言えどそこそこ距離もあるので、正直1日だと足りなかったかも。
そして人が多い…。8月のバカンスシーズンに南欧に来たのは初めてだけど、正直融通きくなら別の時期がいいな。何をするにもどこに行くにも人が多すぎて並ぶし。
個人的にLeitaria da Quinta do Paçoのエクレアがすごくおいしくて滞在中2回行った。もっと行きたかったけど、他にも食べたいものがあったのでおやつ代わりになるくらいしか買えなかったのが残念。
夕日が沈む景色を撮りに行こうと展望台に向かって、夕焼けを眺めていたら夕日が沈むタイミングで拍手沸き起こって、もしかして毎日こうなんですか!?ポルトの観光客、陽気すぎ。

何故か拍手が沸き起こる直前

滞在中、一度だけポルトの象徴でもあるドン・ルイス1世橋を歩いて渡ったんだけど、高所恐怖症にはあまりにも無理すぎた。2回目以降は絶対に電車に乗って渡った。というか坂がキツいからあちこちで想像以上に高さがあって高所恐怖症には住めねぇ…!!!ってなっちゃった。
下調べが足りなくて、行こうと思っていた場所がいくつか日曜休みで行き逃しちゃったので、またいつか行くことがあったら再度挑戦してみたい。

これは日が落ちた後、派手ではないけど良い夜景だった

9日目

ポルトからコインブラに向かいます。はじめて1等車に乗ったんだけど、2等車ではパスポートチェックされたのに、何故かこちらでは名前の確認だけだった。
ちょっと迷ってたファド!聞きに行った。観光客向けに早めの時間からファドだけを聞かせてくれるFado ao Centroというところがあって、日本から予約して行きました。
めっっっっちゃよかった!コインブラのファドは他の地域と違う特色がいくつかあって、特にコインブラ大学の男子生徒が女子生徒に向かって歌ったという発祥(諸説あり)から男性でのみ構成されるというところが一番の違いだと思うけど、私は男声の歌が好きなので好きなとこだけつまみ食いしてる気分だった。

あ!日本だ!と思って撮った写真

もちろん女声のファドにはそれにしかない魅力もあるだろうけど、個人的にははじめにこれを聞けてよかったな。
個人的にコインブラの街、めっちゃ好きかも。泊まっていたホテルから街が本当に綺麗に見えたのもあるけど、規模感といい距離感といい混雑度合いといいちょうどいい。
ポルトガルはヨーロッパの中ではかなり治安のいい国だとは思うけど、しっかり滞在した3都市の中ではコインブラが一番治安いいな~って感じた。

この目に見える範囲で街が完結してる感じが好きなのかも
実際はこの丘以外にも街は広がっているけど

10日目

旅のメイン!!コインブラ大学のジョアニア図書館。
ここに来るためにポルトガル旅行を組んだといっても過言ではない。
ゆえにお察しの通りポルトガル旅行の旅程は結構ガバガバ。直近に予約を取ったものがいくつもある。そしてあらゆることに下調べが足りていない…。
大学内の他の施設も回れるチケットだったので、図書館以外にも色々行った。色々修理中だったのは大学が夏休み期間中だから?
ジョアニア図書館は行けてよかったな。今まで行った他の図書館にはない、この図書館が一番の何かがあるかと言われればそうではないけど、ここに行けたというだけで嬉しいよ。

滅茶苦茶外観工事中の図書館

図書館は満足することがわかりきっていたのですが、それ以外の施設も面白かった。外から見ると割と白くてどっしりした建物でそこまで華美だと感じなかったけど、中に入ると装飾がしっかりしていて手が込んでいたり。
個人的にはCabinet of Curiositiesが小さな展示場みたいで楽しかったな。
これを作成した時の映像も残ってたけど、ちょくちょく現場猫案件が出てくる。ローリングタワーに乗ったまま移動すな!!

