理不尽(非合理的)の愛し方~寛容な心を育てる為に~
谷田部の流儀では、私自身が経験したことや、感じたことを日々投稿しているコラムになります。
今回は、社会人あるあるでもある理不尽や非合理的な物事への対処法について考えてみたいと思います。
実際に谷田部が体験した体験談もございます。
こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。
本日の谷田部の流儀は、【理不尽(非合理的)の愛し方~寛容な心を育てる為に~】について書きたいと思います。
本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・現時点、理不尽な物事に直面している方
・今の仕事をやる意味が解らないとお悩みの方
・合理的に生きていきたいと考えている方
理不尽(非合理的)の重要性
皆さんは、理不尽、非合理的と聞くと、仕事の場面で何を思い浮かべるでしょうか?
・上司からの無茶ぶり
・やる意味のないと思われる仕事
・パワハラ
人それぞれ思うことはあると思います。また、出来れば合理的に生きていきたいと思うのも自然な事ではないでしょうか?
しかし、世の中正論では生きていけないように、合理的な選択だけで生きていけるほど甘くないというのは薄々皆さん気づいていると思います。
その中で、理不尽さや非合理的な物事に対する対処法を身に着けることで特に会社において世渡り上手になることができます。
谷田部の体験談
私が、理不尽さに直面したのは、新卒で入社した証券会社です。何が理不尽だったかについて簡単に列挙します。
・ひたすらピンポン飛び込み営業 1日100件
・営業数字が未達だと普通に蹴られる、殴られる
・残業代、休日出勤手当なしの1日12時間、週6日勤務
いくら初な新卒といえども、さすがにこれは理不尽だろうと思っていたことを記憶しています。
その時に私が考えていたこととしては、多分この会社に長くいることは難しい(精神的にも肉体的にも)と薄々思っていたことです。
正直に言えば、ピンポン飛び込み営業なんてなんのロジックもない非合理的な営業手法なので、数字を作るという意味で言えば全く意味がありません。
私自身無駄な事が嫌いで、最短最速で物事を進めていきたいと思うタイプだったので、とても苦しんだことを覚えています。
しかし、ここで理不尽さを受け入れ、ピンポン飛び込み営業を色々と自分なりに分析して楽しみを見つけることでその理不尽さに対して寛容になることができました。
おそらくピンポン飛び込み営業というのは、本当に0からお客様になりそうな方と関係を構築し、商品を購入していただくという営業のプロセスを全て体験できる数少ない手法なんだと思い、営業研修だと思ってやっていました。(笑)
上記列挙したことは、今の社会では許される事ではない事もあります、私の新卒時代は10年前です。
その当時は、普通にあっただけで、今このような会社にいる方は絶対にすぐ辞めることをお勧めします。
最後に
理不尽さは、経験したほうが良いが、染まってはいけません。
世渡りをするのに必要なスキルですが、理不尽さを他人に押し付けてはいけません。
世の中から理不尽さは無くなりませんが、自分だけは理不尽な事はするまいと思って過ごしてほしいです。
理不尽さの怖いところは、そのこと自体が慣れることで当たり前に変化することです。
社会人になって慣れてしまったことはありませんか?
人を殴ることは普通ではありません、残業代や手当を支給しないのは普通ではありません。
理不尽さを愛せ、ただし理不尽になるな。
以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部
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