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起業するなら早い方がいい?~時間を味方につける~

最近、一回り以上年が離れた方から、起業するなら早めにした方がいいのか?という質問をもらいました。

この谷田部の流儀の読者の方でも起業するか悩んでいる方いらっしゃるのではないでしょうか?

私の答えを書きたいと思います。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

本日の谷田部の流儀は、【起業するなら早い方がいい?~時間を味方につける~】について書きたいと思います。

本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・起業しようか悩んでいる方
・サラリーマンの道か、起業の道か判断できない方へ

時間は敵ではなく、味方である。~投資の鉄則~

起業するのであれば早めにした方が良いのか?という問いに対して様々な条件を排除して答えを出すとすると、『早めがいい』という事になります。

理由としては、投資と同じで、基本的に時間を味方につけることで得られるメリットが大きいためです。

・会社の設立年数により対外的な信用が決まる
・経営者として得られる人脈は時間と共に増える
・事業リスクの判断は経営者としての経験値による。トライアンドエラー

覆せない時間という資産

わかりやすい例として、今回起業相談を受けた方が40代中盤の方だったのですが、仮に、その方が起業したとします。40代中盤で起業1年目です。

仮に私の会社が継続し、この方と同じ年齢になったとき、私の起業歴は10年を超えることになります。

では、同じ年齢で起業1年目と10年超では社会的に同じような信用を得ることが出来るでしょうか?

つまり、時間という資産はどんなに優秀な方であっても、覆すことのできない資産という事になります。

反対に、私の友人の経営者で、23歳で起業した方がおります。

その方は私の今の年齢(33歳)になるころには起業歴10年です。

経営者としての経験という点では絶対に叶わないという事です。

最後に~時間を敵に回さない~

私の周りの経営者で一部、時間を敵に回してしまっている方を見かけます。

それは、時間の持つ有用性を無視し、過剰な事業投資を行うことです。※ニューマーケットであれば市場を作るという点で事業投資は必要になります。

投資するという事は、それに見合うリターンが必要です。しかし、時間を無視することでリターンというのは不確実なものとなり、投資ではなく投機となってしまいます。

起業してすぐに活躍する経営者というのはフォーカスされやすく、起業する方が起業家とはこうあるべきだと思ってしまいますが、世の中の大半は、時間という資産を利用し少しづつ、信頼を作り、事業を安定させるという方法を取っています。

地味だから表には出ていないだけです。

あなたは、時間という資産をどのようにみていますか?時間は戻せません。いつ自分を投資しますか?

以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部

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