Cabinet of Curiosities

11日目

コインブラからリスボンへ。
暗くなる前まで街をぶらぶら。
ポルトもコインブラもリスボンも坂が多い街だな~。リスボンは街を南北に通る大通りはそこまでの傾斜じゃないのでまだ歩きやすくていい。東西方向になると急に傾斜がきつくなるので、街中に展望台があってそれはそれで面白い構造だね。

サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台から

元気に歩いていたら普通にViva Viagem(リスボンの乗車カード)をどこかに落としててちょっと泣いた。私の約2€……😭

これに乗りたい人が列を成していた

12日目

日本にいる時に漠然とファティマ…行ってみてぇなぁ…という気持ちになり、ならあの辺りの街もまとめて回りてぇなぁ……でもめっちゃ便が悪い……と悩んでいたところ、1日がかりで色々な地を巡れるツアーがあるとのことで参加を決めました。結構ギリギリまで参加するか悩んでたんだけど、事前に諸々問合せした時に、返事も早いし対応もよくてこの会社…好…♡という気持ちになったので、最後の一押しはそこでした。

事前のお知らせではリスボン市内のホテルを回って、という話だったけど全員同じ場所に集合して同じ場所に解散した。ホテルがそこから近かったので、正直すごい助かった。
まず目的地へ向かう前に、ツアーバス恒例お土産売り場へ連行される。ポルトガルでもあるんだ、こういうの…。
さて、ファティマです。ウワー!!!!人!!!!ヤバ!!!!!ガチだ!!!!!(ガチだよ)
この人の多さ、普段からそうなのかもだし、バカンスシーズンだというのもあるかもだし、ポルトガルには直前にローマ教皇が来訪していたのも関係してるのかも?

バカでかい広場にハチャメチャに人がいる

全然信仰心とかないけどここにいていいんですか?なんかみんなろうそく持って並んでるし膝で地面を歩いてるし、街中の教会とは雰囲気が全く違う。
そしてファティマって本当にあの出来事が街を潤してるんだなとしみじみ感じる。地理的にも発展する要素はあまりないし、近隣の街を見ても大きな街にはなりづらい土地だろうに、その割に街はすごく栄えている。
他の聖地ってどんな感じなんだろうな~。聖地だけどバチカンはちょっとまた違うし。
そして次はバターリャへ。ここの修道院、無料エリアしか案内されないと聞いていたので、事前に別行動していいかを問合せしてたんだけど「時間が短いから無理」って回答だったので、若干諦めモードだったところ、やっぱり諦めきれねぇ!!!と出発前にガイドさんに聞いたら「時間が短いけど戻ってこれるなら」と言われたので、慌ててバスの中でチケットを取った。当日チケットは本当どこも売ってなくて焦った…。ただ、事前にチケットを買っておかないと現地のチケット売り場が結構並んでいたので間に合わなかったかも。英断すぎて自分を褒めちゃお!えらい!!
上記の通り強行したバターリャ修道院、本当によかった。ステンドグラスの光が鮮やかで、差し込む色は綺麗なぼやけ方をしていて、そして未完成の礼拝堂の装飾の素晴らしさ。

この光の入り方がとても好き

普通に時間が足りなかったので、かつてないほど早歩きした。最終的にバスまで走った。
またじっくり時間をかけて行きたいな~!

めちゃ良かった

そして次はナザレへ。海だーーーーー!!!!!
海岸沿いに駐車してそのまま海岸で30分ほど。私は海が好きだから全然苦じゃないけど、買い物や街歩きをしたいとこの時間何…?ってなりそう。
そして最後にオビドスへ。
オビドス、めっちゃ好きかも。本当に小さな街が城壁に囲まれていて、建物すべてに統一感がある。テーマパークみたいだった。

街の色味が統一されててso good

街の突き当りに教会を利用した本屋があるんだけど、これ神殿から商人追い出したキリストもラリアットしてくるレベルじゃない?大丈夫?個人的にはなかなかない体験で面白かったけど。

