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僕が読書を習慣化するために実践したこと📚

「どうやって、そんなにたくさんの本を読んでるん?」と腕を組みながら問いかける友だち。

最近、僕が読書にハマっていることを知った友だちからの素朴な疑問でした。

この記事は、その友だちに読書の習慣化について話したことをまとめてみました。

習慣化とは優先順位を上げること

僕が読書の習慣化に成功した1番の要因は1日の行動の中で「本を読む」ことの優先順位を上げたことです。

優先順位を上げるといっても、なにも難しいことはありませんよ。

仕事が終わり、帰宅してから就寝するまでの過ごし方をほんのちょっと変えただけです。

これまでスマホやテレビをだらだら見ていた時間を減らし、その空いた時間に読書をしています。

「なんだ、そんなことか」と思いませんでしたか?

じつは僕の友だちも「たったそれだけ?」という顔をしていました。

習慣化のコツはすごくシンプルです。

自転車も漕ぎだしは力がいりますよね。でも、スピードに乗ってくるとペダルを漕ぐのが軽くなる。ある程度スピードが出たらペダルを漕がなくても勝手に進んでいく。

これが習慣化の感覚に似ています。

多くの人が途中で挫折してしまうのはスピードが出る前に漕ぐのをやめてしまうからなんです。

  • 無意識に本を読んでしまう

  • 本を読むのが苦痛でなくなる

  • 本を読むのが当たり前になる

こういう状態になるまでは意識的に本を読むクセをつけなければいけないと思います。

すると、いつしか生活の一部として、自分にとって欠かせないものへと変化していきます。

では、実際にどうすれば習慣化できるのか実践的なノウハウを紹介していきますね。

1か月で何冊読むか目標を決める

僕が最初に決めたのは1か月で何冊の本を読むかです。

「とりあえず本を読む習慣をつけよう」と漠然と取り組むか「毎月3冊は必ず本を読もう」と意識的に取り組むかでモチベーションが変わります。

【たとえば月3冊を目標にするなら】
人が1分間に読める文字数は400~600字だそうです。これは本の約1ページ分に相当します。

一般的な書籍は200~300ページ。1日30分の読書時間を確保すれば10日で1冊読め、1か月なら3冊読めます。

このように目標(ゴール)を設定しておくと「何日までに何ページ読んでおけば目標が達成できる」とペース配分が考えられます。

また、設定した目標は目の見える位置に貼っておきましょう。

目にするたびに「読書をしよう」と決意がわきあがります。

読書をする環境を整える

目標が決まれば読書をする環境を整えます。

①読書をする時間を決める
②読書をする場所を決める
③読書をさまたげる誘惑を絶つ

読書をする時間を決める

時間があったら本を読もうではなく、意識的に本を読む時間をつくることが習慣化には大切です。

僕の場合は夜ご飯を食べてからお風呂に入るまで(20時から23時まで)の3時間が自由時間。

そのうちの1時間を本を読む時間にすると決めました。

💡POINT💡
1日の自由時間を把握し、
その中から本を読む時間を確保する

読書をする場所を決める

読書を習慣化する前の僕は夜ご飯を食べ終わるとすぐにベッドでゴロゴロ。次第に眠くなってきて、そのままウトウト寝てしまうこともありました。

そうならないためにベッドへ直行するのを禁止し、イスに座って本を読むクセをつけました。

週末や休日前など帰宅が遅くなってもいいときは、まっすぐ家に帰らずカフェに立ち寄るのもおすすめです。

💡POINT💡
自宅に限らず
自分が集中できる場所を探す

読書をさまたげる誘惑を絶つ

僕の場合、読書をさまたげていたのは

  • SNSやアプリの更新通知

  • LINEやメールの受信通知

  • 友だちや家族からの着信

といったスマホから発せられる通知でした。

だから、僕はスマホの誘惑を遠ざけるために本を読むときはマナーモードにし、視界に入らず、手の届かない場所に置くことにしました。

💡POINT💡
ひと手間加えて誘惑を遠ざける

本をどれだけ読んだか進捗を記録する

読書をはじめたら、そのつど読んだページ数や読んだ本の冊数を記録しておくと

たとえば、200ページの本を10日で読むには1日20ページ読まないといけないですよね。

それを手帳やノートに20/200とか100/200とか書き込んでおく。すると予定よりも遅れているのか、進んでいるのかが一目でわかります。

予定より遅れていれば読む速度を早めたり、読む時間を増やしたりして調整できます。

また、20ページ以上読めた日には印をつけたり、シールを貼ったりすることで視覚的に達成感を得られます。

習慣化には小さな目標の達成を積み重ねが効果を発揮します。

手帳やノートに進捗を記録するのは効果的なので、ぜひ試してみてくださいね。

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