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仮説検証思考~これからのビジネスを生きる為に~

本日は、仕事の中でよく扱われるキーワード【仮説】【検証】【思考】についてわかりやすくまとめてみました。

最近話題のマコなり社長の新サービスでも思考法や思考力について触れられていますが、私自身これからのビジネスを生きるうえでとても大切な考えだと思っているので、まだよくわからない方、自分は出来ていると思っている方、ぜひとも確認の意味も込めてお読みください。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

本日の谷田部の流儀は、【仮説検証思考~これからのビジネスを生きる為に~】について書きたいと思います。

本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・仕事が楽しくないと感じている方

仮説検証思考って?

まだファクトではない事象(未来)について、現時点で収集し得る情報を基に複数の可能性を仮定する事【仮説】であり、その仮説を証明するためにいくつかの条件(縛り)の下仮説を実施、効果測定を行う事【検証】。またそのような考え方を日常的に行うことができる【思考】。

よく勘違いをする方がいるのですが、仮説を立てるというと、現事業に関係のない仮説を出す人や、突拍子もないような仮説を出してくる方がいます。

しかし、仮説というのは【現時点で収集し得る情報を基に】未来を創造する事なので、如何に手持ちのカード(事業環境)を未来に対して組み合わせることができるかという一種のパズルに近いです。

なぜ仮説検証思考が重要なのか?

仮説検証思考が重要だと説明する中で、いくつかキーワードを出します。

・前例踏襲
・非トップダウン
・PDCA

このキーワードを交えながらご説明します。

①前例踏襲

まず、個人というよりも会社単位でこの仮説検証思考がうまくいっていない会社の例としては、
前例踏襲型の会社が当てはまります。

どういうことか?例えば何か社内で行動を起こそうとするとき必ずこれまで会社でやったことがある事なのか?やったことが無いのであれば基本的にネガティブという考え方です。

何が問題かというとこの会社の思考回路に慣れてしまうと先人の知恵に頼り結果として個人個人で考える力がなくなってしまうことです。

②非トップダウン

また、トップダウンではなく、ボトムアップ型の組織もまた仮説検証思考がうまくいきにくいです。

理由としては、以前の投稿でもお伝えしましたが、部下は基本的に楽をしたいと考えてしまう、その為まだ世の中にない仮説を立てることは心理的なハードルがものすごく高いため、結果として微妙な提案しか上には上がってきません。

③PDCA

最後に当たり前ですが、PDCAを回す癖のない会社(とりあえずやりました、そのあとはうやむやに…)もまた難しいです。

ではどうすればよいか?

例えばセールスの方を例にすると、セールスは常に顧客ニーズをくみ取る事が仕事になります。

ここで止まっているとお客様の声に耳をひたすら傾け、スピード感をもって要望にお応えするというのが重要になります。

ここに仮説検証思考を入れることで、顧客ニーズを見越した所謂ニード喚起(保険営業とかだと普通だと思いますが。)をどうしていけばよいか考えます。

・市場動向
・商品動向
・競合動向
・顧客動向

様々なヒントを基にお客様のニーズの変化やニーズの発出を予想できるかを考え、ジャーニーマップを作成し検証してみてください。

この仮説検証思考の一番良い点は、仕事が面白くなるという点です。

売り上げを上げる、生産性を上げるという事はもちろんですが、何よりも仮説が立証できた時の面白さは普段の仕事とは性質が違うものになるのでお勧めです。

最後に

この思考力については、個人個人、その所属する会社により大きく能力に差がつく部分です。

今一度自分の仕事の仕方について前例踏襲になっていないか、考えてみてください。

以上です。
またよろしくお願いいたします。

株式会社クロコ 谷田部

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