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【タイ旅行記】レトロで懐かしいタラートノイ。最高の旅の締めくくりを目指して。

終わりよければすべてよし。

そんな言葉があるように旅行の印象を左右するのは最後に訪れる場所かもしれません。

チャトゥチャックウィークエンドマーケットでお土産を買い終えたあと、向かったのは「タラートノイ」という場所。

日本で例えるなら東京の下北沢や大阪の茶屋町。古い街並みを残しつつ、その建物を改装したおしゃれなカフェが多く集まるエリアです。

最寄り駅はMRTフアランポーン駅。そこから徒歩10分、近くにはチャイナタウンがあり、その南西側の川沿い一帯を指します。

中国系移民の貿易拠点として発展し、タイと中国の文化が融合した街です。

どこを切り取っても絵になる街

古い街並みが残り、細かな路地が続くタラートノイ。「この道の先には何があるんだろう?」と好奇心をくすぐります。

地元の人が利用する市場がありました🍅

バイクの修理屋さんでは黙々と作業する姿が見られ、地元の人の生活感を感じます。

無造作に積まれた部品がアートっぽい🎨

しばらく街を歩くと古いレンガの壁際に停まったクラシックカーに出会います。タラートノイの人気フォトスポットで、この日もたくさんの人が撮影をしていました。

車種はイタリアのフィアット🇮🇹

タラートノイには、さまざまなウォールアートが描かれています。僕はすべてを見つけられませんでしたが、もしみなさんが訪れたときは「いくつ発見できるかな?」と街歩きを楽しんでくださいね。

朽ちた感じが廃墟っぽくていい🏙️

歩き疲れたらカフェでひとやすみ

数多くのカフェの中から選んだのは、チャオプラヤー川沿いにあるホン・シェン・コンです。

レジで注文をし、席を確保します。お会計をしたときに渡されるブザーが鳴ったら、商品を取りに行きましょう。

メニューには英語表記があるので安心です。もちろん指差し注文でも大丈夫ですよ。

このカフェの魅力は開放的なテラス席。庭園の緑に癒され、ゆったりと過ごせる空間です。

もしテラス席が空いてなかったとしても、がっかりしないでくださいね。

僕が行ったとき(土曜日の17時ごろ)には生演奏によるミニライブが開催されていました。

テラスは景色、店内は生演奏とどちらも楽しめますよ。

最高の旅の締めくくりを目指して

カフェ「ホン・シェン・コン」からすぐの場所にあるパヌランゼー桟橋

チャオプラヤー川に沈む夕日を見るのに絶好のポイントです。

タイは雨季に入ったばかり。旅行前には雨予報。連日の雨や突然のスコールを覚悟していました。

ところが雨が降ったのは1日目の30分間だけ。それきり雨に打たれることはありませんでした。本当にお天気に恵まれました。

そのかわり暑さに強いと思っていた僕でさえ「こりゃしんどい……」と思うほどの酷暑。彼女には少し無理をしてもらいました。

でも、遠くに沈む夕日にカメラを向けながら「この4日間、最高すぎ!」とはしゃぐ彼女。

たしかに旅行の疲れが吹き飛ぶほど、きれいな夕日です。

「暑いけど、よくがんばったね」と感謝の気持ちを伝え、夕日を背景に記念写真をパシャリ📸

その写真には、この旅行一番の笑顔が写っていました。

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