安くて良いモノ?サービスの本質とは?
有名人の著書には、より良いサービスをより安く、安く良いモノをお客様に提供するという事が書かれています。経営の本質、サービスの本質とは本当にそれだけなのでしょうか。
こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。
本日の谷田部の流儀は、【安くて良いモノ?サービスの本質】について書きたいと思います。
本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・利益を残したい方
・サービス業、接客業の方
安くて良いモノ?
私はこのキーワードを見たときに一番最初に浮かぶのはユニクロです。生活必需品である衣類をとても安く、どこでも手に入り、品質が一定であるからです。
なぜこのようなことが可能なのでしょうか?一つは生産方法がSPAつまり製造から販売まで一貫して行う点にあり、また全世界に生産拠点を持つことでコストや品質を一定に保つことが可能だからです。
しかしながら大前提としてそれが可能になった背景として、テクノロジーの発展がその基礎になっていると考えています。
今回のポイントは、テクノロジーの発展と覚えていただければと思います。
サービスの本質とは?
先ほどはユニクロの例を出しスケールが少々大きくなってしまいましたので、修正します。
よく個人事業主の方やスモールカンパニーの方で、これまでの既存のサービスを品質をそのままに、リーズナブルな価格帯で勝負したいという方が多くいらっしゃいます。
私はいつもそれは本質なのか?と疑問に思ってしまいます。
例えば、その既存サービス自体がテクノロジーの発展から取り残されている遺物のようなサービスで、現在の手法を使うことでコストを10分の1に抑えられるという話であれば別です。是非やった方がいいと思います。
しかし、現代においてそのようなサービスはだいぶ少なくなったのではないでしょうか。
そうなると利益を削り、安く提供するという方法しかなくなってしまいます。果たしてそれはどのような意味があるのでしょうか。
有名なゲーム理論の一つ、『囚人のジレンマ』の状況に陥る可能性が高いです。お互いに消耗するだけで何も良い点がないということです。
サービス業や接客業をやられている方で、もし競合に勝ちたい!競合のお客様をこちら側に呼びたいと思った際にまず値段を下げようと考えてしまった方は要注意です。
ではどうすれば良いでしょうか。
既存のサービスがリーチしていない領域を探せばいいと思います。つまりそもそも勝負しないという選択をするということです。
次回、その点について詳しく書いていきたいと思います。
以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部
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