いつかの東欧旅行
色々巡っているのをまとめたいなと思いつつも放置していたので、これからも少しずつ思い出しながら書いていけたらいいな。
つらつらと文章を書く楽しさもある。今回もよろしくお願いします。
プラハ・ウィーン・ブダペスト滞在編です。
9月14日 日本→プラハ
フィンエアーを使ってヘルシンキ経由でプラハ入り。
ヘルシンキ空港居心地よすぎて、いつか絶対フィンランドにも行くぞという気持ちが高まる。そもそも人生のTo doリストに「オーロラを見る」があるから行く気満々ではあるけどさ。
朝一で日本を発ったけれど、時差の関係もあり夜到着。
プラハって首都だけどそこまで規模が大きくなくて住みやすそうだな～。路面電車が走っているのも俺の地元（概念）って感じで好きだ。
9月15日 ドレスデン観光
どうしてプラハを見てないんですかねぇ！！！？？
翌日もプラハに滞在予定だったので、なら近郊に観光行くか…と思い立ってドレスデンに行く。なんとなくドイツ観光の実績解除もしたくて。私は人生をゲーム感覚で生きているんだ。今一番解除したい実績、「ちょっとしたパーティを開催する」。
往路はバス、復路は電車。旅って色んな乗り物乗りたくならない？一回の旅行で飛行機、船、電車、バスあたりが網羅されると嬉しくなっちゃう。
往路のバス、何故かぽつんと立つガソリンスタンドで突然給油を始めたり運転手が交代したりの謎運行だったけど、無事に着いたのでヨシ！！！！
海外で交通機関使うと感覚がガバガバになって日本に帰ってきて定時過密運行にKissしたくなるよ…chu♡
全然知らなかったんだけど、ドレスデンってあの絵があるところだったんだな……ドイツにいてサイゼリヤに思いを馳せることってあるんだ。
な～んも考えずに来たので、オクトーバーフェストがやってて楽しくお酒を飲んだりソーセージ食べたりアイス食べたりしつつ観光名所を回りつつ、ひとしきり楽しんでプラハに戻る……が、電車……遅延……オイ！！！ドイツの列車は正確なんじゃなかったのかい！！！？？？
わんこ（本物）vs. わんこ（ぬいぐるみ）、ﾌｧｲｯ！
ちょっと遅れて出発し、プラハに到着。フン、着いたからよしとしてやるか…！（感覚ガバガバ）
9月16日 プラハ観光
ようやく滞在地のプラハを観光。
でも海外旅行のドタバタってだいたい移動中だから、滞在地の観光ってそんなハチャメチャ起きないんだよね。いや、そもそも移動でも起きてほしくはないが。
チェコはアルフォンス・ミュシャの生まれた国なので、プラハには彼に関係した美術館などがある。それを見たくてプラハに滞在したこともあって、色々巡れてとても楽しかった。個人的にはプラハ城の聖ヴィート大聖堂がお気に入り。ステンドグラスで作られたミュシャの絵、ステンドグラスも好き、ミュシャの絵も好き、で好き×好きで最高だった。
夜ご飯を食べに行ったところで、何故か薔薇の花をもらい、陽気な状態でホテルに帰ることになったの謎すぎ。
未だにこの薔薇の花の件はよくわかっていないが、嬉しかったので旅の最中にドライフラワーにして今でも家に飾っている。
9月17日 プラハ→ウィーン
プラハからウィーンへ移動し、夜にはオーケストラを聞きに行くというなかなか詰め込んだ一日。
珍しくこの電車旅には特に問題なく。まぁチェココルナの使い切りには失敗したり、列車内でも指定座席に他人が座っているなど一悶着はあったけど些細なもんよ。
ウィーンに到着し、長めの滞在ということもあってアパートメントを予約しており、日本出発前にRPGのような指示書が送られてきていたので、指定の場所へ向かう。
指示通り、店員（普通の料理店、ホテルのフロントではない）に暗号を伝え、鍵をもらい、その際に扉の開け方のコツなども聞き、完全にRPGの主人公となって、部屋に入……なんか声が聞こえるんですけどぉ！！！！？？？誰！！！！？？？？
警察の番号を打ったスマホを片手にそーっと突入したところ、なんと貸主が気を効かせてか電気点いてる、ラジオ流れてる、窓開いてるの三拍子……やめろぉ！！！！嘘、ありがとね♡（情緒不安定）
窓から滅茶苦茶気持ちのいい風が入ってきてて笑っちゃった。