ラリアットされないことを祈ります

思っていたよりも早い時刻に解散できたので、スーパーでお土産探し。ちょうどいいポルトガル産のお菓子とかってあんまりないんだな~。

13日目

は~~ぁ、ここまで来たからにはヨーロッパ最西端の地…見ちゃいますか…っと。ということで、ロカ岬に行くついでに途中のシントラでも観光します。
と、当初は考えていたんですよ。ただ、かなりの強行軍になるのでさすがに下調べをきちんとしようと思って、調べていたところ……ロカ岬行きのバスが周遊券(Train & Bus)に含まれなくなってる!!??ということは帰り乗るつもりだったカスカイスからの電車も含まれない(周遊券の案内にはカスカイスも名前が挙がっていますが、シントラ線とカスカイス線は別なので多分含まれない)……いや、これ無理じゃない!?
まぁ、行ってから考えるか…♪♪♪ということで、駅でシントラの観光に便利というシントラグリーンカードを購入し、シントラ駅に到着後バスに乗り込み一番混むというペーナ宮殿へ。
朝一に混むところは済ませよう、という魂胆だったんですが、グリーンカードのチケットとペーナ宮殿のチケットを引き換える必要があるため、窓口に行ったところ、宮殿には入れるのは16:30とのこと。え!!!???朝一ですけど!!!!????なんならまだ宮殿開いてもいないが!!!???
この時点でロカ岬行きの案は潰えた。
まぁ入れないものは仕方ないしな……ということで、近くのムーアの城塞へ向かう。
高所恐怖症が来るべきところではなかった。滅茶苦茶怖い!!!!!
何故なら崖の上に建てられた自然の地形を生かした城跡だから……景色は最高にいいが、とにかく怖い!!!!!早く地上に返して!!!!!
自分で登ったから自分で降りるしかないんですよね。チャンチャン…♪

わかるか、この高さがよ

生きて帰れたことに感謝しつつ、シントラの街へ戻る。バスの時刻表はあってないようなもので、この時に乗ったバスの運転手さんが滅茶苦茶オモロおじさんだったので、色々話したが、道も狭いし無料の駐車場に入るための観光客の車が列を成していて、時間通りに走れたことなんてないよ!!まぁ普段から時間通りに走ってないけどね!!ワハハ!!って言ってました。
オモロおじさんと別れ、街中にあるシントラ国立宮殿へ。増築に増築を重ねた建物らしく、建てられた時期によって建物の雰囲気がかなり違っていて面白かった。

シントラ国立宮殿の好きシャンデリア

次はレガレイラ宮殿に徒歩で向かう。シントラの中心部から徒歩で約10分ほど。
シントラグリーンカードには含まれていないので、ネットでチケットを取ったんだけど、ポルトガルの観光地にしては珍しく手数料がかかる。現地で買った方が割安なんだけど、この日はチケット売り場もそこそこ並んでいたので、あらかじめ買っといてよかったかも。この辺りは状況次第ですね。
一番有名なPoco Iniciaticoはとにかく長蛇の列。まぁ時間もあるし並んでみるか……ということで並んで入ったのだけど、ここは行けてよかったな~!

思ったよりも底が深くて一瞬慄きました

螺旋階段だけだと思って入ったら、思ったよりも洞窟部分が大きくて面白かった。出口と思ったらただの行き止まりとかあって、探検してる気分。

先が見えないのがワクワクする

最後にペーナ宮殿。宮殿だけは時間指定があるんだけど、そもそもその周りの庭園がハチャメチャに広い。さすがにこの時間までほぼ歩き通しで庭園を見回れるほど体力が残ってなかったんだけど、見てくれこれを。

左下しか回ってねぇ
(https://www.parquesdesintra.pt/media/haebcsyb/b-ppena-costas-pt-02-01.jpeg)
入口から30分歩かないと辿り着けない

ここだけでも1日潰せるかも。
宮殿の外は言わずもがな、中も結構奇抜で面白かった。タイルだらけの回廊めっちゃいいな~。
夕方前にリスボンへ帰り、お土産を物色。やっぱりなかなか人にあげやすいばらまき土産って見つからないな…。

教会によくある真っ白の回廊もいいけど、こういう装飾のある回廊ももちろんいい…!

