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壁打ちの重要性3選【ビジネスマン向け】

壁打ちというと、テニスなどの練習を連想される方もいらっしゃると思います。

今回はビジネスマン向けの壁打ち、所謂事前進捗報告やアイディア相談などをさします。

壁打ちの重要性について3つほど上げさせていただき、今後のビジネスのヒントになれば幸いです。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

本日の谷田部の流儀は、【壁打ちの重要性3選【ビジネスマン向け】】について書きたいと思います。

本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・いつも上司に怒られている方
・部下から突然主旨と違った提案ばかりを受けてイライラしている方

①仕事が楽になる

何と言っても壁打ちをすることで得られるメリット(上司・部下双方)としてはお互いの仕事が楽になることがあげられると思います。

仕事が楽になるとはどういったことか?

例を挙げるとすると、上司から1週間後のプレゼンまでに企画案を作成してほしいという要望を受けるとします。

あなたはどうしますか?

①1週間後企画案を上司に提出する。
②6日後に企画案を上司に提出する。
③3日後に草案を上司に提出する。

なんだか、夏休みの宿題いつやるか?みたいな話になりましたね。(笑)

あなたはこの①~③どのタイプですか?

壁打ちを許していただける上司の方であれば③が一番適切な進め方です。

なぜか?①についてはプレゼン当日にいきなり(仮)完成版を部下が持ってくるわけですがでは一度もチェックしていない資料でプレゼンできるでしょうか?

仕事というのは、上司と部下が常に共通認識をもって仕事に取り組むことが求められます。

その為にはディティールの確認などは必須と言えます。

その方がお互いに安心してお互いに仕事を任せることが出来、結果としてお互いが楽に仕事をできるようになります。

※時々自分で考えてから相談しろ!というタイプの方がいらっしゃいます。確かに考えるというのは大切ですので、あながち間違ってはいないです。

しかしながらあなた(上司)の考えていることを100%部下が理解していると勘違いしている方が多いです。

上司は部下に対してきちんと考えを伝えるという事は最低限行う必要があるのではないでしょうか?忖度というのは時代錯誤です。

②上司部下の関係性がわかる

ここでは、⑴上司サイド⑵部下サイドの視点で解説いたします。

⑴上司サイド

部下に仕事をお願いしてもなぜか私の意図と違うものを期日ぎりぎりに持ってくる・・・イライラ

→部下がきちんと相談しない、スケジュールが引けない無能な部下だからだ!怒

⑵部下サイド

この上司、いつも仕事頼んでくるのはいいけど、情報少ないし、会議ばっかり入ってて相談の時間ないし、ちょっと相談しても、もっと考えてからにしてとか言うし・・・イライラ

→全然協力してくれない状態でこっちは全力で仕事してるのにいつも文句ばっかり、無能な上司だ!(笑)

これはあくまで一例ですが、皆さんもこれまで上司サイド、部下サイドでこんな気持ちを抱えたことはありませんか?

この例では、職場の問題点として、心理的安全性が低い事を主因とする、コミュニケーション不全が挙げられます。

つまり、双方の業務能力に問題があるわけではなく、業務遂行のプロセスにおける壁打ちが出来ていない、壁打ちの有用性を理解していないことから発生していると考えられます。

③マネジメント能力が向上する

上記①②を理解したうえでこの壁打ちを利用することで、双方(部下・上司)のマネジメント能力が向上します。

上司は、相談しやすい環境整備(壁打ちの時間設置・1on1・意識的雑談)を意識することで部下の生産性向上を。

部下は、上司に対して細かな確認(意思疎通・壁打ち時間依頼)を依頼することで上司を嫌な思いをすることなくマネジメントすることが可能となります。※上司からすると有能な部下として映る。

このような環境が整うことで初めて、部下から起案(オリジナルな案)を相談してもらえる環境になり、よりよい提案が社内外で出来るようになります。

最後に

如何でしたでしょうか?壁打ちというとあまり重要視されない会社もあると思いますが、これを機に壁打ち始めてみませんか?

以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部

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