完全に緊張も解けたところで、ウィーンをうろうろ。
わ～、滅茶苦茶金のある都市って感じ！（最悪感想）音楽の都と呼ばれるだけあって、あちこちに楽器を背負った人がいる。
オーケストラ鑑賞の前にホテルのカフェで軽食。ここのカフェのブレンドティーがあまりにも美味しすぎて即購入を決める。2袋買ったけど、もっと買っておけばよかった…！今もちびちび飲んでいます。
オーケストラはたまたまそういう日だったようで、18世紀ヨーロッパで流行していたあの白い巻き毛のかつらと重厚な衣装を身に纏った楽団員が演奏してくれた。何も知らずにチケットを取ったのでステージ上に人が現れた瞬間、！！？？？と混乱したが、まぁそういう催しなんだろうな…で面白く鑑賞できた。演奏がいいとか悪いとかは正直わからないんだけど、クラシック音楽を聞くのは普通に好きなので、生演奏ってだけでも楽しかったし、目でも耳でも楽しめてよかった。
9月18日 メルク観光
今日一日空いてるな～……何しよっかな～……よっしゃ、メルク行こ！
思い立ってヴァッハウチケット（ウィーンとメルク・クレムスの往復電車、メルク修道院の入場券、ドナウ川クルーズが含まれる）を買い、ヴァッハウ地方へ小旅行に出かける。思い立って1日がかりの行程組むの止めよう？（前科ドレスデン）
ウィーンからメルクへは電車、メルクからクレムスをクルーズ、クレムスからウィーンへ電車という行程です。いや、本当1日がかりだが。
メルクはのどかな街の中にドン！と大きい修道院が山の上に建てられており、建物は色鮮やかでありながら雰囲気は厳かで、とても好きな街並みだった。有名な図書館も見られてよかった～。
ドナウ川クルーズはところどころ放送で名所案内がありつつ、クレムスへ向かいながら途中の街にも立ち寄って乗客が乗り降りする。船内で知り合ったおじさんにこの辺りのおいしいワインの話を聞かせてもらってクレムスで買って帰るよ～！と約束したので、言葉通りクレムスでお土産にワインを買う。ごめんおじさん、まだ飲んでない。保管はお店の人に言われた通りにしてるからまだ飲めると信じたい。
9月19日 ブラチスラバ観光
夜のオペラ鑑賞まで時間空いてるな～…何しよっかな～…よっしゃ、ブラチスラバ行こ！
チェコ、オーストリア、ハンガリーは滞在する予定があったけど、スロバキアは夜行列車で通過する予定しかなかったので、首都くらい見とこうぜ♪という軽い気持ちで計画した。思い立っての小旅行、2度あることは3度ある。
ふらっと電車のチケットを買い、ふらっとブラチスラバまで。車内で「Bratislava sightseeing」などと調べていたら、隣に座った乗客に色々と教えてもらったので、いくつか観光地を見てお昼を食べて帰ることにした。
一番有名かもね、と教えてもらった青の教会は、時間的に開いていなかったので中までは見られなかったけれど、映え～✨って感じだった。映えのためにブラチスラバまで来る人、いるか？
カメラを押し付けて撮っている姿は全然映えではない
夜にはウィーン国立歌劇場でオペラ鑑賞。割と良い席をとったので正装していく。このために…！荷物が重かったんだから…！！！
まぁ割と良い席を取ったということは本来はエスコートがあるとよいわけだけど、そんなものはさすがにないので一人で劇場内のバーで時間を潰していたところ、見かねた紳士に奢られる。やめろ！好きになっちゃうだろ！🥰
いつか見たいと思っている演目はやっぱりまだお預けだけど、オペラやっぱりいいな！アイドル（概念）が好きなので歌って踊る舞台が好きなのは変わらないけど、歌って演技するのはそれに気持ち的近いものがある。オペラで推しできちゃったら破産しちゃうよぉ。
9月20日 ウィーン観光
恐らく今回巡る街の中では、一番ウィーンが都会だろうということでお土産なども買っておく。
色々な国を巡ったけど、周囲の人に渡すくらいのお土産を買うならスーパーマーケットで買うのが地元のお土産感があって好き。まぁ値段の問題も大いにある。
ザッハトルテを発祥のお店で食べたりして優雅に時を過ごした後はウィーン少年合唱団を見に行く。
