日本の正体。同調圧力に支配された国
社会人になって、久しぶりに学生時代の友人と会うと、大体2つのパターンの人に会うことがあります。
①学生時代から全然変わらないね!
②学生時代と別人なんだけど
この差はどうして生まれるのでしょうか?
こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。
本日の谷田部の流儀は、【日本の正体。同調圧力に支配された国】について書きたいと思います。
本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・世の中に息苦しさを感じている方
同調圧力とは?
地域共同体や職場等ある特定のグループにおいて意思決定、合意形成を行う際に、少数意見を有する者に対して、暗黙に多数意見に合わせるように誘導することを指す。
日本って美しい国?
私は、半年前に独立開業しました。その時に強烈に覚えているのは、この同調圧力です。
・社会人になったらサラリーマンとしてコツコツとキャリアを重ねるべき。
・独立するのは変わった人。独立するのは普通ではない。
上記は直接言われたこともありますが、1番は社会全体が暗黙の了解として同調圧力がかかっていることです。
※そりゃ子供のころからサザエさんを見てきた世代からしたら、家庭があって、サラリーマンとして仕事をして、家に帰ったら晩酌してというのを見慣れ過ぎてしまい、自由な意思決定ができない世の中になっていると感じました。
同調圧力の例は他にも…
このほかにも、学生の場合は【いじめ】も立派な同調圧力が働いていることだと思います。
私はいじめっ子にもいじめられっ子にもなったことがありますが、よくわからないですもんねいじめる理由、いじめられる理由って、、明確に理由を説明できる人がいたらいじめもなくなると思いますが、、、
日本が戦争を行っていた時も強力な同調圧力によって日本人は統制され、無謀な計画であっても異議を唱える人もおらず敗戦しました。
神風特攻等は愛国心という名の同調圧力によって行われたことだと思いますので、この時代に生きていた人は本当に大変だったと想像します。
これは愚痴ですが、私はよく子供と電車に乗って出かけることが多いです。
その時によく感じることですが、本当に日本人に思いやりや礼儀正しさがあるのであれば、老人が電車に乗ってきたら我先に席を譲るという現象が発生するはずなのに、現実はそんなことないですよね。
それって、
席を譲る=普通の事ではなくちょっと特殊な事=特殊だから実行すると周りと違う行動になる=目立ちたくない=同調圧力発生=席を譲らない
ってことなんじゃないかなと思います。
誰も悪い事をしているわけではないですが、日本を思いやりのある国民性、礼儀正しさというひとくくりにするのはちょっと乱暴なんだろうなって思います。(完全に余談でした。)
成長できる人できない人
表題に戻りますが、社会人になって成長する人と、そうでない人の特徴ですが、そこにも同調圧力が関わってきます。
皆さんは、学生時代部活をしていましたか?ではその部活ではあなたは能動的に活動できていたでしょうか?
部活というのは自分がさぼっていても周りが盛り立てて一緒に頑張れるものです。私は一種の良い同調圧力だと思っています。
では社会人になるとどうでしょうか?部活のようにさぼっている自分を盛り立ててくれる人っていますか?
会社の先輩等で喝を入れてくれる人はいると思いますが、それは会社の為であって、人として成長するための喝を入れてくれる人は残念ながら社会人になった途端いなくなると思います。
その中で、同調圧力に慣れきっている人は、一人で頑張ることができません。
社会人になると、同調圧力が成長を阻害する要因になることがあります。
人材採用において
私は、現在転職支援のエージェントとして活動しています。また、以前は自社採用にも関わっており。様々な人とお会いして話を聞いております。
その時に必ず質問することが、『再現性のあるあなたの強みと弱みは何か?』です。
よく、面接で会社での実績をお話いただける人がいらっしゃるのですが、会社の実績は社会人にとってはあまり価値がありません。
会社の同調圧力による実績には価値がないのです。
会社ではなく、あなたがどのような環境においても発揮できる再現性のあるスキル、経験、行動に価値があると思っています。
そのためには、子供の時から慣れ親しんだ同調圧力から卒業し、個としての自分を大切にし行動することが求められます。
最後に、あなたの今の行動原理は何でしょうか?
・周りが頑張っているから?
・SNSではやっているから?
・なんとなく(周りに合わせるため)
上記に当てはまる方は今一度、この記事を読み返してみてください。
そしてできることから一つずつ実行していってください。
以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?