14日目

ようやくリスボンの観光をする。リスボンカードを事前に購入し、メールで届いたバウチャー(来ないと思ったらinvoiceがバウチャーらしい)と交換。
実際交換したのはシントラで、交通機関や観光名所のいずれかで初めて利用開始した時点から24時間とのことなので、どこでいつ交換しても基本的には問題なさそう。
交通機関の乗り放題と観光名所の無料・割引制度があるので、使えるところで使い倒す。かなり大変な行程だったので、もうちょっと余裕持ちたかったな。でもリスボンの観光名所どこも夜までやってないんだよな~。
それでは見てください。リスボンRTAです。かなりうまく行った方だと思う。
8時頃:ホテルを出発
もう少し遅い時間でもよかったんだけど結果的にこれがよかった。
そしてバスの乗換をミスって明らかに治安がよろしくない地区を歩いて通ったのだけど朝で助かった~!!!
9時前:ジェロニモス修道院到着
リスボンカードを持っているので入口にそのまま並ぶ、この時点で列は20人ほど。
案内とか特にないんですが、リスボンカードは入場後にカードをかざす機械があるので普通に待機列に並んじゃって大丈夫(2023年8月現在)。

朝靄がすごいし列もすごい

9時半:ジェロニモス修道院
後ろは滅茶苦茶並んでいたが、担当者がゆったりしているために入るのにとても時間がかかる。
私は15分ほどで入場できたが、開く時間の9時半に到着していたら1時間くらいは余裕で待ちそう。
柱ひとつひとつの装飾が違ってまじまじと見てしまった。
普通の教会では閉鎖しがちな半地下のルート通れて楽しかったな~。

じっくり見てると一生終わらない

10時半:サンタマリア・デ・ベレン教会
ジェロニモス修道院の隣にある教会、ヴァスコ・ダ・ガマが葬られている。
ジェロニモス修道院を10時15分頃に見終わってそのまま教会の見学列に並んだのだけど、この直後からすごい並び始めたのでタイミングが良かった。

無造作に置かれたチャッカマン、二度見しちゃった

11時頃:発見のモニュメント、ベレンの塔
発見のモニュメント、思ってた5倍くらい大きかった。
そしてベレンの塔はジェロニモス修道院から思ってた3倍くらい遠かったね…。
高所恐怖症のため、そもそも塔に上がるつもりはなかったが、ここでも普通に1時間待ちとか書かれててやっぱり8月のバカンスシーズンに旅行するもんじゃねぇ!!!

思ってたより5倍大きかったやつ

11時半:ベレン地区出発
ポルトガルのお菓子、パステル・デ・ナタの有名店であるパステイシュ・デ・ベレンもこの地区にあるのですが、ちらっと見たら大行列だったのでやめだやめだ!!
朝一でジェロニモス修道院並ぶなら、8時から開店しているのでその前に買ってもよかったのかも。
バスでリスボン水族館へ向かいます。海沿いを走って1本で行けるのすごい。とはいいつつ、普通に1時間くらいかかる。
12時半:リスボン水族館到着
ここも大行列。そして思っていたよりも水族館は大きくない。
え…こんなに人入れるのか…?案の定、結構ぎゅうぎゅうでした。
規模感や展示の仕方は正直日本の水族館の方がしっかりしてるし、見応えがあるな~って思っちゃった。
まぁ、ただ、リスボン水族館にはラッコがいるので…!!!
鳥羽水族館のラッココーナー、年々混雑度合いが増してて耐えられねぇよ。

ラッコをゆっくり見たくて行ったとこある

お昼も水族館で済ませました。全然海産物関係ないカフェで、展示している生き物をもじった食べ物を提供する感覚って日本にしかないのかな?
15時半:国立アズレージョ博物館
たくさんアズレージョが見たいな、という軽い気持ちで行ったんだけど、ここは行けてよかった!
ただ貴重なアズレージョが展示されているだけじゃなくて、アズレージョの成り立ちや作り方が説明されていたり、タイルの見本に触れて凹凸を感じることができたり、面白かったな。

建物自体にも展示の一環?としてアズレージョが装飾されてて楽しめた

17時半:リスボン大聖堂
18時までなので滑り込みです!!!
あまり入ることのない入口上の楽廊(パイプオルガンが置いてある場所)やバラ窓のすぐ下の展望台に入れて楽しくなっちゃった。
この展望台は地上からはそこまで高くないけど、坂の上にある教会なので見晴らしがそこそこよくて私でも楽しめた。やった~!