私も含めて日本人滅茶苦茶多かったけど、世界的に見ても日本で大人気！って感じなのかな。名前を聞くことも多いから一度本場で見てみたいって気持ちはﾁｮﾄﾜｶﾙ……。
鑑賞の結果、イマジナリー孫がたくさんできたので、ババァは通帳貯めとくな！！ショタコンが見たら死ぬかもしれないやつだった。
9月21日 ウィーン→ブダペスト
最後の滞在地、ブダペストへ向かう。まぁ案の定列車は遅れているわけだが。最初5分遅れとあり、フン…5分でも遅れを知らせるなんてやるじゃねぇの…と思っていたが、その後15分遅れ、30分遅れと細切れに分数を伸ばしていき、最終的に60分遅れで出発。オイ！！！！？？？その後、なんとかブダペストに到着。
東欧を一通り見てきてどこも食事に不満はないけど、ハンガリーの食事が一番口に合うかも！となった。
暗くなる前には到着できたので、ぷらぷら街歩き。ご飯を食べていたら、店員さんに夜の街も見た方がいい！とおすすめされたので、引き続きぷらぷら。
街の真ん中を走る川の西からブダ城を見るとライトアップされているのもあって綺麗に見えるな～。
ブダペストの国会議事堂が有名な観光名所だと知らず、何の予約もしていなかったので急遽翌日のツアーに参加することに。母語の日本語ツアーはなし！日常会話くらいならいける英語ツアー売り切れ！読み聞きはできるレベルのイタリア語ツアーも売り切れ！ロシア語ツアーある！ということでロシア語ツアーにする。挨拶くらいしかできんが！？
9月22日 ブダペスト観光
午前中、マーチャーシュ聖堂へ。前日に街歩きした時に屋根が可愛い教会だ！じっくり見てぇ！！と思っていたので。外観だけで言うなら今まで行った教会の中でもかなり上位に入る。
メンカラーに合っていると思います
（都市のメンカラーって何？）
結構色んな色が取り入れられているのがより好きポイント
午後になったら国会議事堂ツアーだ！聖イシュトヴァーンの王冠があるんだって！世界史でやった！！
ロシア語ツアーなので、日本人はおろかアジア人もいねぇ！当たり前！！ただ、理解度0%の覚悟で臨んだところ、ガイドさんの発音がはっきりしていたのと、現物を見ながらの説明だったので、理解度30%くらいで助かりました。
建物自体も豪華絢爛だったけれど、一層きらきらしている聖イシュトヴァーンの王冠は衛兵に守られて、写真撮影も不可。はぇ～、ルパンとか怪盗キッドとか来そう。
前日にふらっと決めて来たけど、来てよかった～！
観光はこの日で終わり。
夜にプラハまで行く夜行列車に乗車。3人部屋のところが相乗りする相手がおらず、意図せず個室に。やった～！！！！
好き放題にコンパートメントを荒らしつつ、就寝。
9月23～24日 プラハ→日本
夜行列車のはずなのに何故か遅れて到着する。いや、何で？深夜に途中駅で時間調整で停止してたじゃん…？
海外の列車事情の謎がより深まったところで、ちょっと急いで空港へ。
行きと同じく、ヘルシンキ経由で日本へ帰ります。
帰国すると毎回初めにうどんかお茶漬け食べちゃう。ただいま！
総括
すべての国で言葉と通貨が違うの、結構混乱するかも！でもやっぱりその国の挨拶くらいは覚えて行きたいよね。
東欧とひとくくりしたけど、国によってかなり雰囲気が違って周遊旅行にしたのはよかったかなって個人的には思います。
時期もよかったな。いつもは夏休みの都合上、7～8月に長期で出かけることが多いんだけど、この旅は9月に行って、ヨーロッパは9月の方が過ごしやすくていいかも！って思った。
教会めぐりが好きで、色々な国の色々な教会に行ってきたけど、各宗派の総本山から地理的に少し離れているためなのか、他宗派や他教の影響を受けたのかはわからないけど、その国独自の雰囲気のようなものがあって、東欧の教会結構好きだな。
食事は前述した通り、ハンガリーの食事が一番口に合いました。でもどこもまずいとかはなかった。これは完全に好みかもね。
思い出しても楽しかったな～！いつかまた行けたらいいな。
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