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在宅(フルリモート)という働き方~営業編~

昨年より【在宅】【リモートワーク】という言葉はすっかり一般化し、様々な場面で使われるようになりました。

日本ではなかなかリモートが定着しにくいのではないかという話が出ていますが、その理由を営業という立場で考えてみます。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

本日の谷田部の流儀は、【在宅(フルリモート)という働き方~営業編~】について書きたいと思います。

本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・会社ではリモートになったがなんだかんだ会社に出社してしまう方
・営業でリモートは相性が悪いと思っている方

営業とリモートワークの相性について

結論、日本的営業マンスタイル所謂GNP営業(義理・人情・プレゼント)とリモートワークの相性はめちゃくちゃ悪いです。。。※GNP営業知らない方は調べてみてください。

なぜか、【行動内容を定量的に測ることが困難であり、PDCAを回すことが不可能】だからです。

よく言う属人性が高いという表現も間違いではありません。

相性の良い営業の形

先ほどお伝えした、定量的に測れるというのが重要です。

実は営業プロセスというのは、定量化するには非常に長く不向きです。

その為営業プロセスをいくつか分業し、コンパクトな範囲で定量化する事でリモートワークでも十分に観測可能になります。

観測可能になるという事は、現状の分析ができ、どこを改善すればよいかがわかるという事です。

もう一つの重要な要素【雑談】

様々なメディアでリモートワークについて特集が組まれていたり、メリットデメリットが伝えられていますが、営業マンの側面で是非取り上げてほしい項目として【雑談】があります。

雑談と聞くと、皆さん無駄話や仕事に関係の無い話を思い浮かべる方も多いと思いますが、営業マンという側面ではこの社内外での雑談というのは非常に重要なのです。

雑談がもたらす効用としては、主に3つです。

1、ビジネスアイディアの創出
2、思考整理
3、心理的安全性の担保

一つずつ簡単に解説します。

1、ビジネスアイディアの創出

同僚と話をしているとき、お互いに今の業務の改善やサービスの改善を話しているときふと新サービスが湧き上がって来ることがあります。

MTG等のかしこまった場所じゃないからこそチャレンジング(無謀な(笑))な話が出来るのも雑談の魅力です。

2、思考整理

人間というのは、頭で考えているだけではもやもやとしてしまいます。

口に出すことで思考が整理され、改めて仕事に向き合うことができます。

とりとめのない話ですが実はストレスを抱え込まないようにするには必要な事だったりします。

3、心理的安全性の担保

業務時間中の会話が、業務依頼や、報告だけになっていませんか?

リモートワークだとチャットツールなどで端的な業務連絡が増えてしまう傾向にあります。

テキストベースの端的な業務連絡は非常に冷たい印象を相手に与えてしまいます。

感謝の気持ちや、相手の良い部分をほめてあげるなど、雑談によって相手にリラックス効果を与え、コミュニティへの帰属意識を高めることができます

逆に出来ていないと徐々に【私なんていなくても・・・、チャットツールに投稿するのが怖い・・・】など心理的安全性が低い状態に陥ってしまいます。

最後に

私個人としては、やはり雑談は重要な要素だと感じています。

その中で如何にリモートワークでその雑談の機会を作ることができるか、また同様の機会を別の方法で創出できるかがポイントだと思っています。

※関与させていただいているクライアント様でもチャットツールの使い方改善提案をさせていただいたところ、出社時と同レベルのコミュニケーションが取れているようで非常に喜ばれました。

以上です。
またよろしくお願いいたします。

株式会社クロコ 谷田部

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