ここの隙間に入れる教会って珍しいかも

18時半:LX Factory
工場跡を改装してオシャレなモールになっている場所、ということでちょっと見てみたかったので寄ってみる。
これ以降の時間はいわゆる観光名所といったところはほぼすべて閉まっている時間なので、RTAはほぼここで終わりです。
オシャレすぎてあんまりピンと来なかった。
19時半:A Provinciana
夜ご飯だ~!!!!ポルトガルの名物で既にタラは何度か食べていたのですが、イワシをまだ食べていなかったので、イワシが食べたくてここにした。
19時開店のお店に行ったら既に並んでいた。そして結構待った。
でもおいしかった~!!!丸焼きの魚食べたの久々すぎて、1匹目骨の取り方忘れてて丸ごと食べる蛮族みたいな食べ方しちゃった。

この後、頭からいきます

21時頃:そして帰宅
12時間以上観光していたらさすがに疲れた。
リスボンってこれは見とけ!って観光地が中央部にももちろんいくつもあるが、ちょっと離れたところにもありすぎじゃない!?
そしてまだ時間の読める地下鉄が通っていないので、必然時間の読めないバスを使うことになり、RTA観光には向いていないよな……いや、ヨーロッパでRTA観光に向いている国などどこもないと思いますが。
とにかく最初のジェロニモス修道院とサンタマリア・デ・ベレン教会にほぼ並ばず入れたのが大きかった。ここで1時間くらい並んでいてもおかしくなかったので、そうするとリスボン大聖堂には行けなかったかも。

15~16日目

午後に帰国の途に着きます。イヤッ…!!!!!帰りたくない…!!!!!!
行きとは逆に時差の関係で1日が短い。何だったら2日かけて帰ってきたことになっている。
到着してからも自宅に帰るまでが旅行だよ!!頑張らないと今日中に家に帰れず明日の仕事も欠勤することになるから頑張りたくないけど頑張って帰ります。
珍しく数分の遅れはあったものの、特に大きな問題もなく、思っていたよりも早い時間に自宅に辿り着けた。
やっぱり日本の交通機関がNo.1!!!!!!!

積乱雲が発達してる日本の夏の雲だ!!

総括

というよりももはや反省点。
ポルトガル、思っていたより予約できる場所・予約しておくべき場所が多かったし、下調べが足りてなかったな。
日本語だけで調べるとぱっと出てこないから英語でも調べておくべきだったし、公式サイトだけじゃなくてGoogle mapの口コミもしっかり見ておくべきだった。特にシントラ……。
せっかく来たんだし、で近郊の都市にも行きすぎたかも。長期の海外旅行が久々すぎて、なおかつ行ったことのない街ばかりで街の規模感がうまくつかめてなかったのもあって、ポルトとリスボンは行きそびれた場所がいくつかあるな~。
もっとこうすればよかった、というところが尽きない旅だったね。それもいい思い出にはなるけどさ。
あとはやっぱり個人的にはヨーロッパに行くなら8月は避けたい…。今の仕事の都合上、しばらくは長期休みが8月にしか取れなさそうなのがちょっと悩みどころ。
それはそれとして、ポルトガルはアズレージョの国というだけあって、建物自体に彩りがあるから綺麗な街並みだったな。本当に絵になる街ばかりだった。
ただ、おいしいと聞いていたご飯は全体的に塩気が強くて、あまり口には合わなかったかも。甘いものは結構好みだったんだけど。
 自分の采配のせいで、楽しかった!!とだけ単純に言えないのが少し残念だけど、それでも全体としてはやっぱり楽しかったな。
ひとつの旅を終えたばかりなのに、いつだってまた旅行に行きたいよ。色々行き終えたらまた是非ポルトガルにも再訪したいな。その時を楽しみにしています。

悔しいからシントラ攻略の記事も書くぜ!
旅行記はここでおわりです。

おまけのネコチャン🐱

戯れてたら人間はそこそこの傷を負った

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