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スモールカンパニーの生存戦略~柔軟性を持て~

私が経営する㈱クロコは1月で無事に創業から半年を迎えることができました。個人的にはとてもうれしいです。

この半年で当社が行った生存戦略を公開します。今後起業をお考えの方、参考になれば幸いです。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

本日の谷田部の流儀は、【スモールカンパニーの生存戦略~柔軟性を持て~】について書きたいと思います。

本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・今年こそ起業したいとお考えの方
・今経営が苦しいとお考えのスモールカンパニー経営者

株式会社クロコの半年

創業当初、採用ピッチ資料作成を士業界専門に行おうと思い起業。

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1か月後、士業の先生から、どうせ採用に絡むなら人材紹介免許が無いと信用できないとご教示いただき、人材紹介免許取得(オフィスを借りたり、要件を整えるの結構大変…)

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3か月後、免許取得したが、今度は事業再生を営業の立場から立て直してほしいと依頼を頂く。

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5か月後、経営コンサルタントとして、リストラクチャリング、経営企画を主としたコンサルティング事業を主としている。

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6か月後、今ここです。今後の事業展開は全くわかりません(笑)

如何でしょうか?創業当初と今を比べると半年でよくもまぁここまで業務内容が変わったなと自分でも感心しています(笑)

カッコつけるな、生き残る事だけを考えろ

今が会社として、事業として順調かはわかりません。

事業計画は恥ずかしながら特に決めていないのです。

存在している計画は、1年目は生き残る事だけを考えるということです。

あ、でも2年目、3年目はもうちょっとちゃんとした計画があります。(笑)

創業1年で廃業する確率は30%です。3割バッターです。結構怖いです。打たれたら終わりなので。

株式会社クロコの生存戦略

1.借入をしない。
2.事業内容を決めない。(人材を中心とした事業)
3.信頼を積み重ねる。

上記1つずつ解説します。

1.借入をしない

これは事業内容を明確に決めていないためです。借入をしてしまうと大きく会社の事業を変えることができません。

私はスモールカンパニーというのは柔軟性とスピードが全てだと思っています。その時、借り入れというのは重しに感じてしまうからです。

実際に借り入れにより事業スピードを上げるという方法はあると思いますが、私は人材関連ビジネスなので、初期投資は基本的に少額か、又は全く必要としない事業なので不要です。

※現代のビジネスであれば正直借り入れをしなければいけない事業あるのかな?と思っています。

2.事業内容を決めない

株式会社クロコの事業内容を見ていただいてもわかるのですが、事業内容ちゃんと書いていません。(笑)

これは人材を中心とした事業ということ以外決めていないからです。

なぜかというと、お客様の要望に出来るだけオーダーメイドで答えるためです。

これもスモールカンパニーの特異性である柔軟性があるがゆえに出来ることかと思います。

逆にスモールカンパニーで事業内容を明確に決めてしまうと、お客様の要望に関してそのサービスでは期待に応えられるが、前後のニーズがくみ取れないので、結果としてサービス品質やクロスセルなどへの展開が遅くなってしまうと考えます。

3.信頼を積み重ねる

ここ一番重要かもしれません。

信頼を積み重ねるというとあいまいな言い方になるので、以下箇条書きにしてみました。

・すぐに報酬を要求しない。

サービスの価格は言い値です。(笑)お客様がこのサービスにどの程度の価値を感じてもらえているか測ることができます。

・提案内容や、サービス内容を事前にすべて公開する。情報の後出しはしない。

主に上記2点かと思います。

これもスモールカンパニーでないと出来ないことなので、その優位性を活かしました。


最後に

今回は半年という節目で投稿しましたが、これが1年、3年、5年とご報告できるようにゆるく頑張ります。

3年後の廃業率は50%。。。5割バッター、相手はメジャーリーガーです。

多分遅かれ早かれ打たれます(笑)、でもまたマウンドに立てばいいというマインドです。

改めて、起業をお考えの方に問います。

今在籍している会社は創業何年でしょうか?

あなたの在籍している会社は奇跡的に生き残った会社なのかもしれません。

では、そんな奇跡のような会社の生存戦略をあなたは理解していますか?

たまたま生き残ることは絶対にありません。世の中そんなに甘くありません。

起業に関する最高の教材はあなたの在籍している会社なのかもしれません。

以上です。
またよろしくお願いいたします。

株式会社クロコ 谷田部

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